先に結論を書いておきますが「内部留保への直接的な課税」、特にストック部分への課税は絶対にNGだと考えております。なので小池百合子は支持しない。
とはいえ、この期におよんで「法人税減税」とか抜かしている安倍首相の政策は、賃上げを担保する方策がなければこれまた論外であり
ますます賃金が払われなくなるどころか、その分を消費税で穴埋めせざるを得なくなるので、ちゃんとその部分を追求できる程度には野党頑張って欲しいと思っております。
はてなの人はなんとなく「内部留保に課税ってアホかwww」って論調の人が多いようだけど、本当にそう?ちゃんと考えて発言してる?周りの人がそう言ってるからなんとなく、になってない?
内部留保課税って徴税手続きが複雑そうな割には得られる効果が法人増税とあんま変わらんよなと思ってたらまさかのストック課税だった
— ののわ (@nonowa_keizai) 2017年10月6日
小池百合子代表「内部留保2%課税で6兆円」 消費税増税凍結の穴埋めhttps://t.co/oAF9q3LrdC pic.twitter.com/DICuWUcXab
内部留保を取り崩したら賃上げできるって是非はともかく物理的にはあってるよね。なんでトンデモ主張扱いされるのかよくわからん。
— ののわ (@nonowa_keizai) 2017年10月6日
つーかそもそも内部留保を取り崩す以外に賃上げの手法ってなくね?
— ののわ (@nonowa_keizai) 2017年10月6日
株やってる人が内部留保に手をつけられることを嫌がるのは健全なことだと思うけどさすがにこの低労働分配率はなんとかしなきゃまずいんじゃないんですかね。政府も日銀もデフレ脱却のためには賃上げが重要って言ってるわけだし。
— ののわ (@nonowa_keizai) 2017年10月7日
内部留保という言葉はともかく、資金繰りに必要以上の現預金、その結果としての短期有価証券投資を無為に企業にためこませず税金で召しあげる。それが嫌なら投資するか株主還元するか何らかの費用で使いきれ、ってのはいいと思います
— moraimon (@moraimon) 2017年10月6日
禿同。企業部門の現預金残高は空前絶後の金額で、マイナス金利適用もされてない。内部留保=資本課税は論外だが、資産側の不必要な現金に課税して低所得者に還元するのはありだとおもうんですよね。それが嫌なら設備投資とか買収とか、事業プランがないなら自社株買い。無能経営者はいらないとおもう。
— ∇ positive gamma|πγ〉 (@posit1vegamma) 2017年10月6日
経営者ってやってる事はワシら運用者と変わらんと思うんですよね。運用方針を決め、リソースを調達して配分して利益を上げたら投資家その他関係者に配分。配分せずキャッシュ積み上げてたらワシらクビですよね。
— moraimon (@moraimon) 2017年10月6日
あと内部留保という言葉は財務省の法人企業統計でも使われている正式な用語です pic.twitter.com/f0CuWY0YxC
— ののわ (@nonowa_keizai) 2017年10月7日
最新の年報の「損益及び剰余金の配当の状況」です。
— ののわ (@nonowa_keizai) 2017年10月8日
ここからhttps://t.co/a80aHWqmAm
ここにいってhttps://t.co/Ut5ZhMP2s6
ここです。https://t.co/4PiRefRXAm
内部留保課税、企業が利益をためこんで賃上げが不十分なのはケシカランということが背景にあるようなのですが、ストック課税でやるとさすがに支障があると思うので、法人税を上げてその税収で所得税減税+低所得者向け給付金をやるのがよいと思いますhttps://t.co/GVkUprMqEx
— ときわ総合サービス研究所 (@tokiwa_soken) 2017年10月8日
「企業収益は過去最高」「でも賃上げは不十分」「消費が思うように伸びないのが心配」という中で、法人税を下げて所得税を強化して消費税を上げるというのは、それぞれ理屈はあるとしても全体として整合性がぜんぜんとれてないので、賃金と消費の動向が気になるなら、ちょっと再考してみるとよいかも。
— ときわ総合サービス研究所 (@tokiwa_soken) 2017年10月8日
そもそもなんでこんなに「内部留保課税」と言われてるのかというと……。
これはマジでそう感じる。15年前なら「法人税に払うくらいなら賞与を」と言ってた中小企業の社長も今じゃ法人税が低いせいか現預金を積み上げてて、退職金の際に自分でごっそり持っていくというパターンを何度か目にした。https://t.co/VXsEfov5yA
— motoji (@motoji_etoile) 2017年10月8日
そもそも、なぜこんなに「内部留保課税」が言われるかというと、設備投資をするわけではなく「現預金」と「有価証券」で持ってる割合が異常に多いからですね。
