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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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アメリカ人がトランプを選んだ理由 :アメリカ人は日本人が思うよりも遥かに愛国心が強く、かつWokeに対する抵抗感が強い。なによりもインフレが厳しすぎてポリコレ一辺倒のハリスを信用できなかった

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トランプ圧勝に「ショックを受けた」とか「驚いた」という英国やヨーロッパの友人たちに、Konstantin Kisinが🇺🇸の魂を説明している。

そして、これをアメリカの歴史学者であるニーアル・ファーガソンが支持している。

1.愛国心と力の渇望:アメリカ人は自分の国を愛し、世界一の国になることを望んでいます。アメリカは大陸を征服した人々の国です。彼らは強さを愛し、勝利を愛しています。それに訴えるリーダーは誰でも自動的に有利になります。

2.衰退なんて受け入れない:ヨーロッパ人と違って、アメリカ人は管理された衰退を受け入れていません。彼らはネットゼロを掲げていませんが、自分たちの繁栄がそれにかかっていることを知っているので、自前のエネルギーを生産し、それをできるだけ安くすることを信条としています。

3.生活は公式インフレより厳しい:米国ではほとんどの生活必需品の価格が急激に上昇し、非常に高くなっています。公式統計が示すインフレ率と人々の生活の現実は一致していません

4.成功は称賛されるべき:あなたと違って、アメリカ人は社会主義を信じていません。彼らは実力主義を信じています。彼らは超金持ちが超金持ちであることに関心がありません。なぜなら、才能とやる気さえあれば誰でも超金持ちになれる国に住んでいることを知っているからです。彼らは成功を恨むのではなく、祝福します

5.移民歓迎、ただしルールは守れ:アメリカ人は世界で最も移民に賛成する国民です。もう一度読んでください。本当に、もう一度読んでください。アメリカ人は移民の成功物語が大好きです。彼らはもっと才能のある移民がアメリカに来ることを望んでいます。しかし、彼らは不法に来る人々を受け入れることを拒否します。彼らは国境の存在を信じています。


6.新たな差別には断固反対:アメリカ人は人種問題や自国の不完全な歴史に敏感です。出生環境によって不利な立場に置かれた人々に成功の機会を与えるべきだと彼らは信じています。しかし、彼らが拒否するのは、過去の過ちを正すためには新たな過ちを犯さなければならないという考えです。DEI は人種差別的です。彼らはそれを承知しており、自分たちが人種差別主義者ではないからこそ、それを拒否しているのです。



企業からの注目高まる「DEI」とは? わかりやすく解説 :社会イノベーション:日立

7.世界一の親ユダヤ国家:アメリカ人は地球上で最もユダヤ系に近い国民です。10月7日とハマス支持派左派の反応は、アメリカ人に心の底から衝撃を与えました。なぜなら、彼らは9/11がどのようなものだったかを覚えており、ジハードを見ればそれが何なのかが分かるからです。

8. 実用主義の国:アメリカ人は極めて現実的な人々です。彼らは、聞こえの良さではなく、実際に機能するものを気にします。ヨーロッパでは、優れた作家や知識人が生まれます。アメリカでは、優れたエンジニア、ビジネスマン、投資家が生まれ、そして惹きつけられます。そのため、彼らはあなたほどトランプ氏のレトリックには関心がなく、あなたよりも彼の政策に関心があります

9.前向き思考が原動力:アメリカ人は極めて楽観的な人々です。彼らはネガティブなものを嫌います。アメリカの歴史を、永遠に謝罪しなければならない一連の悪行とみなすwokeと呼ばれる意識の高い考え方は、彼らにはまったく忌まわしいものです。彼らは、過去について際限なく執着するのではなく、共に前進することを信条としています。

forbesjapan.com

10.政府の束縛を許さない:アメリカは、政府の行き過ぎた権限行使に抵抗する国として建国されました。彼らは不必要な制限、規制、統制を嫌っています。彼らは、自由には自立の代償が伴うことを理解しており、喜んでその代償を支払います。




これに関しては「それでもなぜ、トランプは支持されるのか」という本が日本人が読める本では1番解像度が高いとのことなので、こちらの本は近いうちに私も読みたいと思います。
petronius.hatenablog.com


エレファントカーブと『父が娘に語る経済の話』 | ちえのたね|詩想舎

フェミニズムというか、尊厳が踏み躙られてきた女性が豊かに幸せになることは大事なことなのは、誰も否定しない(できない)と思うのですが、「その為に」ほかの秩序や立場の人を際限なく貶めていいわけではないからです。加害者だから、償いの名の下に搾取、解体して、踏み躙っていいとなると、それは復讐、血讐社会であって、マクロ的にそれは社会のサスティビナリティを壊す。昭和臭のする団塊の世代(私の親の世代)は、その下の団塊の世代ジュニア世代の自分は嫌いですが、かといって、彼らが日本の身を削って高度成長を支えていた社会を維持するのに「構造的な必要な部分」をどうちゃんと考えて、仕組みをつくるか?、彼らを穏やかに退場してもらうには、どのような尊厳の維持が必要か?などなど、そういうある種の、世代や、大きな仕組みの維持の継承を担う責任者として、左翼的な「ただ壊せばいい」とか右翼的な「ただ古いものを守ればいい」みたいな、頭の悪いことをしていると、常に本質的に大事な、社会=人々が生活して幸せを感じる日常世界が壊れてしまうんですよね。アメリカは、その辺の振り子の行き過ぎによる、「行ったり来たり」を憲法によってバランスをとるなんというか、「振り子の行き過ぎ、揺り戻し」を繰り返して強く大きくなってきた国家なのですが、かなり根本的な構造問題として、いま問題が持ち上がっているので、これがどうなっていくは、とても興味深いです。

数年来ずっとリスペクトしてるペトロニウスさんのブログ。いつも良い本を紹介してくれて本当にありがとうございます。