今回のエピソードは原作にないアニメオリジナルエピソード。
マンガではお蔵入りになったネタを再構成したのだそうです。
ということで、今回は「後でマンガでみよう」と言わずちゃんとアニメで見るのだ。
今更だけど、瑠璃の宝石も群馬あたりが舞台なのね。

今回のコラム

Mineralogical Footnotes Vol. 23
鉱石ラジオで音を聴くには電気信号を音声に変換するイヤホンが必要だ。
かつてその変換にはロッシェル塩という物質が必要であった。
日本はこのロッシェル塩を手に入れるため、戦時中にワインの製造を奨励していた歴史がある。
ぶどうには酒石酸という物質が含まれており、それはワイン製造中の沈殿物や付着している樽に酒石として現れる。
この酒石を原料に作られるのがロッシェル塩だからである。
ただし当時の主な用途はラジオではなく潜水艦や魚雷に装備する聴音機であった。
このために戦時中のワイン作りは国に奨励され、
他の酒精が統制によって製造量が減少する中、ワインの製造量は戦争前の3倍にもなった。
現在、酒石の結晶が割れたグラスの混入などと間違われることも多いため、大量生産品では除去されているが
素材に手を出さないという理由であえて残しているワイナリーも多い。
その場合、コルクや瓶底にしばしば見ることができる。
酒石の成分は食品添加物にも使われるので、できていても問題はない。

Mineralogical Footnotes Vol. 24
ラジオを好んで聴く人たちの間で知られているベリカードというものがある。
ベリカードは「Verification Card」の略。
ラジオのリスナーが「この場所で放送が聞こえた」とラジオ局に受信報告書を送ると
その返礼品として局ごとに独自デザインの受信証明書、つまりベリカードが送られてくる仕組みだ。


需要の減少によりベリカードを発行しなくなったラジオ局もあるが、今でも受信報告書は放送範囲の実績がわかる重要なデータである。
興味があれば一度送ってみても良いだろう。もし海外の放送局が受信できれば海外のベリカードだって手に入るかもしれない。
ただし報告書はネット放送ではなく実際のラジオ無線機を使ったものに限る。
また受信報告書には専門用語が多少含まれるので、書き方をネットなどで調べておこう。
今回のお話
家の倉庫で、祖父の遺品として「鉱石ラジオ」を見つける

凪さんよりもイマリさんが大喜び。

鉱石ラジオの仕組み。
シンプルだけど、コンデンサーもある
電波自体にエネルギーがあるから、電池は不要!

鉱石ラジオのコアは、「検波」の部分に鉱石を使うこと。
鉱石ラジオはそのままだと音が聞けないので、
弱い電波もちゃんと音に変えられる特殊なイヤホンが必要なのだが・・・

なぜかイマリさんが持ってた。

いろいろと部品が傷んでいるので、部品集めをして作り直すことに。




しかし、なぜかうまく行かない・・・

どうやら石がペグマタイトでは駄目らしい →


検波器は、電圧のプラスマイナスが拮抗している状態から
片方の電波を取り出す(整流)ことで音が聞こえるようになる。

ところが、これだけだと安定しない。

そこで方鉛鉱(PbS)など他の石を試してみることに



さらに「半導体」(ゲルマニウムダイオード)を試すことでまずはラジオ完成。



さらに「おじいちゃんの石」を使って聞けないか試すために神社へ





ニコニココメント




アオイちゃんはアニメの後では大活躍するらしい。






