これでエロゲで大作と呼ばれる作品のアニメ化が打ち止めになりそうな雰囲気ありますね。
そういう意味では三国志演義の姜維のような存在だったかもしれません。
変則的な14話構成。
結果として、説明不足すぎて多くの離脱者を出しましたが、きちんと重要な要素は全て回収した感じで終わりました。
詰め込み過ぎという批判もあるかもしれませんが、私としてはあの長い話をきちんと最後まで描ききってくれてありがとう、という気持ちです。
いろいろ言いたいことはありますが、最後まで見てよかったと思います。
アニメ制作スタッフのみなさん、お疲れ様でした。
どうしても尺がたりなさすぎて、「アニメだけだとよくわからない」作品になってしまったと思います。


「ノベルゲームのお約束を逆手に取った演出」がふんだんに使われた作品だからね・・・・
そもそもNineというのは「ゲームのプレイヤーが9人目だよ」という意味なので。

これをアニメで表現するのがすごい難しいかったんですよね。
13話からの展開は、サマータイムレンダと同じく「ループの特権を自分だけでなく相手も持っている」という設定

この設定はしっかり描かれていたけれどニコニコを見る限り視聴者はあまり評価されてなかったように思います・・・。

14話では視聴者(プレイヤー)が9人目のユーザーであることがわかったのでよいち君&イーリスとラストバトルに挑む・・・
今までのルートから4人の記憶と能力をインストールさせる。

というわけで主人公&ヒロインズ全員が記憶引き継ぎ&能力開花状態でラスボス戦に挑める状態になった。
とはいえ、主人公がすべてのアーティファクトの能力が使える&全ての能力を奪える&無限に巻き戻し可能なTAS状態なので、一人でも負けません。
(ジ・オーダーだけは必要だったはずなんですが、それも使えちゃってるのでもう本当に一人でOK)
というわけで、よいち君は絶対に主人公に勝てないけど、巻き戻し能力があるせいで無限にボコられ続けるという展開に
しかし、さすがにラスボス戦について全く解説がなかったせいで視聴者みんなおいてけぼりな上に演出が浮いてて完全にギャグに・・・






能力の説明がまったくなく、絵だけでは説明力が足りないので、視聴者がみんな「????」になってる。
特に高峰くんの能力は説明無しだとまじでわけわからんでしょ(両儀式と似たような「切断」の概念化です)
とりあえず「連環の計」を使って、すべての枝のイーリスを一網打尽にした
ここの理屈がクソ面倒くさいのですが、詳しくは原作を読んで・・・

原作はここの演出に命かけてたんですが、アニメだとわかりにくいと思う・・・
というか説明をあえて行わずにアニオリ展開にして、勢いで押し切ってますね。

全体的に「幻体が幻体を使う」「エデンの能力でエデンをさらに強化」みたいなオーバーフローバグが起きてるので
文章にすると完全に破綻してるのですが、絵なので細かいことは良いんだよ!って感じで話が進んでます。
後はエピローグ、全ての枝のイーリスを始末し終えたのでヒロインたちは全員元いた(個別ルート)の世界に戻り、元いた世界の主人公と再会する
このルートではヒロインは全員死亡しているので解散。
イーリスは消えたけどよいちくんは記憶引き継いでるので、それぞれの枝でよいち君をもう一度しばきなおして全ての世界線を正常化する。

私の話を聞いてくれないし
なんにも説明をしてくれない・・・じゃあ私も力に訴えることにしました。
そうしないと話を聞いてくれないでしょう?

というわけで都さんがブチギレて「支配(王者)」の能力を発動し、タイトル回収。


もうすでにいろんなことがあったけど、また1から恋人関係を始めるのだった・・・。
そもそもなんで今アニメ化しようとしたんだろう
そもそも原作自体が2017年だから当時は最先端だったとは言え
その後にこのループの設定を改良して「イベントホライゾン」という概念を発明し
不毛な繰り返し部分を排除して緊張感を作り出すことに成功した
「サマータイムレンダ」「魔法少女の魔女裁判」が出た今となっては
原作自体がちょっと見劣りするんだよね・・・
なぜ今アニメ化しようとしたのか割と意味不明。
かなり絶望的な状況ではありましたが、そんな中で、かなり頑張ってアニメ化されていたように思います。
13話の脚本構成なんかはかなり良かったと思ってます。
なんだかんだ好きな作品なので、アニメ化してくれて嬉しかった。
妹の可愛さは今でも通用すると思う
