頭の上にミカンをのせる

もうマンガの感想だけでいい気がしてきた

サイケデリック・アドベンチャー『東方見文録』 あらすじ

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の紹介を見て全く意味がわからなかったので、あらすじをまとめてみたが、やっぱり意味が分からなかった。 終わり方は「里見の謎」よりひどいのでは? 


文章を読んでも理解できなかったのでスライドにしてもらったけどスライドにしても意味がわからん。これはもうかなりお手上げ。




1988年に発売されたファミリーコンピュータ用ソフト『東方見文録』

実在の歴史書をモチーフにしながらも

実態は「ニューウェーブ・サイケデリック・アドベンチャー」と称される

極めて独創的かつ、いわゆる「バカゲー」の要素を多分に含んだ作品。





本作は、歴史的な枠組みを利用しつつも、現代的な風刺や支離滅裂な展開が交錯する特異な世界観を提示している。


1. 世界観と主要キャラクターの設定

本作は、史実の『東方見聞録』とは一線を画す、シュールでカオスな設定に基づいている。

1.1 主人公:東方見 文禄(とうほうみ ぶんろく)

東南アジア大学 歴史工学部 旅行学科 4年生。
動機: 卒業旅行と研究テーマ「シルクロードにおける時空間旅行」の遂行。
真の目的: 文禄は商人の家系であり、「日本一の雑貨屋」になる夢を持つ。
過去の日本(黄金の国ジパング)に渡り、金を手に入れて一攫千金を狙うという、極めて世俗的な野望を抱いて時間旅行を計画した。

1.2 マルコ・ポーロと歴史的背景

時代設定: 1275年の地中海。
状況: マルコとその父ニコロは、キリスト教伝授のためにアークル(アッコン)への航海中であった。
そこで文禄と遭遇し、文禄はニコロに代わってマルコのお供として旅に同行することになる。




2. 物語の展開:シルクロードから大都へ

物語は文禄とマルコの二人旅を中心に、常軌を逸したトラブルと邂逅を繰り返しながら進行する。



2.1 アークルとエルサレムでの試練

アークルで二人が泊まった宿屋は、主人が鏡の向こうからのぞき見をしていたり
最終的には天井に張り付く怪人「クモオンナ」と化したりするなど、異常な空間であった。

エルサレムへ向かう砂漠では、逆さ釣りにされていた神父ウイリアムスを救出し
聖墳墓教会にて「キリストの聖油」を入手する。この際、

文禄の荷物を盗んだ宿屋の主人が再び現れるが
キリスト像が「ライダーキック」を放って撃退するという超現実的な光景が繰り広げられる。


2.2 ホルムズと山の老人

ホルムズへ向かう途中で盗賊に襲われ、一行は散り散りになる

マルコは「海の老人(アラジン)」から魔法のランプを譲り受け

ランプの精(インド人)の助けを借りて旅を続ける。

一方、文禄は「山の老人」に捕らえられ、36時間もの間逆さ釣りにされた後、薬物によって洗脳されかける。
しかし、合流したマルコが文禄に酒を飲ませたことで、嘔吐と共に薬物を排出し、正気を取り戻した。

二人は「タマネギと酒を混ぜて食べさせる」という奇策で
山の老人の胃から盗まれたリュックを吐き出させ、アジトを涙の海に沈めた。



2.3 バダフシャンとパシャイの呪い

バダフシャンでは、国王が「山羊のように紙を食べ続ける」という呪いにかかっていた。

文禄は、切り離された愛し合う男女の木をチェーンソーで対面させることで、呪いの解き方を聞き出す。

隣国パシャイでは、ランプの精を美女に変装させて囮にし、神官たちを撹乱。

結果的に守護神である巨大フクロウが、ランプの精が食べていたカレーの辛さでショック死し、呪いは解けた。

しかし、王妃の離婚と慰謝料請求により、報酬として期待していたルビーは手に入らなかった。




3. クライマックス:アフマットの陰謀とハーンへの謁見

物語の終盤、二人はついに元(ゲンコク)の宮殿へと辿り着く。



3.1 陰謀の露呈と宮殿破壊

宮殿内では、キリスト教の伝播を嫌うイスラム教徒アフマットと、利権独占を狙うニコライ神父が共謀し、マルコたちの暗殺を企てていた。

文禄はカメラでアフマットの背信行為を撮影し、証拠を皇太子チンキンに提示する。

チンキンからアフマットの始末を命じられた文禄は

未来の知識を動員し、硝石・硫黄・木炭から火薬を生成。

「竹製のバズーカ砲」を作成してアフマットの宮殿を爆破・粉砕した。




3.2 フビライ・ハーンとの対面

フビライ・ハーンは、マルコから聖油と信任状を受け取り、通商権とキリスト教伝道の許可を与える。

文禄はハーンの宮殿を破壊したことで去勢されかけるが

冗談として流され、ハーンのジパング遠征への同行を許される。




4. 結末:時空の崩壊と「経済ジパング」への漂着

本作の結末は、歴史改変と現代批判が混ざり合った、極めて衝撃的なものとなっている。


4.1 1281年:弘安の役と時空操作

ハーンの艦隊と共に日本へ向かう文禄。

しかし、史実で起こるはずの「神風」が一向に吹かないことに焦りを感じる。

文禄は自らのタイムマシンを遠隔操作し人為的に時空の歪みを作って嵐を起こそうと試みる。



4.2 未来兵器の出現とマルコの死

しかし、パスワードを入力しても嵐は起きず、代わりに日本の時間が暴走を開始する。

富士山が爆発。

芸者が空を飛び、日米貿易摩擦が発生。

上越新幹線がマッハ3で走行。

さらには、時空の歪みから未来の戦闘機(零戦)が出現し、神風特攻隊として元軍の艦隊を攻撃。

4,000隻の船は一瞬で壊滅し、マルコ・ポーロもその犠牲となって死亡した。



4.3 黄金の国「経済ジパング」の正体

文禄が日本の海岸で目を覚ますと、そこには「アロハ模様の着物を着たのっぺり顔の女」がいた。

彼女は「エコノミック、ジパングにおこしやーす」と挨拶し、文禄を案内する。

そこにあったのは、文禄が夢見た黄金の国ではなく、異様な光景であった。

・金色の鳥居と金色の大仏があるが、それは「団地」であった。

・「帝王」を自称する男が現れ、文禄を「A級難破者」として団地へ収容する。

・「兎小屋」と呼ばれる下流階級の部屋を与えられ、最後は黄金の風呂釜で、狂ったように踊り歌う住人たちと共に「ジャパニーズフロ」に入ることを強要される。



4.4 終焉

狂気に満ちた住人たちから「ここは日本じゃない」と叫んで逃げようとする文禄だったが逃げ場はなく

最後は精神を崩壊させ、幼児退行したように「おかーさーん」と叫び続ける中で物語は幕を閉じる。


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結末の舞台 黄金の国ジパング(実態は狂った現代日本を模した団地)

「おまえらはくるってるぜ。ここはニッポンじゃねーのか。こんなのニッポンじゃないぜ」