この記事で言いたいこと
・「言語化」の成否は、最初のステップである「読解」で決まる
・読解力の実体は、国語力ではなく「前提知識」の蓄積である
・「無知なままノリで語ること」がネットの言説を劣化させる
・判断軸の欠如は、陰謀論や単純化された言説への加担を招く
・生成AIを「知識の境界線」を埋めるためのパートナーにする
こちらの記事を読んだ。
肝心な構造化部分の説明が貧弱すぎるため、実用性は皆無に近い記事だと思う。これを読んで言語化能力が改善される人はいないだろう。
とはいえ、記事の目的は言語化というものを5つのステップに細分化することそれ自体が主眼だろうし
1:読解:状況を正しく理解する
2:構造化:頭の中で組み立てる
3:表現:文章にする
4:整形:相手が読みやすいように整える
5:タイピング:物理的に入力する
特に読解の重要性を理解できてない人にとっては
「まずここで躓いていたらほかを頑張ってもどうにもならない」ということを理解させてくれるので
とても価値が高い記事でもあると思う。
ネットの言説がゴミカスだらけになる最大の原因は、読解力(=正確に言えば文脈を全く理解しないままノリで喋ること)だ
特にあまり詳しくない分野や、膨大な文脈を前提とする話に対して
ろくに理解せずに自分の感覚で話を始めようとすると
そもそもインプットしているものが極端に少ないからどんな賢い人でも頓珍漢なことをいうしかなくなる。
かといって、馴染みがない分野の話題についてインプットしようとすると大変なのだ。
ぶっちゃけ表面的な読解力というのはただのブレーキにしかならない。
「言ってないことを勝手に自分の脳内で補って勝手なストーリーを作る」ということをしなくなる程度であり
その記事について書かれていることだけ読んでもほんとうの意味で読解できたことにならない。
だからこそ、本来は馴染のない分野の話題については沈黙するか、
周辺知識も踏まえてインプットしたうえで語らないかぎり時間の無駄になる。

はてブ民は常にバカ丸出しのコメントをしているわけではない。
マンガやVTuberの話題、そして自分の得意分野ではちゃんとまともなことを言う。
急に知能レベルが上ったり下がったりするわけではないから
単純に特定の話題については蓄積があってその分野については正しい読解力が発揮されるが
全く無知の話題についてその場のノリに合わせて発言すると衆愚の群れになるというとだけだ。
普段、喋るべきではない(少なくとも他人に見える形で)話題について喋りすぎたり
話題についてちゃんと確認せずその場のノリで喋るから馬鹿に見えているだけで
黙っていれば、私なんかより賢い人のほうが多いということはよくわかっている。
つまり私は「はてブのコメント」はバカにしているが、それは罪を憎んで人を憎まずである。
人として憎んでいる=「救いのないバカ」だと思って心底見下しているのは100名くらいしかいない。
クセになってるはてブ民disを挟んだせいで前置きが長くなってしまったが本題はここから。
読解力は今までのインプットや経験の積み重ねがベースとして必要だからすぐには向上しない
たとえばこの話題。
ちゃんと必要な情報は書いているが、前提となる知識がないと重要な情報を読み飛ばす。
サービスはフィンテック企業のナッジ(東京都千代田区)と共同で開発した。今後はカードのデザインや利用特典のさらなる拡充も検討するという。
私はナッジカード全否定派ではないが、少なくとも警戒はする。
ここの文章について反応するかしないかは国語力の問題ではなく、前提知識の問題だ。
他にも、今回のviviONカードはDMMカードと比較したときに、かなり微妙なスペックである点も考慮する必要がある。
ナッジは信用供給力が高いわけではないので、どうしても体力があるその他のカード会社と比べると弱い点がある。
などなど前提知識がない人は絶賛し、知識があると身構える。そういうニュースなのだ。
実際にはてなブックマークでは見事に反応が二分している。
読解力という話になる時、そもそも問題になるのはこう言う話なのだ。
国語力というのはただその文章を読めるかどうかという話ではない。
そもそも国語力が低い人はそもそも論外であるし、まともに読まずにコメントするやつはただのネット中毒のカスだ。
そういうことではないのだ。
たとえ旧センター試験の現代文はほぼ問題なく正解できるレベルであっても、結局前提知識がなければ重要な情報を読み取れない。
そこに対して注意や警戒は起動しない。他のクレカとの比較を思い浮かべることもできない。
ここが、ネットにおける「読解力」が問題になる部分なのだ。
我々は、知らない話題のときには「古文」や「漢文」に接するように、異文化として接する必要がある。
「謙虚さ」が必要なのだ。 読解力とは己の経験や感覚を過信しない謙虚さがベースとなる。
学生の時に古文や漢文なんて価値がないと言い張ってまともに勉強しなかったやつにはこの姿勢は身につきにくいだろう。社会人になってから様々な経験をしてで身につける人ももちろんいるだろうが、それならそれで、今となっては古文漢文を蔑ろにするような発言はしないはずだ。
以下はDLSiteがクレジットカードを発行したニュースについてのはてなブックマークユーザーの反応です。
肯定的意見と否定的意見を分類し、割合を表示してください。
また、肯定的意見を述べる人と否定的意見を述べる人がそれぞれどのような点を重視しているのかをわかりやすくまとめてください
で整理するとこうなる。

