今回のコラム

線路の敷石には、特定の種類や産地を使うという決まりはない。
鉱害を起こさないこと、硬いこと、摩耗しにくいこと、水を吸いにくいことなどの条件をクリアしていれば使用できる。
よく使われるのは、大量に採れる安山岩や花崗岩など、マグマが冷えて固まった石だ。
では、敷石はどこで採れるのだろう?
例えばJR東日本なら茨城県の西金駅、群馬県の小野山駅、山梨県の初狩駅などの近くにある、自社の採石場である。
石材は運ぶのが大変なため、どの鉄道会社でも最寄りの産地のものを使用することが多い。
実際に西金駅近くで採れた石は、茨城県と千葉県で使用されている。
敷石は周辺地域の地質的な個性を反映しているのだ。

古くから鉱物は様々な用途で使われてきたが、重要な用途のひとつに絵の具があった。
青や緑青は鉱物から作られるが、黒は鉱物ではなく炭を用いることが多かった。
木を炭やすりだけで得られる炭は、太古から黒絵の具として世界中の壁画などで確認されている。
だが、炭ではなく二酸化マンガンを使用している世界でも珍しい例がある。
それがラスコーの壁画である。
わざわざ遠く離れた産地から運んできた二酸化マンガンが使われていたのだ。
炭と二酸化マンガンで、色の差はほぼない。
なのに、簡単には手に入らないものをあえて使ったという事実からは、
作者の特段な意図を想像させられる。
しかし、壁画の一部に二酸化マンガンが使用されていない箇所があることが科学分析で判明した。
代用されたのは、同じ洞窟内で採れる「黒っぽい土」である。
科学分析でようやくわかったのだが、
当時でさえ、二酸化マンガンの使用は非効率的だったと言えるだろう。
しかし結果として、作者が絵に懸けた思いや、もしかしたら人間らしさまでをも、現代に伝えることとなったのだ。
今回のお話 「ワンセンテンスの廃線路」
今回は凪さんはお休み。


鉱山跡にいってピンク色のマンガン鉱石の採取にいく。



廃線を歩いていくというのがポイント。


というわけで線路に関する説明とかを始める。
ja.wikipedia.org
ja.wikipedia.org
1067mmは、日本や台湾の多くの鉄道で採用されている標準軌間「狭軌」の幅を指し、3フィート6インチに相当します。建設コストを抑えられる一方で高速化には限界があり、イギリスの植民地で多く採用されたことから「ケープ軌間」とも呼ばれます。狭軌の一種であり、その「3フィート6インチ」という数字から「三六軌間(さぶろくきかん)」とも呼ばれます


マンガン鉱石は本来ピンクだが、すぐ酸化して表面が黒になる。黒絵の具の原料でもある。
酸素と非常にくっつきやすく、製鉄の際に、不純物となる酸素を取り除く際に使用される。

イマリさんと瀬戸さんは本当に相性がいいな。

しかし、トンネルを通って鉱山に向かうはずが、トンネルは崩落で埋まっていた


というわけで、鉱山跡でズリを探すのは無理だったが、引き返しながら線路上にある石を探すことに。



線路の敷石に使っていた場所があった模様

本当はやっちゃ駄目らしい。水に溶けて有害物質が出る可能性があるから。





しかし本当になぜここだけ敷石に使っていたのか?

価値のある石をわざわざ敷石に使っているのは間違いない。一体なぜ?
疑問を持って当時の歴史資料を突き合わせる


こういうの、疑問を持ったときも、それを調べてわかったときもすごい楽しそうだな。
なんか今回は鉱石が主役というよりは、「研究者」が主役の回だった気がするなあ。
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