何度でもいいますが、こんなご時世なのでみなさん「図書館の大魔術師」の7巻は絶対に読みましょう。

というわけで今日のお話は高市さんの「無限イキリ戦術」の強さとその限界についてです
この記事はとてもおもしろい。
キンコン西野、青汁王子、ちだい、N党、暇空さん、国民民主党、参政党、石丸伸二、リアルバリュー、おはプラネット絆の会、日本ファーストの党などなど
ネットではありとあらゆるイキリ系インフルエンサーが一大勢力を形成し、現実にも多大な影響を与えるようになった事例は枚挙にいとまがない。
しかも短期的にではなくかなり長期的に指示を得るようになっているし
なんなら初動で支持を集めた理由が崩壊してしまってもなおファンの人達が離れず、根強く支持を集めたり再度復活するようになった事例も多い。

なぜなら、「前回の大風呂敷の収束をさせないまま別の風呂敷を広げてあおる」ことを信者たちが許してしまうからだという。
前回の大風呂敷の収束をさせないまま別の風呂敷を広げてあおるという、まさに無限イキリ戦術の奥義といえようか。
しかしそれが批判と同時に強力な支持を得ているらしいのは、ネット空間が人心のイキリ中毒を蔓延・固定化させていることの表れかもしれない。
「収束の放棄」が平気となったマインドを味方にできれば、確かに政治的には瞬間的な強靭さを得ることができるだろう。

彼らは、冷静に評価をして支持をしてるわけじゃなくて
この手のイキリ系インフルエンサーと一体化し、まるで自分が何者かになったような
実態としては、インフルエンサーだけが肥え太り、信者たちはひたすらお布施をしているだけというケースがあまりにも多いのだけれどね。

もう損得勘定ですら無く、現実への直視もない。
どちらかというと
良く言えばVTuberやVR空間の発展の延長線上。
悪く言えば「イメクラ」に近い感覚なのだろう。
イキりまくっていれば何もかもが思い通りになる「バーチャル」な世界の中に精神をダイブさせたまま戻ってこれなくなった人が多いのだと思う。
そういうのは「超かぐや姫!」みたいなエンタメで味わうべきことなのにね。
現実には、現実のイキリ系インフルエンサーは放置され、フィクションである「超かぐや姫!」がそういうバーチャルな世界観を批判される、そういう世の中になっている。

現実に対してあるべき態度と、フィクションに対してあるべき態度が逆転している。

その集大成にして総決算となるのが、高市政権の大躍進ということになるのではないか。
今の世界的なイキリ中毒じみた状況の背後に感じるのは「駄目な曲解・誤解の巧妙さ」の発達・蔓延であり、大局的に見れば、情報量に反比例する知的衰退だ。そしてそれを計算ずくで利用しようと図る政治が、何か良きものになる可能性は限りなく低いと思われる。

結果が出るまでの間、みんな高市さんが生み出した「バーチャルな世界観」で、高市さんが勝てば全てうまく行くという理想を抱いて海に泳ぎだすのだろう。
実際問題、高市さんが首相になることで恩恵を受ける人は確かに多いのだが、上のようなインフルエンサーを支持している人たちには多分及ばないのだけどね。
高市さんの改革は「誰でも支持さえしていれば黙って口を開けていたらエサを投げ込んでくれる」ような状況ではなく、周到に受け取る準備をしていた人たちにしか及ばない可能性が高い。
具体的にいうと、例えば現時点で株を全力でロングしていた人は大儲けでハッピーだが、そうでない人には準備不足だった罰ゲームとしてもれなくインフレがプレゼントされるような世界だ。
私は高市さんを熱烈に支持する人がいるのは全然否定しない。実際に利益を得られる可能性高いから。しかし老人でありながら高市さんを支持している人が結構な数いるというのが本当に信じがたいなと思う。
老害だらけのはてなブックマークがアンチ高市ばかりなのは非常に納得感が高いので、これからも老害の住処として、老人としての正しいアクションをはてなには示してもらいたい。(40歳以下ではてなブックマークを使っているような人はいますぐやめろ)