アニメ始まりましたね。
アニメ1話から見始めると序盤ついていくのが相当大変だと思うのでせめてコミックス一巻だけは読むことを強く推奨します。
最初だけついていければそこから先は面白い作品です!

FGOユニバースが確立される前の作品なので、FGOほど制約がなく自由度が高い
とにかく型月世界の材料を全部詰め込んで作ったごった煮の闇鍋みたいな作品。
「魔法使い」であるキシュア・ゼルレッチも、死徒たちも登場する。

まぁとりあえず1巻ということで、無料部分で登場人物の紹介を、有料部分で物語全体の話をネタバレありで書いておきますね。
コミックを読むか0話を見ないとアニメ1話から見始めても絶対についていけないと思う・・・
アニメは主人公の全部0話(有料)でやるからファンは課金して見るか、原作かコミックを買え、というすごい構成になっている

マンガだと先にティーネ・チェルクなどが登場する。

ロード・エルメロイII世の事件簿にも登場した天才魔術師「フラット君」もマスターとして参加する。

ファルデウスが「仕掛け人」の側にいることもマンガだとすぐに示される。

アニメだと先にジェスターが描かれてましたが、これについてもその場ですぐに死んでないことが明かされている。


オーランドは偽と真の聖杯戦争があることを知り、「28人の贋作宝具持ち」の部下を従えこの戦争を主導しているつもりだったが実際は操り人形だった。

繰岡椿は意識を失った状態で、ペストの象徴である「ペールライダー(死を告げる騎士)」を召喚した。自分で能力を制御しないのでタチが悪い。

最後のマスターは「召喚用の触媒として作られたキメラ」そのものに令呪がやどったもの。
もとの魔術師が英霊ではなく神霊を呼ぼうとしたのでバグがおきた。 元のマスターはファルデウスによって暗殺された。

