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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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ネットのインフルエンサーは、多分誰かを訴えたらその100倍返しになる人が多そう

DeNAの選手が、配偶者をブスと呼ばれた件で、その書き込みをした人に200万円の支払いを求める訴訟を起こしたそうですね。そして、その件をもとに、ネットを騒がせているインフルエンサー(笑)やアフィリエイターのみなさんが、「私も訴えたい」ということを無邪気に語っているそうです。


面白い試みだから、是非やってみればいいと思います。

というより、私としては大歓迎です。是非やっていただきたい。

それは長期的には彼らのクビをしめることになるであろうから。

ネットで無責任に暴言を吐きまくる人たちと、悪いベクトルにばかり影響力を発揮しているインフルエンサー対消滅してくれることは、実に喜ばしいことです。




そもそもネットのインフルエンサーの大半は「炎上商法」または「情弱向け」商法をやってる人が多いです。

むしろ彼らにとっては、そういう誹謗中傷をやるような人たちこそが養分なわけです。

その人達は直接金にはなりませんが、そういう嫌悪感を催す人たちとわざわざ戦うからこそ「そういう人たちを嫌う人たち」が支持をしてくれるわけですね。

困ったことに、人を単純な構図で二分化し、対立を煽るようなことを言う人達が一番PVも支持も集めやすいわけです。

しかもそういう二項対立で自分をどちらかに分類して、自分に敵対するような人間も、自分を支持するような人間も、ひとしくインフルエンサーにとってはお馬鹿さんであり、

そういうおバカさんたちこそ、まさに彼らがカモにしたい人たちなのです。

だから彼らはいつでも何か藁人形や仮想敵を設定して、それに対して挑発や攻撃を繰り返す。

そして、それに怒った「お馬鹿さん」がやってきたら、逆サイドの「お馬鹿さん」に向けて「ネットの悪い人たちが襲ってくるよー」と被害者ヅラをしたり、そいつらと戦う勇者のフリをするわけですね。

どういう面の皮をしていたらこんなことができるのかわかりませんが、結構そういうことができる人が世の中にはたくさんいるようなので恐ろしい恐ろしい。





「訴訟」の話を持ち出せば、その人の周りには確かにそういうお馬鹿さんはいなくなるかもしれません。

自分を支持するお馬鹿な信者さんは、敵対する存在がいなくなっても自分からはなれられないという自信があれば、一掃しても良いのかもしれません。

ただ、いざその「対立する存在」がいなくなったら、信者たちは自分のことだけを見るようになります。

そうなった時に、はたして信者の信心を維持し続けることができるのでしょうか。




また、訴訟をちらつかせれば、「お馬鹿さん」は確かに一時的に追い払えるかもしれません。

でも、こういう人達は「消滅」するわけではない。 多分、恨みを持った状態で「成長」して戻ってくると思います。

今の時点では、とにかく群れて無責任に殴ることが簡単にできる状況ですから、彼らはまったく勉強もしませんしその場の勢いで適当なことを言うだけです。

スマイリーキクチ中傷事件とかは本当にひどかったですね。一人ひとりはレベル1ゴブリンみたいな感じですが、群れるとあそこまでひどくなるというケースです。

気軽に攻撃や誹謗中傷ができなくなったら、この人達は黙るでしょうか。多分そうはならないと思う。

3分の1くらいは、誹謗中傷はやめるけれど、まともな批判を身に着けるのではないでしょうか。



インフルエンサーの方々は、お世辞にも行儀が良い人達ではない。「グレー」な行動を取っている人がかなり多いです。

たとえば仮想通貨アフィについて、そのゆるい審査基準を利用して、不適切な勧誘行為を繰り返していた人などがいたりします。

こういう人たちに対しては、感情的になって誹謗中傷をする必要はなく、冷静に問題点を指摘することが可能です。

今みたいに、お手軽に暴言をなげつけてスッキリできる状況だと、こういう批判より、とりあえずぶん殴るような言葉を投げかけておけって空気のほうが人気になるみたいですね。

なかにはきょうもえさんという人のように、暴言と批判をセットでやってる器用な人もいますけど、私は何度も言ってる通り「トーンポリシング」賛成派ですので、せっかくちゃんと批判してようが暴言を吐く人の意見には耳を貸す気になりません。



そういう「暴言」要素が規制されればされるほど、「ちゃんと事実や、ルールの確認にもとづいた批判」が見直されることになるでしょう。


多分、そうなると、現在のように「仮想敵や藁人形を殴ることによって」炎上商法や情弱向け商法をやってるインフルエンサーさんたちは、
殴るべき藁人形がいなくなり、存在価値が大幅に低下することになるでしょう。
その人が指し示す「藁人形叩き」に便乗することで優越感を感じていた人たちは、その人を支持することがものすごく「ダサい」と感じることになるでしょう。



また、味方としては弱いが敵にすると厄介極まりないと言われがちのネット民は、いざ事実を収集することに専念すると、恐ろしく強いです。
その人物に対するありとあらゆる言動を監視し、発掘し、蓄積していくことになるでしょう。
そういう情報は、いったんインフルエンザーが弱みを見せた瞬間に、すごい勢いでバックラッシュを引き起こすことにも鳴りかねません。




DeNAの選手が訴訟をおこすことが出来たのは、その人に後ろくらいことがなかったからであり、

間違ってもネットで炎上商法をやってるような方々が、自分を彼と同じ立場において語ることは無理だと思います。



まぁみんな、そのことをわかってるからどうせ口だけなんだけどね。




実際に訴訟をやってくれたらめっちゃ応援します。発言に責任をもたせるのはよいことです。是非やってほしい。
是非今みたいに「無責任に暴言を吐いては、俺は無名だから責任はない」などとほざく人を一掃して欲しい。
お礼に、その人がなんかやらかしたら、丁寧に丁寧に批判してあげたい。