8話まで見ました。
戦争は勇者の道から一番遠い。
戦争は人の世界を狭くする。
だからやつとは戦うな。
勇者になるんだろう?アリシア
お前は世界の果てのその先を見るんだ
誰かにとっての世界を広げてくれる存在が「ヒーロー」だという定義が面白いね。
「進撃の巨人」や「アークナイツ」のように限られた領域に閉じ込められた人類が外を目指す話でもあるので私好みでもある。
なにげに1話が50分近くある、超気合の入ったアニメ化
大地「エドセア」に5種類の種族・人属がいる世界。
人属はエドセアの外にも進出していたが、そこは魔獣の生息地であり、さらに4体の魔獣王がいることから、進出を阻んでいた。
ある日、人属の一種・ハイデンの王は魔獣王クレバテスを討伐すべく13人の勇者を派遣したが、討伐は失敗した。
クレバテスは人属を脅威とみなし、人属の目的を確かめるべくハイデンの首都・ハイドラートの城を攻め落とし、ハイデン王に問い詰めた。
そして、クレバテスは人属を滅ぼすと決意する。クレバテスは、崩壊した城の中を移動している中、赤子と、城の瓦礫から身を挺して赤子を守った者を発見する。
その者はクレバテスに赤子を助けるように求めた。
クレバテスは一度断るも、人属の価値を赤子は見出してくれると聞いて、これを受け入れた。
こうして、人属の運命は赤子に託されることとなる。
「ユーベルブラット」の世界観で、討伐が失敗したみたいな設定のお話だね。
ちなみにクレバテスは主人公の名前ではなく、世界の行く先を左右する圧倒的な力を持つ魔獣の名前。 主人公は人間のアリシア。
要するに「AKIRA」みたいなタイトル付けというか、ドラクエ3のタイトルが「ゾーマ」って書いてるようなものです。
しかもこのクレバテス、圧倒的に強い上に最強の魔獣ではないというのが面白い。

「エドセア」の大地の四方を縄張りとして封鎖し、人属を閉じ込めている四大魔獣王のうちの一体。「月光のクレバテス」と称される。頭部の左右に羊の様な双角と額にユニコーンの様な一角、七つの尻尾を持つ巨大な黒いオオカミ。南方の「月の山」を己の領域とし、影と伸縮自在の強靭な尾を操り絶大な力を誇る。
およそ千年ぶりに、13人の勇者が己の領域に攻めてきた報復としてハイデン国の首都ハイドラートを強襲。王を殺し、城も街も潰して国を亡ぼす寸前まで追い詰める。このままエドセアに住まう目障りな人属全ても滅ぼそうと考えていた時に、王子ルナを守って瓦礫に潰され死に瀕していた少年シロ・クレイトスより、この子を守り育てることで人属の存在価値を証明してくれるだろうとの交渉を持ち掛けられ、気まぐれにこれを承諾。この事がきっかけで、人属を滅ぼすべきかどうかの見極め、この世界を支配する勇者伝承の真実、自分たちは何のために存在しどうして人属の領域を封鎖しているのか?といった、世界の謎を知るための旅に出る事となった。
ランス世界においても、魔王クラスではなく魔人クラスだと思われる。
つまり「世界の理」みたいなものであって、戦って倒すという手段は存在しない。
しかし、クレバテス無双かと思ったら、7話でちゃっかり捕らえられたりもするのでそのあたりも面白い。
アリシアはクレバテスの下僕となり、共に旅をして人の世界を守る「勇者」たらんとする
「そもそもお前は、何をしたくて勇者になった?アリシア」
「世界をもっと、広くしたかったからだ」
「そうか。ネルルの世界は広くなったな?」
基本的にはクレバテスとアリシアは「ルナ」が育つまで見守り、王位につけることを目的として動く。
8話がとても面白かった。日本の国民より、この作品に出てくる村長のほうがはるかに「政策」というものを理解している
狭い世界だけ見てちゃ知り得ないことがたくさんある。
勇気を持って飛び出さなきゃ得られないものだってたくさんあるんだ
世界を広げることには意味がある。
あの尾根を超えてその先を目指すことには価値がある
「ロトの紋章」でもあったけどエンタメ作品において
勇者が、守ろうとしてきた村人から裏切られる設定はとてもよくある。
こうなるのは「視座」が違うからだ。
しかし、本作品の村長は、勇者の視座を理解できないまでも、理解しようという意思を示した。
「国としての政策」と「自分たちの日常」を切り分けて考えることができた。
これは我々現代の日本人ですらろくにできていないことだ。
現代で参政党を指示するような人はこっちのほうがしっくり来るだろう。
私は勇者が嫌いだった。大好きだったけど嫌いになった。
「来てほしい時に来てくれなくて、何もかもを失ったとき近所のおじちゃんのほうがよっぽどマシだと思ったよ」
それは間違ってはいないがこの考えが許されるのは「王政」だからだ。民主主義じゃないからだ。
民主主義においてこの発想を持つものが多数派になったとき、「民衆」が暴君となって国を壊す。
「勇者」という存在がそういう民衆の感情を反転させるシーンはここ最近では珍しいくらいの「王道」を感じさせてとても良かった

私は「愚民に叡智を授けてみせろ」的なアプローチは絶対に無理だと思っているので
むしろこういう感じで「勇者」の存在が理屈を吹き飛ばして流れを変える展開が
「そんなのフィクションだろ」と言われてもやっぱり好きですね。
9話以降は「魔獣王同士の戦い」という感じになりそうなのでとても楽しみです。
というか「圧倒的な素質を持つ赤子を守りながら旅をする話」って過去にもあったよね・・・作品名が頭に浮かんでこない
アキラもにてると言えばにてるけどそうじゃなくて。
なんだったかなー。「べるぜぶぶ」じゃないよ。
Q:赤子を守りながら旅をするのがメインの流れとなる作品をピックアップしてください
A:3. この素晴らしい世界に祝福を!
あらすじ: ゲームを愛する引きこもり・佐藤和真が、ひょんなことから異世界に転生。彼の仲間である女神アクアは、実は強力な力を持つ特別な存在です。特徴: 厳密にはアクアは「赤ちゃん」ではありませんが、キャラクターの精神年齢が幼く、その力を持て余しているという点で共通しています。強力な力を持つ女神が、ポンコツであるというギャップが面白さのポイントです。
アクア様赤ちゃん扱いなの草m9(^Д^)プギャー
