頭の上にミカンをのせる

実を言うとこのブログはもうだめです。こんなこと言ってごめんね。でも本当です。少しだけ間をおいて終わりがきます。

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「ビットコインは電力消費量が多すぎて環境の敵である」という意見への反論を読んでみた

togetter.com

まず最初に。

私は「カザフスタンの反政府デモの原因となった燃料費高騰はビットコインの電力消費の増大のせいだ」という説にはあまり賛成してません。

天然ガス高騰はカザフスタン限定の現象ではないからです。
www3.nhk.or.jp

※カザフスタンは天然ガスの使用量の割合がそれほど多くなかったらしいので、これまたよくわからんのですが。
graphtochart.com



その上で、私はビットコインの電力消費量はやばすぎるので、こんなもんを通貨にしていいわけないだろうと思っています。

もはや代替のステーブルコインなどもある以上「非中央集権」であるというだけのために電力消費が大きすぎるPoW型のビットコインを正当化できないと思います。
そもそもビットコインが高騰を続ける理由が「採掘難易度」による電力消費が原因という説もあるそうで、それならなおさらダメでしょう。一定のコストを越える採掘はアウトにされても文句言えないと思います。
今のような状況が続くのであれば、これだけEVやらSDGsが叫ばれる中で許容されるとは思いません。
中国以外でも国家レベルとして「一定以上のハッシュレートが継続するなら採掘や支払い受付は禁止」となってアングラな存在にとどまる可能性もあります。



ただ、今まで述べているのは、私がただの素人の無知ゆえの発言であることは重々主知しています。



本当のとところどうなんでしょうか。

反論1:電力消費量がクソデカイことは事実だが「再生エネルギーとか使ってるから無駄遣いではない」

hedge.guide

「ビットコインは莫大な電力を無駄遣いしている」や「ビットコインは環境に悪い」といった言説は、必ずしも正しくありません。なぜなら、廃棄予定となっている余剰電力を用いたマイニングや、化石燃料を利用しないマイニングなども存在しているからです。中国国内の全てのマイニングが水力発電によって行われているのではありません。しかし、発電といっても様々な方法があり、一概にビットコインマイニングが化石燃料に依存している訳ではないと気づくことが大切です。

2019年6月にCoinSharesが表明した「ビットコインマイニングの74.1%は再生可能エネルギーを電力源としている」

2018年のケンブリッジ大学による調査では、ビットコインマイニングに占める再生可能エネルギーの利用率は28%だと推定されています。

反論2 「電力消費が大きいのはPoWタイプだけである」から仮想通貨が全部悪いわけじゃない

crypto.watch.impress.co.jp

電力消費が大きなブロックチェーンはPoW(Proof of Work)を採用するパブリック型ブロックチェーンだけである(なおPoWの電力消費の意味については関連記事を参照)。中島氏のいうクローズド型(あるいはプライベート型、コンソーシアム型)のブロックチェーンは他の技術と比べて電力消費が大きな技術ではない。

上と矛盾することを言うようですが、PoWでない仮想通貨って、今までの通貨と比べてなんか意味あるんですか?リップルなどが違うという話はよく言われていますが、PoS形式のものは流動性に難があって通貨として使うには信頼性がないという話をクリアしたという話を聞いたことがありませんし、「暗号通貨経由にした方が金銭感覚が壊れてくれるから商売がやりやすい」以上の意味が今のところよくわからん。結局ほとんどが通貨発行者がわのポジショントークの域を出てない気がするんだけど。

私の感覚だとNFTあたりの動きを見てると「通貨」としては誰も期待してなくて、ほんとに「アバターアイテム」とか「ポインタ」としての用途がほとんどっぽいんですよね。で、スマートコントラクトだなんだのと言ってたけど、今のところ「PtWタイプのゲーム」「絵の販売(ただし所有権無し)」「メタバース」といったサービスに付随する形にしか突破口が見いだせてない印象がある。で、それってブロックチェーン技術必要なのかってなるしましてビットコインはマジで要らないよねってなる。 なんか「うさんくさいスタートアップの新しい集金手法」の域を出てない気がする。だからこそ成功しやすいのかもだけど

