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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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はてな用語「真意システム」「要点システム」「動機システム」

言ってわかんないならもういいよ!
わかる人だけがわかってくればいいから!
わかる気のある人にはわかるように説明してるもん!

こういう発言が多い人に要注意。これはブロガーが自分の記事を批判された時に生じるメジャー防衛反応の一つ「真意システム」です。


主張内容自体に問題があり、その内容自体は理解されてその上で批判されているにもかかわらず、「私の真意が正しく伝わってない。伝わりさえすれば納得してもらえるはず」という勘違いをしている人に対して「真意システムの使い手」という形容を行う場合がある。
類似の防衛反応のパターンとして「読者のレベルが低い」の多用などが挙げられる。


まぁ、実際そう思うのも仕方ない時は多いけれど「頻度が高い」場合は、

①そもそも書く場所を間違えているか、
②書き手の技量がその題材を扱うレベルになっていない

かどちらかであるケースが多いです。どちらにしても、対策をたてたほうがよいと思います。

The definition of insanity is doing the same thing over and over again and expecting a different result.
(狂気とは、何度も同じことを繰り返しながら違う結果を期待することである)

https://quoteinvestigator.com/2017/03/23/same/

元ネタはfeitaさん?

たしか命名はfeitaさんだったと思うが、もしかしたらその前から言われていたかもしれない。feitaさんは「真意システム」以外にも「要点システム」を提案していたがこちらの方はあまり広まっていない模様。もしかしてfeitaさんには他のシステムが見えているのかもしれない。

【悲報】青二才が岡田育に喧嘩を売るが軽くあしらわれ自滅する

あれ、もしかして青二才さんって要点システムの使い手?前に真意システムも使ってた記憶があるが。/しかし私が思っている以上に「古参のはてなー」の威光は強いのだな。

2014/07/04 19:00



類似例として「要点システム」と「動機システム」があります。


・要点システムは批判を受けた際に

「たしかにそう読み取れることを書いた」ということで、一応批判される記述をしたこと自体は認める。そのためそもそも相手の解釈自体を否定する真意システムよりは若干オープンである。
ただし、「それは話の要点ではない。そこは重要ではない。私のいいたい要点を理解しなさい」という主張で、批判を矮小化することに特徴がある。これは場合によっては正しいので必ずしも防衛反応と割りきって良いものではない。批判する側こそが「要点システム」を使ってる場合も多々ある。




・動機システムは批判を受けた際に露呈する

「たしかにそう読み取れることを書いた」ということで、一応批判される記述をしたこと自体は認めるということで真意システムよりは若干マシ(コピペ)。

ただし、「それを書いた私の動機を考えれば批判するのはおかしい」という返答をする。手段としての文章の稚拙さが批判されていている時に「目的のためなら手段は正当化される」と返すものである。このタイプは批判された時に、目的を絶対視しすぎるあまりに同意しない相手を敵味方にわける傾向が強く、敵からの意見は一切うけつけない、と殻にこもるケースが多々ある。




真意システムが発動しやすい人のタイプ

文章を書いていると本人が意図した以上、自覚している以上の無意識のメッセージを伝えてしまうことはよくある。これ自体完全に避ける事は出来ないのでたまに起きる程度は気にしなくても良いが、やはり頻繁にそうなってしまう人は、それなりの原因があることが多い。



①言葉遣いに対する意識が雑
特に普段から過激な口調や断定的な口調で語ったり、文章を推敲しない、誤字脱字が多いタイプのブロガーなどは、言葉に対する意識そのものが雑なため、本人が意図した以上、あるいは意図と違うメッセージを受け手に伝えてしまいがちである。



②語彙力が乏しい or 独自の言葉遣いを多用する
「広義の意味でのブス」「ブスは非モテより優遇されている」など、こういう抽象的な言葉にむりやり、自分にしかわからない具体的な意味をもたせ、それを理解してもらえると勘違いしている人はには要注意である。語彙力が少ない人は、それにふさわしい言葉があるにもかかわらずそれを使おうとせず、むりやり自分の乏しい語彙の中に自分の表現したいことを当てはめようとするためこのような事故が起きる。
一般的な言葉は、別の意味で使うと読解に混乱をきたすので、可能な限り避けるべき。



③必要もないのに比喩表現を多用する
文脈的な必要がないのに使いたいから使っているだけの人は、ピンと来ない比喩になることが多い。比喩は一度本文から意識が離れてしまうことにため、己の感覚と読者の感覚の間のズレを埋める必要があるとき以外は、できるだけ使わないほうが良い。



④文章の内容を書き手自体が理解できていない。間違った前提に基づいて語っている
このレベルで間違っている場合でも、本人はその前提をなかなか疑えない。むしろこのテのタイプが一番真意システムを発動させやすいです。1つの道をきわめた専門家でも領分の外について語るときはやらかしてしまうことが在るくらいですから、一般人はなおのこと気をつけたほうが良いでしょう。




真意システムの使用頻度が高くなる場合はまず間違いなく書き手側になんらかの問題がある

コミュニケーションは発信する人のみならず受信する人との間の関係である。むしろ受信する人こそが主体であるのだが、そのことを理解できておらず、己の意図を重視しすぎる人がこういう発言をしてしまう傾向にある。 言い逃れではなく本心から真意システムを発動してしまう人は、そもそもコミュニケーションについての考え方そのものを改める必要があるケースが多い。

「読者のレベルが低い」も、たまにバズった時の反応でそういうくらいならいいが、1ヶ月に2度も3度も「読者のレベルが低い」と感じるような反応が返ってくる場合は、まず間違いなく問題なのは書き手側だと思ったほうが良いです。


「書いたことが伝わらない」よりも「書いたことが間違って伝わる」ことの方がはるかに危険であり、この危険性を認識せずに文章をかき続けるのは極めて危険だと思うので、しょっちゅうトラブっちゃう人は、できるだけおさえめに文章書いたほうが良いと思います。




余談。「アクセル・ワールド」の「心意システム」は関係有るのだろうか。
心意システム(アクセル・ワールド) - アニヲタWiki(仮) - アットウィキ
この「心意システム」のメカニズムはH☓Hの念システムやfateの投影などに近いが、別にこれとはあんまり関係ない。