発達界隈、高学歴ばかりで驚く。みんなどうやって実行機能を制御してきたのか、自分は純粋にそれが謎。
— 野次牛@ADHD (@yajiusiyajirusi) 2025年6月24日
自分は実行機能が本当にダメで、勉強は一夜漬けしかやったことがない。興味も長続きしない。そういえば勉強を続けられなくて自動車免許以外に資格も持ってないや。
自分は受験勉強ムリだったなあ https://t.co/W8ZuB6doi6
こういう人がいたので、せっかくだから有料級の話をしよう。
自分の経験だけで言ってるわけじゃなくて、ちゃんとDeepResearchでも裏を取ってますん。
まず、実行機能の基礎とその発達障害における特性を概観する。
次に、高学歴発達障害者の成功要因と、実行機能の困難を乗り越えるための全体的なアプローチについて論じる。
続いて、具体的な認知・行動的戦略、環境調整、ライフスタイル管理といった
実行機能制御のための実践的な方法を詳述する。最後に、家庭、教育機関、職場におけるサポートシステムの役割、
そして自己認識と自己アドボカシーの重要性を考察し、
高学歴発達障害者の実行機能制御における統合的アプローチを提言する。
まずは基礎知識から
https://www.nivr.jeed.go.jp/vr/h3iskd0000003tpl-att/29kisokouza2.pdf
https://www.tokyo.med.or.jp/wp-content/uploads/application/pdf/r6kakuka_1-1.pdf
実行機能を損なう原因を取り除いていけば
発達障害者でも実行機能は「ある程度は」改善できる。
全面的には無理でも、自分の得意分野などでは
部分的にこの「障害」を回避することができる。
高学歴な発達障害者とはその実行機能に関する障害が
「受験」という分野においては回避できているということだ。
全体的には実行機能は高くない。
一言でいうと向き不向きということになる。
発達障害者はそもそも実行機能を分解して考えられない傾向が強い
1:意思決定
2:計画立案
3:計画実行
4:効果的な遂行・改善プロセスをまわす
この4つをすべていっぺんにやろうとして心折れがち。
物理的な制約も大きい
そもそも自己制御が苦手なのは言うまでもなく
「ワーキングメモリー」の乏しさから4つの流れをいっぺんにやろうとする。
そして余裕がなくなると感情コントロールが出来ないし方向転換も出来ない。
こういう「間違った方法」に延々と固執しがち。
自己認識が出来ないのでなかなか改善プロセスが走らない
自己評価と(周りからの評価)にズレが有るため
改善すべきところは改善せず
改善しなくて良いところを延々と思い悩む
「自分はいい子(いい子ではない)」
「こんなに頑張ってるのに(いうほど頑張ってない)
「ちゃんと成果は上がっている(上がっていない)」
抑うつ状況に陥るとさらに実行機能がバカになってしまう
こうした問題に対処するためには「できるところでがんばる」しかない
頑張らなくても乗り越えられ、成果を出せる活動にリソースを集中させる
ここまでが基礎知識。
それを踏まえてここから先が超重要な話。
「実行機能障害」に課題ありと思ってる発達障害の人たちが具体的にどうやってサバイブしているかという話ですが。