頭の上にミカンをのせる

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「子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話してくれる聴き方 大全」は子供と接する全ての大人に読んでもらいたい傑作

togetter.com

こういう記事がバズッてるのを見ると、みんな「子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話してくれる聴き方 大全」を読んでくれ!って思う。

あえて「少なめ」に言うことで、子供がどこまで知っているかどうかを確かめるという発想

大人って子供に頑張ってほしいときに、とにかくたくさん話しかけることが「良い親」みたいなイメージがある人が少なくないと思いますが、これをバッサリ切り捨てます。逆に「減らしてみる」ことによって、子供が何を知ってるかを理解しようとすることが大事だというわけです。

どうすればいいか/なにをしてはいけないか、大人が思っているよりは、いくらか/ずいぶんと、子どもは分かっていることが多い。子どもからすると、分かっていることを言われるので、くさる。

しかも大人は、必要以上のことをいろいろ言いがちだ。大人が思っているより「少なめ」に言うことで、知っているかどうかは確かめられる。「子どもは知っている」ことを前提に対処することは、そちらへ子どもを引き上げる。

https://readingmonkey.blog.fc2.com/blog-entry-415.html

いつまでも「自分は子供のことなら何でも知っている」「子供は何もわかってないから全部教えてあげなきゃ」から離れるためにも、この減らす(フェイドアウト)という考えはとても大事。それが子供に「自分は親から尊重されている」って感覚を与えることにもなるといいます。


大人は急ぎすぎる。子供に「理解し、行動するまでの時間」を与えよ

togetterではたった一つのさえたやり方のように語っているのにたいして、読書猿さんの記事では、この「子供を尊重する」というベースをもとに複数のアプローチを挙げ、一つ一つについて具体的な理由を語る。

注意すべきは「注意という認知資源は有限なのだ。」という考え方と、「大抵の場合、大人は急ぎすぎる。子どもを無知と扱うならなおさら、理解できるだけの時間は与えるべきだ」という姿勢。

1.一言のヒントを出す。一言ヒントを出したら、子どもの顔を見る。そして、しばらく待つ

2.メモを貼る。メモは「言い合い」もしなければ、余計な「皮肉」も「怒鳴り声」も発しない。

3.状況を描写する。一言のヒントで足りなければ、情報を追加する。

https://readingmonkey.blog.fc2.com/blog-entry-416.html

そしてここまで来て通じなければさらに次の手を講じるという構造になっている。

ここでさらに「相手のレベルに合わせて対応を変える必要がある」という、言葉にすれば簡単な話だが、実際はどういうことなのか難しい話を意識させられる。

他人がいう「こうすべき」をうのみにせず、ほかならぬ自分の子供を理解しようとすることがすべての基本

これは幼い子供に対してだけの話ではない。「大人とこども」という関係性においては常に有効な考え方となる。下記の作品でも、高校生とコーチの人間関係において読書猿さんの記事と同じような問題が描かれる。会社における上司と部下の関係にも大部分は通用する話だろうと思う。

このように、ベースさえあればいろいろと応用が利く。こういうベースをちゃんと作ったうえで上のtogetterを参考にするなら良いけど、他人がいいよっていってることをなんとなく単体で取り入れたりすると逆効果になることが結構多いので怖い。


というわけで、読書猿さんの記事のベースにもなっている「子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話してくれる聴き方 大全」は以前も一度紹介したことあるけど本当にいい作品なのでぜひ読んでみてください。


子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話してくれる聴き方 大全

子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話してくれる聴き方 大全

なんと現在kindle unlimitedで無料になってます。ユーザーの人はぜひ使ってみてほしい。

実践例もあるから参考にどうぞ。

話し方聴き方実践をやってみた。 - スズコ、考える。


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