あれだけみんなブロックチェーンの未来を語っているのだから本当はいっぱいあるんだろうし、このあたりは詳しい人がちゃんと説明してくれるはずだけど……。

coinmarketcap.com

反論3 たしかに電力消費は多いがビットコインには電力消費に見合うだけの価値はあるからこれは必要なコストだ

www.dhbr.net

金融抑圧、インフレーション、資本統制から逃れる手段としてビットコインを利用している人は、世界に何千万人もいる。あなたがその一人だとすれば、ビットコインのためにエネルギーを消費するのは、有意義な使い道だと考える

化石燃料の消費が当分続くことを前提にすれば、原油掘削に伴って発生する副産物を有効活用して、環境への影響をさらに減らすことができれば、トータルでは好ましい結果を生み出せる。この図式は、アルミ製錬産業と驚くほどよく似ている。ボーキサイトの鉱石をアルミニウムに変えるプロセスでは、膨大な量のエネルギーが必要とされる。一方、アルミニウムの輸送コストは、法外に高いわけではない。

反論4 ビットコイン側でも環境負荷を意識したガイドラインを自主的に策定している

また、ビットコイン・マイニング業界では、多くの企業が「暗号資産気候協定」のような取り組みを始めている。これは地球温暖化に関するパリ協定を参考にしたもので、ビットコインの温室効果ガス排出量を減らす必要性を主張し、その目標に向けて行動することを約束している。
そして、太陽光発電などの再生可能エネルギーの効率性が高まり、マイニングに利用しやすくなっていることも見過ごせない。


などなどですね。


今回のカザフスタンの件で、これらの反論で述べられている話は実際にはあまり機能してないことが明らかになったのではないか?

1~4でおっしゃられているように、中国の特定の場所でマイニングを行っている間は説得力がありました。

「輸送コストの関係上で廃棄前提のエネルギーのみをマイニングに使用する」というのはなるほどなと。

しかし、中国政府が自国でおこなうデジタル通貨政策と会わないからと言って業者を禁止した結果業者はカザフスタンに移動し、
その業者たちは、反論1や反論3で述べられた理屈を実践していなかったのではないでしょうか?

となると、反論4のガイドラインの実効性もちょっと疑わしいということになりそうです。
かといって、マイニング自体が国家の監視や規制によってコントロールされるのであれば、非中央集権通貨としての価値もちょっと理解できないです。



ただ、このあたりまでは私が10分検索したらでてくる情報なので
ビットコインを推進している人たちはバカじゃないならさすがにこの程度の批判を想定していないわけはないと考えています。

なので、この上で、ビットコインの電力消費量を正当化する理屈があるはずです。 ビットコインに詳しい方、ぜひ教えてください。

反論1~4レベルの話は不要です。 ぜひこの「先」の部分を教えてほしいと思います。


forbesjapan.com

中国の内モンゴル地域は、2019年に中国政府が定めたエネルギー消費削減目標を達成できなかったことを受けて、4月までに暗号通貨のマイニングを禁止する予定だ。米国でも、ニューヨーク州やワシントン州を含むいくつかの州がマイニングに規制をかけている。

昨年12月に、スクエアCEOのジャック・ドーシーは1000万ドルの基金「ビットコイン・クリーンエネルギー投資イニシアチブ」の立ち上げを発表し、次のように述べていた。「我々は、クリプトカレンシーが最終的には完全にクリーンな電力で動くようになると信じている」

参考:ビットコインの電力消費に関する基礎的な情報

f:id:tyoshiki:20220107104556p:plain

www.top-eco.co.jp
f:id:tyoshiki:20220107104634p:plain


blockchainexe.com