頭の上にミカンをのせる

もうマンガの感想だけでいい気がしてきた

「FGO ツングースカ・サンクチュアリ」

ビースト案件でありながらバグかなにかのせいでリアルタイムでプレイしていた人以外は読み返すことができなくなっているシナリオ。

奏章Ⅳの前に読めてよかった。


ここは異聞帯ではない。
互いに害を与えない。互いに殺し合う理由がないので
話し合いが成立するなら、戦う必要はないはずだ。

生まれつき冷酷な魔術師ではなく、
状況から大任を請け負った一般人…
貴様であればわかるはずだ。

おそらく、他の誰よりも。

私の愚かさは私が罰を受ける
貴様の罪は、貴様が勝手に清算するがいい!


奏章Ⅳにおいて「殺し合う必要がなければ話し合いで解決する」の実例が成立しているシナリオ。



コヤンスカヤの「固有結界」の中に取り込まれたメンバーは

本来であれば勝っても負けても全滅確定だったのだが


殺し合いではなく話し合いによって

「固有結界ごと世界卵として宇宙に打ち出す」というソリューションをとったことで

全滅を免れることができた、という展開。


まぁ読めば分かるけど一応コヤンスカヤの正体について簡単にまとめ

①コヤンスカヤの正体はツングースカに落ちた隕石とそれによって死んだ自然霊が集合した化身。

生まれた時は決まった形を持たない自然の報復機能を備えた精霊であったが

・ツングースカ大爆発による突然の死が人間の武器による理不尽な死を多くの動物に想起させた事

・一方で人間という動物も自然の一部であり愛すべき隣人であると思う自然や動物が多くいた事

の両面の影響を受けており

・人間の武器や欲は嫌悪しているが人間という種は愛しているという性質を持つ。




②また生まれた直後、東方のとある神に召喚されたニキチッチと出会っており

彼/彼女にヤースカヤと名付けられサーヴァントとして現界できる極々短い時間の間育てられている。

そして時は流れ2016年 

比較の獣・第一部終章の際にキャスパリーグがその座を退き

その席が空いた事でコヤンスカヤがビーストⅣの「資格」を獲得して顕現。

ツングースカを離れる為に

人類史における「獣の大化身」である玉藻前をモデルに自分の形を作り上げた。




③玉藻シリーズや妲己との関係性はなし

つまりコヤンスカヤは玉藻のそっくりさんと呼ぶべき存在であり

模倣先と見た目や性質が同じなのでタマモ属ではあるが、

天照の分霊である玉藻前や、さらにその分霊であるタマモナインとは直接関係がない。

つまり、第三部の始皇帝はほぼミス・リーディグ。

明らかに玉藻の前とか妲己に紐付けようとしてたよね?





④ビーストⅣ幼生としての目的

そうしてビーストとして活動を始めたコヤンスカヤは異星の神と協力体制を結びカルデアを襲撃。

各異聞帯で獣の因子を集めて力を付け、最終的には「自分の生み出した新たな生命による聖域(生存圏)を創り上げる」事を目標にしていた。

そしてツングースカ最終盤で

「人間を嫌っているがそれ以上に愛している」事を見抜いた太公望が

「人類と喰い合わない対案」として宇宙進出を提案しコヤンスカヤは了承

コヤンスカヤはいつか生命の存在しない新天地に辿り着き

そこで新たなツングースカを創り上げる事を夢見て眠りに付き宙へ旅立った。






コヤンスカヤは妲己ではなかったが、太公望が妲己だと勘違いしていたがゆえに、妲己のために用意していたソリューションが適用されたというのは面白い


あとはこのシナリオ読んだおかげで、ポット出のはずだったニキチッチがやたらと奏章Ⅲで目立ってた理由もようやく理解した。