この作品で最も邪悪な行動を取った人間が発した言葉がとても印象的。
今のSNSでは、これと同じ思考に煽られて染まっていってる人がいるので、この極端な思考が全然笑えなくなってきている、という点も含めてぜひこのシーンをみなさんも見てもらいたい。
必要なことをしたんだ。
守るために。
あそこにいる女も私と何ら変わらない。
誰もが怯え、哀れな人生を送っている
恐ろしいことをしないと生き残れない
私は、選ぶしかなかったんだ。彼らの暴力的な世界か、わたしたちの平和な世界かを。
そしてこう断言できる。私は正しい選択をした。
世界の問題は派閥同士の闘いに終わりがないことだ。
そして、派閥をなくすことができないなら、
世界を私達だけのものにするしか無い。
途中はかなりイライラさせられる展開もあったけれど、8話めちゃくちゃ気持ちよかった!!!
全てがつながって一つの答えにたどり着く瞬間はまじでたまらん!
いろんな人間が、一人の人間の生首を巡ってしっちゃかめっちゃかする話だったはずなのに
いつの間にか、Valut33のルーシーも、マキシマスも、クープ・ハワードも全てが一つの地点に導かれる。

それぞれの行動が、意図せず他の人物の「詰み」ルートを回避することに寄与し
全員がラストまで生き延びたがゆえに、この結末にまで到達することができる。
その「死亡フラグ回避」を外側から見ているからこそ、ラストシーンの話の繋がり方がめちゃくちゃ気持ちいい。
サウンドノベルの「街」を思い出すくらい見事だ・・・。
そして、その結末がまた見事だ。 「世界が裏返る」感覚を味わえる。
もともとは、ルーシーがNCRに所属する「モルデイヴァー」によって奪われた善良な父を取り戻しにいく話だったのに話が終わる頃には、今まで見てきたものが全てひっくりかえってしまう。
素直に「すげーーーー!!!」って唸らされてしまったよ。
あんまり喋りすぎるとネタバレになってもったいないので、ぜひ見てほしい。
同時に、「これだけ世界観が面白い作品を作ってくれたんだし、もともとのFalloutも絶対面白いだろこれ・・・」って思ったので、ざっくりと過去作品の時系列を整理してみた。


戦前 (~2077年)

華やかな未来と破滅の兆し: 1950年代風の文化と原子力技術が融合した世界。しかし、資源(特に石油)は枯渇し、世界中で資源戦争が勃発した。
米中の対立: アメリカと中国はアラスカの石油を巡って激しく対立。パワーアーマーの開発が加速した。
Vault計画: Vault-Tec社が核戦争に備えた「地下シェルター」を建設。しかし、その真の目的は、非人道的な社会実験を行うための「モルモット」を収集することだった。
グレートウォー: 2077年10月23日、核ミサイルが撃ち込まれ、たった2時間で世界は焦土と化し、文明は崩壊した。
Fallout 76 (2102年~)

舞台: アパラチア (ウェストバージニア州)
物語: 核戦争から25年後、Vault 76の住人がアメリカ再建のため地上へ。しかし、謎の疫病**「スコーチ病」**が蔓延し、生存者はほぼ絶滅していた。プレイヤーはオンラインで仲間と協力し、スコーチビースト・クイーンを倒し、復興を目指す。
特徴: シリーズで最も古い時代を描き、B.O.S.やエンクレイヴの前身組織など、後の物語の伏線となる要素が豊富に登場する。
Fallout (初代) (2161年~2162年)

舞台: 南カリフォルニア
物語: 核戦争から84年後、Vault 13のウォーターチップが故障。主人公**「Vaultの住人」はチップを探すため外界へ。任務達成後、緑の巨人「スーパーミュータント」**の脅威を阻止するが、故郷から追放される。
重要性: シリーズの基礎を築いた作品。NCRの誕生や**B.O.S.**の存在が描かれる。
Fallout Tactics (2197年~)
舞台: アメリカ中西部
物語: B.O.S.の一部隊が中西部に不時着し、独自の組織を形成。レイダーやミュータントと戦った後、狂ったAI**「カリキュレーター」**とそのロボット軍団を打倒する。
特徴: 他のシリーズ作品とは異なる戦術RPG。準正史(セミ・カノン)とされる。
Fallout: Brotherhood of Steel (2208年頃)
舞台: テキサス州
物語: B.O.S.新兵が悪のミュータント将軍の野望を阻止する。
特徴: 公式の歴史年表からは抹消された、非正史(ノン・カノン)のスピンオフ作品。
Fallout 2 (2241年~2242年)

舞台: 北カリフォルニア、ネバダ
物語: 初代主人公の孫**「選ばれし者」が、村を救うため奇跡の装置「G.E.C.K.」を探す旅へ。その過程で、旧世界の亡霊「エンクレイヴ」**の全人類浄化計画を知り、彼らの本拠地を破壊する。
重要性: NCRの台頭を描き、エンクレイヴとの戦いを通じて西海岸の未来を切り開いた。シリーズ最高傑作との呼び声も高い。
Fallout 3 (2277年)

舞台: キャピタル・ウェイストランド (ワシントンD.C.)
物語: Vault 101の住人**「孤独な放浪者」が失踪した父を探す旅へ。父の遺志である「プロジェクト・ピュリティ」(水を浄化する計画)を巡り、復活したエンクレイヴ**と再び戦う。
重要性: 東海岸を舞台とした新時代のFalloutとして、多くのファンを惹きつけた。
Fallout: New Vegas (2281年)

舞台: モハビ砂漠 (ネバダ州)
物語: 頭を撃ち抜かれた運び屋**「クーリエ」**が復讐の旅へ。やがて、NCR、シーザー・リージョン、Mr.ハウスによるモハビ砂漠の覇権争いに巻き込まれる。
特徴: プレイヤーの選択が物語に大きな影響を与える。結末は未定。
Fallout 4 (2287年)

舞台: 連邦 (ボストン)
物語: 核戦争直前に冷凍睡眠させられた**「唯一の生存者」が、誘拐された息子を探す旅へ。人間そっくりの「人造人間(シンス)」**を巡る、複雑な派閥闘争に巻き込まれる。
特徴: 「家族」「人間」とは何かを問う物語。結末は未定。

Amazon実写ドラマ「Fallout」 (2296年~)

舞台: カリフォルニア
物語: ゲーム世界の公式な続編。Vault 33育ちのルーシー、B.O.S.隊員マキシマス、グールのクーパー・ハワードが、無限エネルギー技術を巡って冒険する。
特徴: NCRの首都シェイディ・サンズの消滅など、過去の謎が明らかになる。シーズン2も決定。
Fallout 5 (未定)
物語: 未知の物語。ファンは次の舞台を心待ちにしている。
FalloutもFarCryも、時間がないのとゲームが下手なせいでどっちもプレイできないんだけど。
アメリカのゲームすげえええええとしか言いようがない。
