マジルミエは魔法少女➕光の意味。「全ての魔法少女に光を」という重本社長の願い(約束)を意味する。95話でようやくタイトル回収された。
このマンガははてブ常連なのでみんな知ってると思うし、作品語りは簡潔に。
それより「機械的なハイライトオフ少女が主人公達に絆されて表情豊かになる展開が好き侍」さんの話をします。
ジャンプ+のアプリのコメントページにいる「機械的なハイライトオフ少女が主人公達に絆されて表情豊かになる展開が好き侍」っていうアカウントの存在が面白かった
拙者こういう機械的なハイライトオフ少女が主人公達に絆されて表情豊かになる展開が好き侍
— ハイゼンベルク (@nyannyankonekon) 2022年4月17日
…参る#プリマジ pic.twitter.com/XnMpLUnecU
この作品には土刃さんというキャラクターがいる。
まさしく「機械的なハイライトオフ少女(社会人)」なのだが、まぁひと目見たときから明らかに主人公達に絆されて表情豊かになる展開がきそうとわかるキャラクターだった。
このキャラクターが登場したときから
「機械的なハイライトオフ少女が主人公達に絆されて表情豊かになる展開が好き侍」さんが毎回コメントを書き込むようになった。
この侍ニキは名前が独特ゆえに結構色んな人に認知されるようになったわけだが・・・。
機械的なハイライトオフ少女が主人公達に絆されて表情豊かになるようになるまでの展開
本編での土刃さんは、何度か主人公と良い展開になるものの、なかなか心を開くことはなかった。
なぜなら、土刃さんは主人公たちより圧倒的に格上の存在だったから。
土刃さんの強固な信念を揺るがすような強い信念を示すことが出来なかったから。
心を預けたり、思いをぶつけられるような対等の存在ではなかったから。
しかし、主人公たちは様々な仕事をこなしていくうちに力をつけていく。
しかもただ強くなるだけじゃなくて、自分の意志と言葉を持ち、土刃さんとは違った主張を持つようになる。
そういった極めて王道的な展開を経て、
土刃さんがピンチに陥った時に、手を差し伸べられる展開が訪れる。
ついに土刃さんは己の心の内を主人公に打ち明け、主人公もその思いを受け止め、逆に自分の心をぶつける。
心を打ち明けた上で協力関係を結ぶようになる。
ついに74話にて「機械的なハイライトオフ少女が主人公達に絆されて表情豊かになる展開」が訪れる
「プリ◯◯はあなたのいうとおりフィクションです。
でも、フィクションは私達に勇気をくれました。」「フィクションは所詮フィクションです。そこからの勇気なんて」
「今から立って仲間から勇気はもらえる。
私があなたのプリ◯◯になるから!だから一緒にやりましょう!」
わあ・・・栗本薫(中島梓)の「わが心のフラッシュマン」で描かれたロマン主義宣言だ!
展開はわかってても、私の一番好きな部分をえぐってくるじゃないですか。
予測可能回避不可能な気持ちよさだった。
何から何まで予定調和的。
しかし、予見可能性が高いためストレスが低く、それでいてしっかり熱いシナリオだった。
みんながそういう展開になることを期待していて
その期待に応えるシナリオが展開して
その上でちょっぴり期待を上回るようなシーンを見せてくれた。
Webコミックとして理想的な展開だと思う。
コメント欄でこのニキに対する祝福が送られてたのも面白かった。
マジルミエ74話 pic.twitter.com/dLNcEwDqpe
— よしき (@yoshiki_anime) 2024年8月8日
コメント欄の「機械的なハイライトオフ少女が主人公達に絆され〜」ニキネキ良かったな…この展開見たいってずっと言ってたもんな…
なんかまぁそういう感じで「マジルミエ」最新話まで読みました
ぶっちゃけ最初はあんまり期待してなかった。
多分何話か読めば「だいたいこういう展開になるんでしょ」っていうのはわかるような作品ではある。
新鮮な驚きとかはあんまりない。ものすごいパンチ力が高いと感じるシーンはないです。
でも、これほどエンタメとして「王道」を愚直に丁寧に進んでるマンガってなかなかないと思う。
読んでいてとても安心感があるし、
全体としては驚きがすくなくとも、1話1話はいろんな工夫があって楽しめるし、
一人ひとりのキャラクターの描き方がとても丁寧でみんな好きになれるし
絵もきれいだし、安心して楽しめる。
じんわりとした面白さというか
一気に最新話まで読まないと気がすまないような面白さではなく
一定のペースでずっと読み続けたいような、そんな作品だと思います。
株で言えば本当に「オルカン」って感じです。安定感が半端ない。
多分この作品が嫌いって人はあんまりいないんじゃないかなあ。
というわけで、ついにこの作品もアニメ化が決定しました。 アニメ化したらかなり人気出そうだなって思ってます。