頭の上にミカンをのせる

もうマンガの感想だけでいい気がしてきた

「ウマ娘 シンデレラグレイ」 完結してたので一気に読んだ

とにかく大ゴマが多い漫画だったなという印象。


「トウカイテイオーの挫折からの復活」というドラマはアニメ2期でやったために


勝てなくなったあたりをどのような筋立てで演出し


そして最後の有馬記念での勝利をどのように盛り上げるのかというところが興味深かったのだけれど


思った以上にあっさり終わらせなという感じがする。



個人的には「オベイユアマスター(ペイザバトラー)」と戦ったりタマモクロスと戦っていたタマモクロス編までのどんどんおもしろくなっていく感がすごく好きだった。



自分より強いタマモに追いつけ追い越せというわかりやすい成長があったり未知の敵との戦いで大苦戦するという展開がとてもおもしろかった。



タマモクロス引退後の平成三強編に入ると、「その前から仲良くなりすぎていた」ために新鮮味が少しずつ薄れていく。



少年漫画風のバトル感じ薄れてくるというか、いまいちライバルとの勝負という感じにならない感じにちょっとヤキモキした。



純粋なレースバトルというよりは、人間関係が重視されるようになってきた印象だった。



それでも天皇賞・秋におけるスーパークリークとの頂上決戦などはやはり面白かった。



やはりこのマンガのウリはレースだなと感じさせる内容だった。



後半はすごく描くのに苦労されたのだろうなと思う

しかし、いよいよオグリキャップも勝てなくなり、スーパークリークもイナリワンも引退していくような展開になるにつれ



レースで盛り上げることが難しくなり、どんどんウマ娘の内面みたいな話になっていく。



正直ミルワカバ(オサイチジョージ)の扱いはもうちょっとなんとかならんかったんか・・・とつい感じてしまうが、じゃあどうすればよかったのかは私にもよくわからない。
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ヤエノムテキやメジロアルダンにカメラを向けることで頑張って盛り上げようとするが、やはり限界がある。このあたりは史実ものの難しいところだなと思う。




とはいえ、オグリキャップの物語には最後の最後の奇蹟の大勝利というすごいドラマがある。




どう盛り上げてくるのかなと思っていたが、ウマ娘のアニメのように過剰に盛り上げたりはせず淡々と描写した描写だった。



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本作をオグリキャップだけの物語として描くのであれば、このあたりはもっとドラマチックに描いていただろう。



しかしあえてカメラは引き気味にし、オグリそのものを映さずに、オグリについて語る他のメンバーたちを描くことで



「オグリキャップと、彼女たちと戦ったライバルたちの物語」という形で締めくくっている。



オグリの存在が多くのウマ娘に影響を与え、それはオグリの引退後も続いていくという余韻を与える演出となっている。



なんというか勇者「ヒンメル」と、そのパーティーみたいな感じだ。 



あえてオグリキャップの物語をオグリキャップだけで終わらせないというのは、競馬ファンらしい発想だなと思う。



実際今でも語り継がれる伝説の名馬だしね。



最終話のタイトルは「ここにいた」である。