アークナイツ第一部のアニメを見た人に向けて、
「最新話まで追いつき追い越せ」ということで第一部終了後に配信されたストーリーを1話ずつ紹介していきます。
だんだん遅れていってますが、最悪でも土日に追いついて更新します。
とにかくもう最新話まで全部予約投稿セットしてるから、嫌でもお更新しないといかん状態です。
将進酒は李白の詩

君も知っていよう、黄河が天から流れ落ちてくるのを。
奔流は海に注いで再び帰ることがない。
君も知っていよう、豪邸に置かれた鏡があるじの白髪を映して悲しむのを。
朝にはみどりの黒髪が、夕暮れにはすでに雪の白さに変わっている。
人生はかくも瞬く間に過ぎていくのだから、我が意を得た時は大いに楽しもうではないか。
黄金の酒つぼを使わずに月下に放置すべきではない。
天が私に才能を与えた以上必ずやこれを用いる時が来るはずだ。
大金を使い果たしても金などまた入ってくるのだ。
羊や牛を屠(ほふ)って料理し、しばし歓楽の時を楽しもう。
ひとたび飲み始めたら三百杯は飲むべきだ。
岑夫子(しんふうし)よ、丹丘生(たんきゅうせい)よ
飲めよ飲めこの酒を。杯を置いてはならぬ。
君らのために一曲歌うから
どうか耳を傾けてくれ。
贅沢な暮らしなどどうでもよい。
ただいつまでも酔いしれていることを願うのみ。
古来聖人賢者とは寂しいものだ。
ただ酒飲みだけがその名を歴史に残している。
あの陳王曹植は昔平楽観で宴を開き
高級酒を存分にふるまい味わったというではないか。
この酒席のあるじが金がないなどしみったれたことを言うものか。
すぐに酒を買ってきて互いに酌み交わそう。
美しい良馬に
高価な皮衣
召使にこれらを持たせ美酒に換えてこさせよう。
そして君らとともに尽きぬこの憂いを消そうではないか。
アークナイツ イベント「将進酒」ストーリーのおすすめポイント
「エンシャントフォージ」「画中人」に続く炎国イベント第3弾です。
炎国関連イベントは非常に難解であり、特に将進酒はゲキムズシナリオなのでいきなり読むのはおすすめしません。
とにかく「歳」(巨獣)や、中国の行政組織の設定を知らないと全くついていけないので、設定を踏まえた上でお読みください。

逆に言うと設定が理解できると大家族ものとしてすごく面白いです。
今回の内容はとにかく設定部分が膨大なのでそこが厄介ですが、設定さえわかればストーリーはシンプルです

今回の事件は本命の前哨戦その1であり、あまりスッキリしないで終わります。
とにかく巨獣である「歳」の代理人は全体の181分の1ですらこれだけ影響力を持つ強大な存在である、ということだけわかればOK。
次の「玉門(ユーメン)」でのイベントがとても重要になります。
さらにいうと、この話のキモとなる「囲碁バカ」こと2番目の代理人「望」は最新の炎国イベントでようやく回収されます。
なので、炎国イベントは今から読むのがちょうどよいと思います。

ただ、本編には(設定部分以外は)特に絡まないシナリオなので、日本人のプレイヤーにとってはマニア向けと言ってよいでしょう。
布教する前に自分がちゃんと読めという話ですが、実際それを目的としてます。
人に紹介しようと思ったら自分がちゃんと理解してないと失礼だもんね。
キャラクター紹介
ストーリーが把握できた後は「ラギラギ」さんのキャラ別紹介動画をあわせてみるとさらに解像度が上がるのでおすすめです。
◆歳の代理人たち

2:ウェン
3:リィン
9:ニェン
11:シー
◆司歳台 VS 礼部


とにかくここが日本と政治体制が違いすぎて死ぬほどわかりにくいため
一度動画で情報を整理した上で本編シナリオを読むことをつよくおすすめします。
太傅
宗師チョンユエ(歳の代理人の長男。次回イベントで登場する。)
www.youtube.com
バイ・ディシャン
ズオ・ラウ(今回はそれほど目立たない。次回イベントではかなり頑張る)
チューバイ(こちらも次回イベントで登場する)
www.youtube.com
リャン
ニン・ツーチウ
イェ・バン(ブラックナイト)
◆市井の人々や鏢局(運送業者)

テイ・チンユエ
炎国の一都市、尚蜀にある行裕客桟で番頭を務める男性。本来は用心棒兼運送業者のような存在である「鏢局」のリーダー

ドゥ(登臨意でも登場)
リー(なんでも屋)
クルース、ウユウ、サガなど
