ジーナ・ロセロ: 私がカミングアウトすべき理由 | TED Talk Subtitles and Transcript | TED.com
私は自分の物語を 共有する勇気がありませんでした それは自分が間違っていると 思っていたからではなく 自由になりたいと願っている私たちを 世界が どう扱うか知っていたからです
彼女はニューヨーク出身の若い女性で 勇気を持って本当の自分を生きようとしていましたが 憎しみによって命を絶ちました 私が属するコミュニティの多くの人々にとって これが私たちが生きる現実なのです 私たちの自殺率は 他の人々と比べて 9倍も高いのです
性同一性というのは 私たちの在り方の核になるものですよね? つまり 誰もが生まれたときに 性別を与えられますが 私がやろうとしているのは 割り当てられた性別が一致しない場合に 対話を持つこと― そして人々が自ら個性を表現できるような ゆとりを設けることです このような対話を 親や同僚たちと持つべきなのです
ゲイではなくトランスジェンダーの人の話です。生物学上は男として生まれたけれど、女として生きることを決めたスピーカーの人が、性同一性に悩む人に、どういう支援が必要かということを語っています。
単語も話すスピードも易しめで、非常に聞き取りやすいので、リスニング入門としてとてもおすすめです。
重要な単語・気に入った表現
単語 | 意味 |
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be imposed | 押し付けられる |
status quo | 現状(前にも一度出てきましたね) |
immutable | 侵すことができない |
The world makes you something that you are not,but you know inside what you are.and that question burns in your heart: How will you become that?
その他単語
単語 | 意味 |
---|---|
genitalia | 生殖器 |
fluid | 流動的な(immutableと対比) |
fiesta | フェスタ、お祭り |
beauty pageant | 美人コンテスト |
How come you are not ~ing | どうして~しないの? |
garment | 婦人服 |
gren card petition | 永久ビザの申請 |
for and by myself | ひとりぼっちで |
vigil | 追悼記念日 |
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20160528/ForbesJapan_2283.html
http://www.huffingtonpost.jp/terry-oneill/why-transphobia-is-a-feminist-issue_b_5817420.html
アメリカ人全体の自殺未遂率が1.6%であるのに対し、トランスジェンダーの自殺未遂率は41%に上る。半数以上が偏見によって失業したり、学校でいじめを受けたりしたことがあり、61%が暴力をふるわれた経験を持つ。そして3分の2以上が性的暴行の被害に遭っている
ハリウッドでは、「オレンジ~」や米アマゾンが製作・配信するドラマ「トランスペアレント」、インディペンデント映画「タンジェリン」などにより、少しずつトランスジェンダーの存在が可視化され始めている。
姿を見せることが出来ず、声も出せず、公平さと尊敬をもって扱われないことがどのようなことであるか
以上はアメリカの話ですが、日本だとどうなっているというかというと……
日本の場合はトランスジェンダーの自殺リスクは6倍?
NHKオンライン | 自殺と向き合う - 生き心地のよい社会のために
同性愛者の自殺率(自殺念慮率)の高さについて、欧米では各種調査研究で頻繁に取り上げられ問題視されています。しかし、日本国内ではそのことに言及されている公の文言を見かけることはほとんどありません
LGBTQIAの人たちは一般人と比べて非常に自殺リスクが高い。
そして、特にトランスジェンダーは同性愛者よりさらに理解が進んでいないため自殺リスクが高いそうです。
特集 性的少数者の自殺リスク その背後にある「生きづらさ」とは
http://www.nhk.or.jp/heart-net/lgbt/kiji/entry/article_005.html
性同一性障害はおおよそ1万人に数人。また、同性愛者・両性愛者は人口の約3~5%で、両者を合わせると20人に1人の割合。これは決して“少数”とは言えない数です。
生き方の参考となるロールモデルが極端に少ない。人は自分と共通点のある人物を手本にして成長していきます。しかし、それが一般社会の中に見出せない。それなのに、ネガティブな情報は氾濫していて、そうした社会からの刷り込みによってますます生きづらくなってしまう。これは、性的少数者全般に共通した問題です
“オネェキャラ”と性同一性障害しか知らないために、トランスジェンダーと同性愛者を混同していることがよくあります。一人ひとり事情も違うので、本人の話をもっとよく聞くようにしてください
自分のセクシャリティーに悩む人はどこに相談すればよいか
LGBTに関連した医療テーマ - Wikipedia
http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2015/01/post_1657.html
http://jack4afric.exblog.jp/21970648/
自分のセクシュアリティーについて悩むゲイの若者はどこに相談すればよいのでしょうか?
Aさんによると、地域の保健所や保険福祉センターが定期的に開いている「心の健康相談」を利用するのが一番無難で安心だといいます。
こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556) |厚生労働省人の目が気になる場合は、地元の保健所ではなく、自分の住む町から離れた県庁所在地などにある保険福祉センターの「心の健康相談」を利用すればよいとのことです。精神科医は、ゲイの若者が自分のセクシュアリティーについて悩むことを一種の通過儀礼=オトナになるために通過しなければならない試練として捉えていて、そのような考え方に沿って、相談に来たゲイの若者に適切な助言をしてくれる
というのを前提としたうえでNHKが紹介してる以下の団体なども選択に要れればよいのかもしれませんね。