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「ポリコレへの配慮」と「マンガを面白くするための配慮(臭み抜き)」は別物だよという話

ベイマックス」がヒットした時、散々「ポリコレに配慮してるからいい作品だ」だの「ポリコレに配慮しないと世界に通じないよ」みたいなことが語られててなんだかなーと思った記憶があります。

ベイマックスは非常に完成度の高い「萌え」アニメでした - この夜が明けるまであと百万の祈り
「人間的なテーマ」を描写するために「人間」の存在を必要としないどころかむしろ邪魔、というのは寂しい - この夜が明けるまであと百万の祈り
ワンピースについて語る際に最低限押さえておきたいこと - この夜が明けるまであと百万の祈り

ベイマックスを持ち上げるために、わざわざ「ワンピース」などの日本の作品をけなす人たちが、ポリコレの態度として正しいとは全く思えず非常に気分が悪かったし普通に「ベイマックス面白かったね」だけならだれも反論しないのに、なんでもかんでもポリコレの話にもっていこうとする人たちの態度に納得きませんでした。しかし「彼らの説明がどう違うのか」が上手く説明できずにモヤモヤしたのを思い出します。

「ポリコレへの配慮」と「マンガを面白くするための配慮」は別物

今回は「ゴールデンカムイ」という話題で同じような話になっているようで。

これについて面白い解説をされている方がいたのでご紹介します。


私は「ポリコレ」を主張する人たちが自分たちの「恣意性(少女搾取は良くて、人体損壊や男が性的な目に合うのはOK)」について説明できていないことや、「作品の面白さ」を「ポリコレに配慮した結果」としてポリコレの手柄にしようとする人たちへの違和感があったのですが、これについて「ポリコレへの配慮と作劇のためのテクニックは違う」とし、かつ「読みたくないものを読まない自由の範囲で対応できるものにまで踏み込みすぎるのはいかがなものか」ということを明快に説明してくださっていてなるほど、と思いました。

とりあえずみんなゴールデンカムイを実際に読んでみませう。話はそれからだ。

よかったら「シュマリ」も合わせて読んでみてください。



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またこういうこと言う人出てきてるんやね。。。
https://togetter.com/li/1285239