はてブでよくホッテントリしているから今更私がなにか改めて付け足せる要素はあんまりないですが
この作品は私の推し作品になってくれるかもしれなかった作品なので、ちょっとだけ自分の感想を。
読んだことない人向けの簡単な説明。既読の人はスキップしてください。
『やちるさんはほめるとのびる』は、遠野人夏による日本のラブコメディ漫画で、『コミックDAYS』(講談社)にて2025年5月7日から連載中の作品です
(1)あらすじ
人間界で暮らす八尺様の妖怪・八雲やちるは、世間から「八尺様はえっちな妖怪」という誤ったイメージを持たれてしまい、その影響で身体が弱体化し、元々の身長8尺(約240cm)から190cmほどに縮んでしまっています。この誤解を解き、元の力を取り戻そうと奮闘するやちるですが、動画配信やお化け屋敷のバイトなど、さまざまな試みは失敗続き。ある日、ホラー映画を観るために訪れた映画館で、八尺様の大ファンである大学生・名桐誠一郎と出会います。誠一郎に褒められたやちるは、褒められると身長が少しずつ元に戻ることに気づきます。この発見をきっかけに、やちると誠一郎は協力して彼女の力を取り戻す「褒められ生活」を始め、ユーモラスで心温まる交流が繰り広げられるラブコメディが展開します。
(2)主要登場人物
1️⃣八雲やちる(やくも やちる)
設定:八尺様の女性妖怪。黒髪のロングヘアと巨乳が特徴で、元は8尺(240cm)の高身長だったが、世間の誤ったイメージにより身長が190cmに縮んで弱体化している。人間界で生活しながら、誤解を解こうと努力中。
性格:少し引っ込み思案で、世間の偏見に悩まされるが、純粋で一生懸命。自分の力を取り戻したいという強い意志を持つ一方、失敗続きで落ち込みがち。誠一郎に褒められると照れながらも元気を取り戻し、身長が伸びる様子が愛らしい。
特徴:褒められると物理的に身長が伸び、元の姿に近づくが、服や靴が壊れることに悩んでいる。人間界での生活に適応しようとする姿がコミカルで魅力的。
2️⃣名桐誠一郎(なぎり せいいちろう)
設定:19歳の大学生。黒髪短髪で高身長。幼少期に八尺様の怪談を読んで以来、八尺様の大ファンで、やちるに深い敬意を抱いている。
性格:誠実で優しく、やちるを心から応援する好青年。ただし、八尺様(やちる)に対して時折エロい目で見てしまう天然な一面もあり、そのギャップがユーモアを生む。やちるの自信を取り戻させるために積極的に褒める姿が印象的。
特徴:やちるとの出会いを通じて、彼女の「褒められるとのびる」特性を発見し、協力者として重要な役割を果たす。やちるとの信頼関係が物語の軸となる。
(3)おすすめポイント
ユニークな設定とユーモア:八尺様という日本の妖怪を題材に、「褒められると身長が伸びる」という斬新なアイデアが魅力。やちるの身長が伸びるたびに服が破れるコミカルな描写や、誤解を解こうとするドタバタが笑いを誘います。
心温まるラブコメディ:やちると誠一郎の関係は、単なるファンと妖怪の枠を超えた信頼と応援の物語。誠一郎の純粋な褒め言葉がやちるの自信を引き出し、二人のほのぼのとしたやり取りが癒しを提供します。
共感とポジティブなメッセージ:世間の誤ったイメージに悩むやちるが、褒められることで成長する姿は、自己肯定感や他者からの応援の大切さを伝えます。読者に前向きな気持ちを与える作品です。
読みやすさとビジュアル:遠野人夏の描くキャラクターデザインは可愛らしく、特にやちるの表情や「のびる」シーンのダイナミックさが視覚的に楽しい。ストーリーも軽快で、気軽に楽しめる点が初心者にもおすすめ。
ここから感想(読んだことある人向け)
私は過去に何回も書いた通りニトロプラスのゲームが好きな人間であり
「人外の女性が」
「人間とは違う理路で」「人外の理によって」
「人間の男である主人公を欲してくる」
的な話がメチャクチャ性癖です。
(逆でもよいです。人外の男が人間の女に、人間とは違う異なりで欲望を抱く)
私は御存知の通り超超超非モテ体質の人間なので
人間から人間に対する性的な欲望になんか抵抗感がありまして。
BLとは違った形でちょっと性癖が歪んでいるので
「そもそも違ったアプローチで描かれた性愛もの」のほうが抵抗感が少ないんですよね。
このあたりの感覚は「澱の中」を紹介するときにでも別途触れようかと思いますが。
そんなわけなので、ラブコメ関係の作品で
普通の恋愛とか見せられてもふーんって流しちゃうだけなのですが
「普通の人間とは違う欲望の形態」を描いてもらうとすごく嬉しいなと思うわけで。
(人間同士でも、変なやつのほうが喜ぶ)
なので、スタートダッシュのところはとても良いなーって思いながら読んでました。
ただ、いまのところこの作品のやちるさんはちょっとあまりにも人間臭いと言うか
割と「人間の女性」としての要素を尊重しまくっててすごいポリコレな作品になってるんですよね。


妖怪というフォーマットを使ってるけど
ばっちばちに誠実に人間の男女の恋愛を描こうとしてるような感じになってるのでちょっとおもてたんと違う感じ。
とはいえ、やちるさんかわいいからそれだけでも満足度高いよね
とはいえ、ポニテのやちよさんが可愛すぎるのでいいかな!


まだちょっと期待してるところある
7話でちょっと「人外の怖さ」とか「人間とは違う感じ」が出てきたかなと思ったけど

結構あっさり引っ込められてしまっている。
確かにこの作品はものすごく安心感があってとても良いというかSNS向きだとは思うんだけれど!
でも、そもそも八尺様という人外がお題なわけだし
誠実な人間同士の安心できる誠実な恋愛話」がよみたいわけじゃなくて
妖怪とのドキドキするようなお話が読みたいんですよ私は・・・
もっとディスコミュニケーションを楽しみたいんですよ。
このままだとあんまり話に起伏が足りなくて
「無料で読んでる人の評価は高いけどあんまり売れなくて打ち切り」
みたいなことにならないかがちょっと心配です。
やちるさんのかわいさでなんとかなれー!