「内部留保は現金ではなく生産設備」っていくらなんでもそれは屁理屈すぎでしょw設備投資が大して出てなくて現預金有価証券投資は過去最高なんだからどう考えても後者と考えるのが普通。
— ののわ (@nonowa_keizai) 2017年10月7日
キャッシュフロー余って、かといって設備投資に踏み切るでもなく企業自体が自己や他者の株を買って利益を上げている財テク状況になりつつあります。
http://www.dir.co.jp/research/report/capital-mkt/20140226_008261.pdf
かなり古いレポートですが、これの最新版あったら誰か頼む……。
現金や有価証券を溜め込みすぎた日本の企業が、村上ファンドや解体屋、ハゲタカに狙われるのは当たり前
当たり前ですが、万年低PBRで、お金を溜め込みすぎている企業は、ファンドの格好の餌食になります。
村上ファンドが出てきた当時は、そういうこと全然知らずに「なんか悪者っぽいなー」と思ってたけど、資本主義ルール的にはむしろ当然な気はします。
株主に還元するか、従業員に還元するか、どっちかしろよ、ということですね。
最近話題になってるアサツーディ・ケイですが、この会社は完全に海外投資家に乗っ取られて食い尽くされてるので有名です。
株式投資をやってないとわかりにくいかもしれませんが5年以上の間当期利益以上のお金を配当として株主に差し出しています。
大手広告会社9747アサツーDKが期末配当561円で配当利回り17%超えwwこれがハゲタカ株主に食いつくされた企業の末路ww : 2ch市況株板と山師の悲喜劇
株主が、この企業を成長させていきたいと思うならこういうことはしません。
要するに、この会社の株を買い占めている外国人投資家は、もうこの会社には成長なんか期待して無い。
その溜め込んだものを株主様に全部吐き出してとっとと退場しろ、と言わんばかりです。
実際はここ数年かなり社員は頑張って利益を上げてきているのに、それ以上の金を株主に吸い取られているから、従業員には全く還元されていないでしょう。
今回のベインによるTOBは、その仕上げというところでしょうか。
今の状態放置してたら、いろんな企業がアメリカの資本に買われていって、コントロールされたり用が済んだら解体されていきかねない。
ただでさえ、SMCやファナックなどの、日本の産業の中核を担う優れた企業について、日本人株主は見向きもせず、外国人保有率が異常に高い状態になっていますからね。
ちなみに、内部留保に課税をするなら「株主への課税」=「配当金部分への課税」が妥当なのかなと。
繰越利益剰余金とは、従業員に給料払った後に残ったお金(本来これは全て株主の物)から、一部を配当金に回して、最終的に株主に返さずに会社に保留した分だから、そもそも給料支払いにはもう使えないお金。
— やかた (@yakata22) 2017年10月6日
会社の利益(剰余金)は株主のものであるが配当が多すぎると会社の資産が減り財務基盤を弱体化させてしまうため、会社法では「[資本準備金(純資産)]と[利益準備金(純資産)]の合計額が資本金の1/4に達するまで配当金の1/10を利益準備金として積み立てなければならない」と規定している。
— bookkeeping (@studybk) 2017年10月7日
企業に課税したいのであれば、「内部留保」ではなく「現金・有価証券」、もっといえば「キャッシュフロー」を把握してそれに課税する仕組みにする必要がありますね。
私は株式投資をやっているので、その観点では法人税減税が会ったほうが会社の株が上がって嬉しいし、配当課税がない方がありがたいです。
とはいえ、いつまでもこんなことやってたら、当然賃金も上がらないし、消費も増えない。
企業の数字が短期間良くなるだけで、安倍さんやめた後の反動で日本滅びますよね。
そういうアホみたいな状況は困るので、ある程度このあたりは受け入れていくべきラインじゃないかなとは思ってます。
ちなみに、会計学的なことはわからないので誰か解説をお願い致します
内部留保っていうと、中途半端に聞きかじった人がかならず「内部留保は現金ではなく生産設備」と言い出したり、内部留保そのものにかぜいするなんてアホ、といいだすわけですが、現実的にはこういうことらしいです。
「米国においてもAccumulated earnings taxの名目で、事業上の必要性が認められない留保金に対して、本則39.6%(現行20%)の非常に高額な留保金課税が行われている。」これはもっと知られてよい
真偽確認していませんが、まぁあれだけ自社株買いや配当が盛んなあたり、さもありなんという気はします。
@lacucaracha氏との内部留保金課税をめぐる議論 - Togetterまとめ
日本の留保金課税は現実に行われている税制です。
(日本でも)留保金課税は存在し私の知っている企業も現実に納税してました。当時自己資本比率に応じて課税が変わった
このあたりについてはもう少し詳しい解説がほしいなとおもいます。