頭の上にミカンをのせる

もうマンガの感想だけでいい気がしてきた

「Bang Dream!」 見ることにしたEX-2-1 :Episode of Roselia①  メンバーが「Roseliaというバンドの誇り」と向き合い続ける話になってた

bang-dream.com

ポッピンパーティーよりもガチで子供時代から掘り下げてくるやん・・・

メジャーデビューした父は、メジャーで売れる曲を強要され、苦しんだあげくにFWFに切り捨てられたらしい。
なんかこう・・・才能がないものと男にはやたらと厳しい世界!

結成と目標設定

物語は、クールで完璧主義なボーカル・湊友希那(みなと ゆきな)が、自身の音楽への強い信念と、
FWFで心を折られて引退してしまった父の夢を叶えるため、最高のバンドを組むことを決意するところから始まります。
彼女は、実力派のメンバーを集め、「FUTURE WORLD FES.」という大きなフェス出場を目標に掲げます。

集まったメンバーは、
ギターの氷川紗夜(ひかわ さよ)、
ベースの今井リサ(いまい りさ)、
ドラムの宇田川あこ(うだがわ あこ)、
そしてキーボードの白金燐子(しろかね りんこ)。

それぞれが異なる個性と葛藤を抱えながらも、
友希那の圧倒的な才能と情熱に惹かれ、Roseliaのメンバーとなります。


尺の都合もあるのだろうけれど、仲間集めのターンが異常にスムーズに進んでてびっくりした

本編でもあったけど、ゆきなって完璧少女に見えるけど音楽以外は抜けまくっててリサのサポートがないとポンコツだったりするよね。音楽以外はほぼ全部切り捨てていろんなライブハウスにいってスカウトとアピールばかりやってたのね。

あと、あこと凛子が友達だったこととか、あこが思ってる以上に努力家であることがわかったのはよかった。

さやも、上限の一の鬼みたいになってる。天才の妹を持つとしんどいよね・・・。妹はずっと自分を慕ってくれているのに・・・。

リエはそのつもりがなかったけど加入することになって、ゆきなを支えるためにめっちゃ努力する人だった・・・。

キーボードだけが見つからない中で、あこに紹介された凛子がいきなり全員に合わせる化け物振りを見せる。

ここまでスムーズだと・・・「ゆきなさん今までなにやってたんですか?」って気分になるけど、まぁ奇跡的なシンクロニシティだったということで・・・。


結成後に必ずしも順調だったわけではない

1期のスペースの後に、リサがみんなの足を引っ張ってしまったとないてしまうシーン、初めて納得できた。

ギャルでメンタル強そうだったけど、本当は一番レベルが低いところから
みんなで一緒にいるために必死で頑張ってたんやな・・・。なんて健気な幼馴染なんや。


まず一度目のFWF予選は落選したが高い評価は受けていた。
手応えを感じて練習を重ねているとSweet Music Showerというイベントのジュニア枠に参加しないかと声をかけられる。
しかしこの場では今までと違い評価を得られない。
「なにか勢いのようなものが失われてしまった」と感じたゆきなに焦りが生じ始めてしまう。


焦ったゆきなは練習でメンバーに厳しくあたるようになり、これにあこや凛子が反発する。

Roseliaって何なんだろう・・・
FWFっていう共通の目標はあるけれどそれだけで同じ方向を向いているのかな?

ゆきな自身もどうすればいいのかわからなくなっており壊れそうになっていた。


ここで現れたのはポピパのメンバー。
ポピパのメンバーは、みんな自分のバンドが大好きで、その気持を観客に届けようとしていた。

みんなそれぞれがバンドのことを大切に思っていて
自分の大切な居場所だって言い合えたらきっともとに戻るんじゃないか?
言葉で言い出しにくいなら、気持ちを形にしてみたらどうかな?

みんな、個々のそれぞれの目標にしか向かえてなかったんじゃないかなって。
Roseliaにいるのに、もしかしてみんな、Roseliaのこと見てなかったんじゃないかなって。
「メンバーが誰の音も聞いてない」ってそういうことだったのかなって。
あこはRoseliaを超格好いいって言ってくれてた。私達5人が出す音を一番大切にしてくれているのかも。

というわけで、あこと凛子はRoseliaに思っているイメージを衣装にして作り上げる。

そしてRoseliaというバンドに誇りを取り戻そうとする。

リサと小夜も合流し、あとは、ゆきなだけ。

父の影を追いかけるだけの湊友希那ではなく「Roseliaのゆきな」を思い出してもらう。

私達のときは一度止まりました。
でも今再びこうして時計の針は進もうとしています。
これからも私達で進み続けたい。


それぞれの葛藤と成長

バンド結成後、メンバーはそれぞれの内面的な葛藤に直面します。

・紗夜は、天才ギタリストである妹・日菜への劣等感や、自身の完璧主義ゆえの焦りを感じます。
・リサは、友希那の幼馴染でありながらも、自身がバンドに貢献できているのかという不安を抱えます。
・あこは、尊敬する姉・巴との関係や、自身の未熟さゆえの悩みを抱えます。
・燐子は、人見知りな性格が故に、自分の意見をなかなか伝えられないことに苦しみます。
・友希那自身もまた、「最高のバンド」という目標を追求する中で、時にメンバーに対して厳しく接しすぎてしまうことがあります。


特に根深いのが今井リサの問題で「自分自身の目標がないこと」「自分に自信がないこと」

なにかチームのためにやろうとするのだけれど空回りして、自虐的な発言をしてしまう。

・なぜ今の自分があるのかとか
・自分がバンドにとって必要な人間であるとか
・今の自分は、部外者なんかではなく間違いなくRoseliaの一員であるとか
・誇りを持って、周りのメンバーを信頼することを決意するとか

そういったことを総合して自分の原点を考える。

今までのわたしは、みんなより実力がないからとか言い訳してきっと逃げてたんだよ。
でもいつまでもこんなんじゃ、メンバーとして信頼してくれてる皆の気持ちを裏切ってるってことだよね
もうそういうのやめる。私はRoseliaのベーシスト。みんなと同じステージにたって演奏するメンバーなんだ。

「約束の景色」を共有して先に進む

目指す「FUTURE WORLD FES.」へ向けて、バンドは厳しい練習やオーディションを乗り越えていきます。

それぞれの過去や内面の壁、そしてバンドとしての未熟さが露呈し、衝突することもあります。

それでも、メンバーは「Roseliaとして、必ず頂点に立つ」という共通の「約束」を胸に、互いの絆を深めていきます。


彼女たちは、ただ技術を磨くだけでなく、感情をぶつけ合い、真の意味で「仲間」となっていく過程を描きます。
そして、ついに大きな試練に立ち向かい、
バンドとして一段と成長を遂げることで、Roseliaは目標とする舞台へと一歩を踏み出します。
これは、彼女たちが「約束」を果たすための、長く険しい道のりの始まりとなります。


劇中の曲

オープニング
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劇中曲
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エンディング
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「約束」の歌
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