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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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みならいDiva12話

Can You Calibration?

このアニメ(?)くっそ長いし何やってんのか分かんねーgdgdすぎるーと思ってスルーしてたのだけれど、今日新幹線乗ってて、途中でやることなくなったから時間つぶしくらいのつもりではじめて観たらめっちゃくちゃ面白くて最後まで見てしまった。

みならいディーバ(※生ライブ)最終回「2人の力でやってみた」 ‐ ニコニコ動画:GINZA



これすごいな!

アクターの演技をモーションキャプチャーで取り込み、リアルタイムでキャラクターに反映。ラジオ番組のノリとアドリブをそのままアニメにした業界初の生放送アニメである。(実は同じニコニコ生放送枠で既にライブオンラダーという生アニメが存在する)主人公のルリとウイはデビューしたての売れない音声合成ソフト。そんな二人が大先輩・葉山シェリーのような歌姫になるために毎回その場のノリで曲のテーマや歌詞を決めて、挙句の果てには生歌唱までやってしまう。そんなお話である。

http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%81%BF%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%84%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%90%28%E2%80%BB%E7%94%9F%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%29

CGアニメーション技術使ってるのか何かよくわからないけど生でライブシーンを生成していくのね。 実際の場には村川梨衣(蒼井ルリ役)さんと山本希望(春音ウイ役)さんが舞台に立っていて、観客の前でパフォーマンスをする、と。 でも画面を通して見ている視聴者にはリアルタイムにCGで生成されたキャラクター蒼井ルリと春音ウイが動くという仕組みなのね。

完璧じゃないとはいえ、ちゃんとリアルタイムでライブ映像になってるのがすごいし、むしろ完璧じゃないからこそ、逆に生のライブやってるぞ、って感じがしてよい。つい2週間ほど前に、完璧に訓練された演劇のパフォーマンスを観にいったのだけれど、それとは違った魅力があるなと感じた。

この番組で流れているBGMは生演奏つまり全てアドリブなので、番組の進行の雰囲気に合わせた演奏をすることができる。この利点を最大限に生かしているのが大きな特徴。例を挙げてみると、巻きの指示をBGMで表したり、後半パートでのシチュエーションに合わせてATOSや発車メロディを演奏したりする。

それにしても最後にちょっと過去のメイキング振り返りの映像が流れてたけど、よく最後まで番組完走出来たな、と。
完成されてないゆえの自由な感じといい、コンテンツのてさぐり感というか「どうしてこうなった!」感といい、目を覆わんばかりのgdgd感といい、それでいてライブにおける必死さと観客たちの一体感といい。これ12話らしいけど、ここに至るまで蓄積されたものがすごいたくさんあるんだろうな、と思わせるすごいエネルギーに満ち溢れた空間が演出されてました。


いやはや面白かった。メイキングにあたる1~11話も見てみたい。 最初からずっと見てて12話に至った人、さらに現地でのライブにまで参加した人たちは私より何倍も楽しめてるんだろうなと思う。
今作では、ライブに参加した観客たちも「みなライバー」として重要な役割を担っていました。今私も洲崎西の「豚リスナー」についてかんがえてたりしますが、やっぱり「訓練された観客」って大事よな…。




余談。この作品思い出しました。