「殺しても殺してもセーブポイントから復活する勇者に魔王が勝つには、ゲーム機の電源を切る他ないと思いませんか?」
「もしも二次元の魔王に、電源という三次元の概念が理解できたらどうです?」
「君は見届けて下さい、慎平君。私が電源を切る瞬間をね」
「これが、私のエンディング」
https://animemanga33.com/archives/43516
原作既読だが、アニメのできが素晴らしすぎる。
前から「評判がいい」とは聞いていたが原作を読んだゆえにわざわざ見なくても・・・と思っていたが間違いだった。
これは絶対に見た方が良い。既読なのに超面白いと感じたし、未読の人はより楽しめるはず。
ほかのループものと比べて圧倒的にテンポが良く、かつ「主人公が一方的にループの恩恵を受けない(敵もループに干渉できる)」というオンリーワンの要素もしっかり表現されている
とにかくアニメ化にあたっての脚本の仕事がすごい。
1話ごとの引きが素晴らしく、毎回次が見たくてたまらなくなるような引きをつなげてくる構成になっている。
3話のEDでは特殊演出も入るなど盛り上げが上手すぎる。
数回ループを繰り返している間、視聴者もほとんどなにもわからないままだけれれど
「敵の脅威ぶり」や「守るべきものが脅かされている」感じだけは伝わる。
そうして必死に状況を変えようと頭を使っている主人公を見ているとどんどん作品に引き込まれていく。
そうやって情報を散りばめながらテンションを高めっていて、
5話の夏祭りがデッドエンドであることが確定し「倒すべきラスボスの姿」が示される。

ここまでのセットアップを、最初から一切テンションを落さずに、むしろどんどん登り調子で走り続けてたった5話で成し遂げてしまう。
ひぐらしのなく頃の頃にはゲームで50時間、アニメでも24話かかった内容である。
作品としての密度がすごい。
そして、もうここまで見てしまったら絶対最後まで作品を見ずにはおれないと思う。
作品そのものもすごいけど、アニメが本当に良い。