1. 肯定的意見を述べる人が重視している点(50%)
肯定的な層は、カードのスペック(ポイント等)よりも、「決済インフラとしての独立性」や「表現の自由を守る姿勢」を高く評価しています。
・脱・外資(VISA/Mastercard)規制:昨今のVISAやMastercardによる成人向けコンテンツへの決済停止・表現規制を危惧しており、国産ブランドであるJCBによる「逃げ道」の確保を「英断」と捉えています。
・「推し」への直接的な支援:このカードを使うこと自体が、表現の自由を守る企業(DLsite)への支持表明(推し活)になると考えています。
・国産ブランド(JCB)への再評価:海外勢が強権を振るう中、日本の商習慣や文化を理解するJCBの価値を再認識しています。
・バーチャルカードの利便性:アプリで即時発行でき、物理カードを持たなくて済む(家族にバレにくい、管理が楽)点を評価しています。
2. 否定的意見を述べる人が重視している点 (30%)
否定的な層は、主に「カードとしての実用性」や「運営企業の信頼性」をシビアに評価しています。
・発行元(ナッジ株式会社)への不評:提携先の「ナッジ」に対し、「初期設定がリボ払い」「リアルカード発行が有料」「Apple Pay非対応」など、利便性や透明性の面で不満を持つユーザーが目立ちます。
・ポイント還元率の低さ:基本1%(期間限定で4%)という設定に対し、競合の「DMM JCBカード」等と比較して「しょっぱい(魅力が薄い)」と感じています。
・既存手段で十分:すでにDMMカード(JCB)を持っている、あるいはPayPayや「みんなの銀行」などの代替手段で事足りているため、あえて新しく作るメリットを感じていません。
・セキュリティ・永続性への懸念:JCBも将来的に規制に屈するのではないかという疑念や、新興決済サービス特有の不具合・流出リスクを警戒しています。
ついでだからDMMカードとの比較についてもまとめておく

viviONカード(ナッジ)を選ぶメリット・注意点
メリット:
・発行の早さ: バーチャルカードのため、審査後すぐにDLsite等で利用可能。
・応援・推し活要素: 「クラブ」という仕組みがあり、利用金額に応じて限定コンテンツがもらえるなど、DLsiteやあおぎり高校など特定の「推し」を支援する色が強い。
注意点:
・コスト面: 物理的なカードが欲しい場合は数千円の手数料がかかる。
・利便性: タッチ決済(Apple Pay等)が使えないため、実店舗での利用には不向き。
・還元率: 現時点ではキャンペーンで高いが、終了後はDMMカードを下回る可能性がある。
DMMカードを選ぶメリット・注意点
メリット:
・完成度の高い「普通のクレカ」: 物理カードが無料で発行され、Apple Pay等にも対応しているため、コンビニ等の実店舗でも使いやすい。
・安定した還元率: DMMサービス内での3%還元(1日は4%)が定着しており、ポイントの使い道(動画、電子書籍、ゲーム)も非常に広い。
注意点:
・審査: 一般的なクレジットカード審査(ポケットカード社)が行われるため、ナッジに比べると発行のハードルがわずかに高い場合がある。