頭の上にミカンをのせる

もうマンガの感想だけでいい気がしてきた

「地下アイドルにハマるくらいなら株やったほうがよくね?」というお題でAIと会話してみた

「地下アイドルにハマるくらいなら株やったほうがよくね?」と、ろくに成果もも出せてないのに株に執着し続けてる私が、「地下アイドルにハマる人の気持ち」について考えてみる

「地下アイドルにハマるくらいなら株やったほうがよくね?」

note.com

地下アイドルを追いかけるうちに借金が135万になり、300万になり、600万近くになった人の話だ。

脅迫めいたDMを送って逮捕され、罰金10万円の判決が出た。

「大変そうだな」と思いながら読んでいた。そして、株もやりつつ推し活も楽しんでいる知人のAさんにその話をぶつけてみた。(※タイトルにもある通り今回はそういう設定のAIと会話しただけであり、リアルの会話ではありません)





私: この人、地下アイドルに課金しまくって600万借金して逮捕されたんだって。どう思う?


A: うーん。大変だったね、としか言えないかな。


私: 私には正直よくわからなくて。どうせ課金するなら株にすればいいのにって思っちゃうんだよね。
株だって応援したい会社を買えるし、うまくいけばリターンもある。
地下アイドルって本音は見えないし、突然卒業するし、なんか不透明じゃないですか。


A: まあ透明性でいったら株のほうが全然高いよね。決算書あるし。
でもそれって、そもそも求めてるものが違うんじゃないかな。


私: 求めてるもの?

A: 株って、突き詰めると「この企業の成長に賭ける」でしょ。
でも地下アイドルへの課金って、「この子の夢を一緒に叶える」なんだよね。
対象が数字じゃなくて人間だから。しかも距離が近い。
DMで返信来るし、ライブ後に話せるし、自分の名前を覚えてくれてる。



私: それって演技じゃないですか。お金を払ってるから対応してくれてるだけで。


A: 頭ではわかってると思う。
でも「ありがとう」って言われたその瞬間は、演技だとわかってても嬉しいんだよ。
その瞬間の感情は本物として残る。理性と感情って、思ってるより全然別々に動くから。


私: ……それが気持ち悪いというか、怖いなと思うんですよね。


A: わかる。でもそこに「救いたい」って気持ちが乗っかると、もっとやっかいになる。
この人の場合、彼女に「配信審査を通過できなかったのは私のせいだ」という感覚があったと思う。
自分が支えなければこの子はダメになる、って。
それって一見献身的だけど、裏側に「自分が必要とされている証明をしたい」があるんじゃないかな。



私: 自己価値の根拠を推しに置いてる、ということですか。

A: そう。自分に自信が持てない人ほどそこにはまりやすい。
現実の自分がしょぼくても、推しを支えている自分は特別で、価値がある。
そういう物語になっていく。



私: でもそれって、相手にとっては都合のいい養分じゃないですか。

A: そうなんだよね。だから外から見てると「搾取されてるだけじゃん」って見える。
でも本人の中では搾取じゃない。
「自分が選んで、自分が支えている」という能動性があるから。そこが厄介で。



私: ……なんか、急に人ごとじゃない気がしてきた。

A: え、どういうこと?



私: 私、株だと小型株が好きで。
不人気な銘柄を自分が見つけて推す、みたいなのが好きなんですよね。
「世間がまだ気づいていない価値を自分が見抜いている」みたいな感覚があって。
今年もそのこだわりで大型株を避けて、結果パフォーマンスがあんまりよくなかったし。
これ地下アイドル推しとあんまり変わらない気がしてきた。

A: あー、それはかなり近い構造だと思う。



私: ですよね……。救世主欲求とまでは言えないけど、「自分の目利きを証明したい」という感覚が投資判断に混ざってる。

A: 株でそれが出ると、損切りも遅れるんだよね。
「自分が見込んだ銘柄だから、まだ諦めたくない」って。



私:サンクコストで身動きが取れなくなるところとか、自己愛が合体してるところとか、かなり危ないですね。

A: 投資やってる人でも結構いるよ、そういう人。
カリスマ投資家を崇拝して、SNSで一生懸命応援して、含み損になっても「まだついていく」って言ってる人。
構造は地下アイドルオタクとほとんど同じ。対象が人か銘柄かの違いだけで。



私: ……最初に「株やればいいのに」って思ったのが、だいぶ恥ずかしくなってきた。

A: いや、透明性の話は正しいよ。
でも結局透明性が高いとか低いとかは本質じゃなくて
たとえ透明度が高い場所でも、同じトラップにははまれるってこと。

結局はその人の人間性というか、自分に自信を持ててるか、他人に依存してるかとか
そっちのほうが重要だなって感じ。



私:じゃあ私ダメじゃないですか。 株ですらこれなのに地下アイドルとかハマったら絶対終わる。
怖すぎるから絶対にVTuberとかアイドルとか推さない!

A:すでに手遅れでは。H.N.……S.N……T.M……



私:ヤメロォ!



というわけで

600万円を使い、眠れない夜を過ごし、誰にも話せないまま精神が壊れていく過程。

「私が支援をやめれば彼女は活動を続けられない、だからやめられない」という論理。

このあたり、外から見れば明らかに歪んでいる。

でも同じ構造の欠片が自分にもある以上、笑えなかった。

利益だけでは満たされなくて、必要とされたい、誰かの役に立ちたいという気持ちがある。

それ自体は悪いことじゃない。

ただその気持ちが、気づかないうちに判断を歪めていく。株でも、アイドルでも、たぶん他の何でも。


自分がそのトラップから逃れられない事実は受け止めざるをえない。



なんかもうこっちの方向では安全なものを選んだほうが良さそう・・・