株価が急速に上がり始めた後増担保規制が入ったことが原因ですが、果たしてこの会社は本物かどうか。
太陽光発電サービス会社、(旧)リアルコム。
グリーンエネルギー(太陽光発電システム、工事請負・運営、自社保有、売電)、太陽光パネル製造、IT(ソフト販売)、光触媒(光触媒剤)の4事業。①太陽光発電事業は
・自社保有&売電
・ソーラー発電システム販売(日系最大の太陽光パネルメーカー)
・ソーラー発電システム設置設計
・工事請負サービス、運営管理のワンストップソリューションを提供。
②太陽光パネル製造はVSUN社(ベトナム)が営む。
自社保有化により売電収入を継続的に収受するストック型ビジネスへの構造転換を推進。
③IT事業はナレッジマネジメントツール「Knowledge Market」、RPAツール販売など。
④その他、建設機械事業は中古機械販売・レンタル(三一重工の日本総代理店、国内外販売)。2015年子会社WWBは薄膜シリコン型太陽電池の研究開発プロジェクト(東北大学研究室)に参画、新日本金属鉱業と提携。
2020年ベトナムのVSUN(大手太陽光パネルメーカー)を連結子会社化、スプレー型光触媒抗菌・抗ウィルス液を発売。
2022年明治機械<6334>と資本業務提携。
アースインフィニティといい、頭のおかしいな動きをする株が話題になってるのでなんかそろそろ嫌な空気……。
企業について
業績の伸びが異常に高い。
営業キャッシュフローマイナス、投資キャッシュフローマイナスだが大幅増益。
棚卸資産が急増。
設備投資が大幅に増加しているが減価償却があまり増えていない。
対自己資本比率での有利子負債は驚異の800%。何かあったら即死するレベル。
一人当たりの業績はほとんど伸びていない。とにかく子会社化したベトナムの会社が急成長しているということになっている。
こういうのどっかで見たことあるな―と思う
ライザップというよりは、ダブルスコープとかインパクトとかウェッジとかビザスクタイプですね。
ビザスクはこんな感じでしたね。
ビザスクのチャート
ダブルスコープのチャート
ウェッジのチャート
インパクト(旧メディアフラッグ)はMBOで上場廃止。
ここだけは本物だったのかもしれませんが今どうしてるんだろう…。
粉飾とかはないと思うけど、営業CFすらマイナスなのにこの売り上げの伸びでこの利益率ってどういうカラクリなんですかね?
エーバランスは粉飾してないよね?
— マゼラン (@fun00555129) 2023年4月19日
お久しぶりです😊
— イーマリー・黒岩(跡地) (@BlackRock0905) 2023年4月19日
去年の営業CFが▲133億円なのに、半年間の減価償却が2億円です😊
不思議だなーって、思ってます。 pic.twitter.com/q56UOdPPrY
☓営業CF ○投資CFでした。
— イーマリー・黒岩(跡地) (@BlackRock0905) 2023年4月19日
すみません。
機械装置の取得なので減価償却は売上原価のほうに入ると思いますよ。
— しぇる (@shell_kabu) 2023年4月19日
製造なので、原価の方に含まれてる償却が多いのでは?2qのCF計算書では958百万あるので、8億くらいは原価に含まれてる償却がありそうです。
— aquariちゃんこ (@kt_aquari) 2023年4月19日
そうっすね。
— イーマリー・黒岩(跡地) (@BlackRock0905) 2023年4月19日
CF計算書には、9.5億と書かれてますね😊
どうやって償却してるんでしょ🙄
6年定率かな😊 pic.twitter.com/FiiS4g1hKV
たぶんなんですが、(ダブル・スコープみたいに)
— イーマリー・黒岩(跡地) (@BlackRock0905) 2023年4月19日
外地に工場を作ると、初期は法人税の優遇が受けれるんすよね。
なので、可能な限り償却を後ろ倒しにしつつ、利益を前倒し計上してるんじゃないかなーと。
社長が売ってますし🙄
正直超短期勝負であり、勝った人はおめでとうですが、長期で持ち続けてたらどうなるかはわからない。