101人の優秀な生徒が宇宙から一つの学校に集められた。
この生徒の中でただ一人最も優秀な生徒がその星の支配者になれる。しかし、それ以外の人間は全員殺されるか、それに等しい状況になる。
また、一定時間ごとに基準に満たない生徒は「脱落」させられる仕組み(がきっとあるはず)
こういう仕組みの中で戦う生徒たちの群像劇だ。
要するに「バトルロワイヤル」である
だが、直接殺し合うことはできないことと、3年間という時間という長い時間的猶予があるから
今の時点ではまだみんなまだ余裕がある。
いきなりクライマックスのバトルロワイヤルと違い、最初は静かな立ち上がりだが
段々と時間が経って、余裕がなくなり、現実と向き合い始めてからが本当の勝負になる。
後半になって加速度的にドラマが盛り上がってくることが約束されている構造の作品だ。
「7SEEDS」の夏至の章で同じような「静かな選別」の様子が描かれたが、あちらはなんだかんだ7人の枠があった。
こちらは正真正銘生き残れるのは一人。
「バトルロワイヤル」だとか「シークレットゲーム」のような抜け道もないだろう。
ということは、これはもう「死のロングウォーク」 ☓ 「育成要素」ということではないか?
今は「国家建設能力バトル」みたいなのが展開されてるけど、それだと「ようこそ実力至上主義の教室」の二番煎じになっちゃうし植民地における差別問題とか取り扱いだしたら話が収集つかなくなりそうで不安だけど、今のところは「絶対おもしろくなるやん!後半楽しみすぎる!!!!」って言う気持ちで読んでます。
というかもう今の時点で後半見据えてた動きが色々あってめっちゃ面白いんだが!!
番外編3読んだ時、私とてもウッキウキしたんだが!?
と、思っていたのですが。
なんか話によると、人気がイマイチなので打ち切られるかもしれないとのこと。
いや、そんなことある?
でもまあ確かに・・・今のところ「これ!」という見せ場が無いんだよね。こちらも「これを読めば絶対君もナヴィガトリアにはまる!」ってのが示せないのは悩みどころ。
例えば「逃げ上手の若君」は1話の時点ですでにセットアップが完璧だったし、「ゴーストフィクサー」には7話時点ですでに「ここまで読めばもう続き絶対読むでしょ」ってのがあった。それと比べると、本当に立ち上がりはじんわり、という感じなのだ。
でも絶対これ後半戦面白いから!みんな信じて!!! もっと「ナヴィガトリア」読んでくれー!!!