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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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Classroom☆Crisis11話  ここまでの情報まとめ

今期は「Classroom☆Crisis」と「アイドルマスターシンデレラガールズ2期」を合わせてみるのが楽しいです。

両作品とも、「経営層」と「現場の人間」の二層構造で話が進んでる作品であるけれども、クラクラの方はタイトルに反して「経営層」側に話が偏っていて、クラスルームの人間がメインで動いてない。一方のデレマス2期は完全に「現場の人間」に焦点が偏っていて、経営層においては常務と拮抗する人間がいない。この2作品、同時期に放映してくれてるおかげで、両方補完的に見れるのがいいですね。*1

ただ、クラクラの方は、ちょっと「経営層」に関する情報を詰め込みすぎてる印象がある。7話以降、「現場の人間」であるクラスの人間の描写が薄くなり、空気みたいになっちゃってる印象があります。 以前に「花燃ゆ」や「テラフォーマーズ」の感想でも同じようなことを書いたけれど、私はどうも情報量が多すぎるとしんどいっぽいのに、この作品、「経営層」における空中戦を長く描きすぎて、かなりダレてきてる感じなんですよね。

そんな感じでヤキモキしながらみていたのですが、11話でClassroom☆Crisisの情報はすべて出尽くしたのではないでしょうか。ここからようやく「現場」側であるクラスルームの戦いが始まります。 多分ここからは面白くなると思いますよ。





普通に総集編ありそうだけど、自分としても一度情報整理しておきたかったので適当にまとめておきます。


物語開始前の設定

①70年前 霧科コーポレーション創設
霧羽 貴久と科宮 漣一郎が高校時代に共同で創設。物語の中心と成る「A-TEC=先行技術開発部 教育開発室」は科宮 漣一郎の理念を引き継ぐもの。



②霧科コーポレーション発展に伴い勢力争い。霧羽家の勢力が勝利し、科宮家は滅びる
ココらへんの詳細はもう一回ちゃんと見直さないとわからん…。

科宮 漣一郎の一人娘であるチサトが死に、とうとうその血族がナギサ一人になったとき、
代々使えていた白崎家の連中はナギサを地球に逃がす計画を立てた。
だが、その計画は、霧羽ヤスヒサに嗅ぎつけらる。
追手がかかったことをしった連中は、ナギサと同じ年の白崎家の子供を囮に使った。


③主人公が科宮家の生き残りとしてでっち上げられ、「霧羽ナギサ」となる

科宮家につかえていた白崎家の子供であった主人公は、実際は科宮家と血縁関係はないが、科宮家襲撃の際に科宮家直系唯一の生き残りである白崎 イリスを逃がすために囮となって霧羽家に捕まる。霧雨家は、科宮家の莫大な遺産を引き継ぐため、主人公を「霧羽ナギサ」としてデッチあげる。本当の「科宮ナギサ」こと白崎イリスは脱出するが、その際の事故にあい生死不明に。死亡したとみなされる。実際は白崎家の人間によって救助されていたが、記憶を失ってしまう。とりあえずこうして科宮家は完全に滅び、霧科コーポレーションは霧羽家のものとなる。



④「霧生ナギサ」は、霧雨家への復讐および本当の科宮ナギサを守ることを己の使命として誓う
そのために、まず霧科コーポレーション内で力をつけようと必死の努力を重ねる。服部花子は本人曰く白崎家とは関係ない? 「霧生ナギサ」に心酔するようになった経緯はまだ語られていない。

どの時点で「霧生ナギサ」が科宮ナギサこと白崎イリスの生存を知ったのかについても再確認しなくては…。まぁ普通に考えると、科宮ナギサを保護したのは白崎家である以上、助かった時点からすでに知っていたはずだが。



⑤霧科コーポレーション社長、霧羽 カズヒサは、軍需産業への進出を目指し、政界への働きかけと人員集めを始める。A-TEC取り潰しは瀬良カイトを確保するためのもの

計画に必要な要素は以下のとおり。

・元経済産業大臣古林をキリシナ3区から当選させる (ここが大苦戦)
国防族議員浜村を当選させる (こちらは全く問題なく選挙通過したので特に物語に出てない)
・ロボット工学の権威ジェイソン・リーを密入国させる。
・ジェイソン・リーの要望でエンジン設計の天才瀬良カイトをメンバーに引き入れる
・霧羽ナギサをこの事業のトップに据える

このうち瀬良カイトを迎え入れるためにA-TECのプロジェクト凍結を計画。こちらが1話~6話あたりの話。

それよりも一番の難関は古林を当選させることだった。古林はもともと「星民党」所属だが、キリシナ3区は労働組合率いる「大宇宙党」が強い地盤。「大宇宙党」所属で霧科コーポレーション労働組合側が支持する村上議員が強かった。さらに「星民党」は与党から転落して勢いを失っており、勝てる見込みが薄かった。比例復活すら難しかった。



ここからが物語開始

①霧羽 ユウジの下で働いていた「霧生ナギサ」はA-TECを解散させるという使命を果たされてA-TEC部長に就任



②「霧生ナギサ」が古林議員を当選させ、仲間に引き込む
霧羽 ユウジの要望は「星民党」から当選させることだったが、「霧生ナギサ」はその目論見をつぶすように古林を「大宇宙党」に鞍替えさせて当選させる。この際、古林は大臣につくことが内示されており、大臣になった古林は霧科コーポレーションではなく「霧生ナギサ」の後ろ盾になってくれるはずだった。


③「霧生ナギサ」は、古林の後ろ盾内定を武器として社内で影響力を利用して副社長派を抱き込み、A-TEC廃止への反対決議を提出するが、霧羽 カズヒサにより潰される



④「霧生ナギサ」の後ろ盾となるはずだった古林議員という駒を霧羽 カズヒサに奪われる

まさかの「星民党と大宇宙党」が連立。これにより「星民党」を裏切って「大宇宙党」に付いた古林議員は連立政権内での影響力を失い、本来の後援組織の経星連会長である霧羽 カズヒサに頼るしかなくなってしまう。結果として、古林は霧羽 カズヒサの駒となり、全てはカズヒサの計画通りに物事が進んでしまうことになってしまった。



⑤白崎イリスが科宮ナギサとしての記憶を取り戻す。

*1:あえていえば、ガッチャマンクラウズインサイトも含めて3つ一緒に考えると面白いのかもしれないけれど、どうしてもクラウズインサイトは5話以降の展開にワクワクしないため、テンションが下がってしまってあまりちゃんと見れてないです。