ちなみにエルキドゥは本来の能力であればギルガメッシュよりはるかに強い。あくまでも英霊クラスまで力を落とされた存在。

プレラーティ(マスター側)は「真の聖杯戦争」が始まるまでは観測者的な立ち位置

セイバーの枠が存在しない「偽りの聖杯戦争」から物語が始まる。

偽の聖杯戦争と真の聖杯戦争の関係性
「偽りの聖杯戦争」は、「真の聖杯戦争」を執り行うための準備(儀式・触媒)という関係性にあります。
• 偽りは「呼び水」: スノーフィールドで行われた「偽りの聖杯戦争」は、冬木の聖杯戦争を模倣しつつも、システムの一部や泥を利用して無理やりねじ込まれた歪な儀式です。
• 仕組まれた罠: この戦争の黒幕の一人であるファルデウス・ディオランド(真アサシンのマスター)やフランチェスカ(真キャスターのマスター)らは、当初からこの構造を理解した上で運営・参加しています。
• 戦力の違い: 「偽」のサーヴァントが英雄としての格にばらつきがあり、本来ありえない存在(概念、怪物、幻影など)も含まれるのに対して
「真」のサーヴァントは、ヘラクレス(アルケイデス)やヒッポリュテといった、正当かつ強力な英雄たちが召喚される傾向にあります。
なぜこのような構造になっているか
1. 「真の聖杯戦争」を起動するための儀式(着火剤)として
スノーフィールドの聖杯戦争は、冬木の聖杯戦争を模倣したシステムですが、不完全あるいは意図的に歪められたものです。
• 偽りは「準備」: 「偽りの聖杯戦争」は、本来の(真の)聖杯戦争を行うための「呼び水」や「着火剤」としての役割を持っています。
• 聖杯の起動: スノーフィールドの「偽りの聖杯」は、狼(ランサーのマスター)がサーヴァントを召喚した時点で「6騎揃った」と判定されるなど、かなり強引にねじ込まれたシステムで稼働しています。この「偽」のサーヴァントたちの闘争によって生じる魔力や魂の動きを利用し、土地の霊脈を刺激して、より高位の存在を呼ぶ「真の聖杯戦争」の基盤を完成させる必要がありました。
2. 魔術協会(時計塔)を欺き、排除するため
この戦争を仕組んだ黒幕の一人であるファルデウス・ディオランド(真アサシンのマスター)は
アメリカ合衆国の組織に属しており、魔術の総本山である「時計塔」とは対立関係にあります。
•
目くらまし: 「偽りの聖杯戦争」を大々的に宣伝・開催することで、時計塔の目を「偽りの儀式」に向けさせました。
• スパイの排除: 偽りの戦争が開始されたタイミングで、ファルデウスは協力関係にあった時計塔からの監視役(ランガル)を、召喚した真アサシンを使って殺害しています。
つまり、「偽」の戦争を囮(おとり)にして時計塔を油断させ、
その隙に邪魔者を排除し、自分たちが主導権を握る「真の聖杯戦争」へスムーズに移行するための罠としての機能がありました。
3. より強力・特殊な英霊を召喚・運用するため
この二重構造と、聖杯の泥を利用した特殊な環境は、通常の聖杯戦争ではありえない規格外の英霊を呼び出し、利用することを可能にしました。
• システムの拡張: 通常の枠組みでは召喚できない
「神の如き英霊(アルケイデスやイシュタル)」や「概念(ペイルライダー)」などが現界していますが
これは「偽」と「真」が入り混じる歪なシステムだからこそ成立しています。
• 黒幕の欲望: フランチェスカ(真キャスターのマスター)のような人物は
聖杯を使って「迷宮の攻略」や「人間への干渉」など独自の目的を持っており、
単なる聖杯戦争の勝利以上の結果(混沌そのものや、そこから生まれる可能性)を求めて、このような複雑な仕組みを利用している側面があります。
2. どうなったら真の聖杯戦争に切り替わる?
「切り替わる」といっても、前半が終了して後半が始まるといったスポーツの試合のような明確な区切りがあるわけではありません。「偽」の戦いが続いている最中に、「真」のサーヴァントたちが乱入・顕現する形で事態が移行します。
• 真陣営の召喚: 物語が進む中で、ファルデウスなどの黒幕側が隠していた「真のサーヴァント」たちが次々と召喚・活動を開始します。例えば、真アサシン(幽翼のハサン)はファルデウスによって召喚され、時計塔からの内偵者などを排除しています。
• 横槍による開戦: 象徴的なのが「真アーチャー(アルケイデス)」の登場です。彼は、偽アーチャー(ギルガメッシュ)と偽ランサー(エルキドゥ)という偽陣営の頂上決戦の最中に横槍を入れ、ギルガメッシュに致命傷を与えることで、その存在と脅威を周囲に知らしめました。
つまり、システム上のフェーズが移行したというよりは、「偽の戦争だと思っていたら、裏で準備されていた真の戦力が投入され、盤面がひっくり返された」という状況です。
3. その際に偽の聖杯戦争側はどうなる?
真の聖杯戦争が始まっても、偽陣営が消滅するわけではありません。 偽陣営のサーヴァントやマスターたちは、そのまま「真陣営」を含めた混戦(バトルロイヤル)に巻き込まれていきます。
• 共存と対立: 「偽」と「真」の区別なく、生き残りをかけた戦いが続行されます。
◦ 偽アーチャー(ギルガメッシュ): 真アーチャーの奇襲と毒によって一度は消滅寸前まで追い込まれますが
マスター(ティーネ)の献身と若返りの秘薬によって一命を取り留め、少し若返ったような姿(アルターエゴのような状態)で復活し、戦線に復帰します。
◦ 偽バーサーカー(ジャック): 宝具「フロム・ヘル」と「ナチュラル・ボーン・キラーズ」を併用し、悪魔の軍団となって真アーチャー(アルケイデス)に襲いかかっています。
◦ 偽キャスター陣営(オーランド・リーブら): 警察隊(クラン・カラテン)は、真アーチャーや真ライダー(ヒッポリュテ)と交戦しています。
特に真ライダーからは、その無謀さと気概を気に入られ、加護を与えられるという奇妙な関係性も生まれています。
結論として: 偽陣営が「前座」として退場するのではなく、「規格外の偽陣営」と「さらに規格外の真陣営」が入り乱れる、より混沌とした大戦へと発展するのが、この作品の特徴的な展開です。
おまけ:どうでもいい作品外情報について
FGOより前からある3つの「偽典作品」のうちの1つ。
一番最初がFate Apocryphaで、これはFGOの前に没となったゲーム企画。 東出祐一郎がノベライズした。2012年から連載開始してた
その次に「ロード・エルメロイII世の事件簿」と「Fate strange fake」が2014年から連載開始した。
FGOは2015年にリリースされたので、FGOからのスピンオフではない。
あくまでもFGOユニバースが存在しない時代に企画されたFateのスピンオフ作品である。
ところが後に、アポクリファの「聖杯大戦」やロード・エルメロイII世の事件簿については
FGOの特異点イベントとして登場しており、すでにアニメ化もされている。
一方この作品だけは特に「偽典」「公式に組み込まれてはいるけれど二次創作寄り」という扱い。
扱いの軽さで言うと「ぐだぐだFGO」や「よくわかるFGO」シリーズににも劣る。「氷室の天地」並である。
今までFGOの世界に取り入れられることもなくアニメ化もされずということで完全に今までFGOとのクロスオーバーもないという冷遇ぶりだった。
それがようやくこうして日の目を見ることになった。
なぜこのタイミングだったんだろう?
FGOが終わると決まったときから、しばらくFateワールドの展開を支える存在として期待されていたのかな?
それにしても・・・FGOが10年かけて完結したのに本作はまだ未完である。 現在9巻まで刊行されており、10巻が最終巻となるらしい。
そういう意味でも、ここから読み始めれば一気に最後まで行ける良いタイミングだと思いますね。

