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FGO第二部6.5章:「証明不能」の下にある「Ex Falso Quodlibet(偽なる命題からは何でも導ける)」という言葉は爆発律という古典論理学の仕様(バグ)のことらしい

FGO「証明不能」がマジで意味が分からんかったので解説動画探してたら面白いネタバレ解説動画を見かけたのでメモ。


第二部6.5章は「爆発律」という概念を知らないと「証明不能」の意味が解けない仕組みになっているらしい。

要するに「不能」はエラーのことであり、証明したと思ったものが「爆発律」によって導かれた偽の答えだということである。
今まで大人気だったシャーロックホームズの最後の奮闘の価値を否定し、貶める結末となってるわけだ。

なんてえぐいことを……。

何も考えずにプレイしているときは、戦いには敗れたけどホームズは自分の存在をかけてマスターを勝たせたという展開かと思ってたらそれすらもすべてトラップだったということか。1.5部の「新宿」では、一度完全にモリアーティにはめられた後の逆転勝利という感じであり、似たような構図だったからすっかり騙されてしまったZE…。


爆発律とは「対象となる事象がどれほど矛盾を抱えていようともいくつかの論理的な手順を踏むことで正しいことにしてしまう」という原理


もしかして論理学好きな人には常識なのかなこれ。私は全然知らんかったです。


・「どちらか一方さえ正しければ、どんな文章でも正しくなる」
・「どんなに間違った文章でも、正しい文章にくっつけさえすればそれは正しい文章として定義されることになる」
・「AまたはBは正」と「Bではない」からAと結論できるという選言三段論法も存在している。


空ゆえに真は、「結論QQが真のとき、P \Rightarrow QP⇒Qは真」と同義。結論を仮定してしまえば、前提がなんであろうと正しいですが、これは当たり前すぎて空虚なものですね。「結論を正しいと仮定する」のと同等なのが「前提を満たすものが存在しないときに、結論を偽としない=真とすること」です。

ネットでよく見かける結論ありきの人って「前提そのものが間違った状態」でしゃべりはじめて、どんなインチキでも本人の中では真になってるのがおかしいと思ってたんですが、実は古典論理に詳しい爆発律の使い手だった・・・?スクエアはこのやりこみを察知していた?


爆発律は詭弁とはちょっと違ったカテゴリであり「人を間違った結論に導くことが可能なバグ」みたいなものらしい

なんとなくこれを思い出した(これは爆発律ではないけれど)

www.tyoshiki.com

これの結論が「ゾーニングって普通に必要ですよね」になってるのが面白い。


これに対抗する矛盾許容論理というのも存在するらしい。

ja.wikipedia.org

矛盾許容論理(むじゅんきょようろんり、Paraconsistent Logic)とは、矛盾を特別な方法で扱う論理体系。
また、矛盾に対して耐性のある論理を研究・構築する論理学の一分野を指す。

矛盾許容論理が生み出された動機として、矛盾を含む情報からの推論を制御された手法で可能にすべきだという考え方があった。爆発律はこれを妨げるものであったため、矛盾許容論理では排除された。矛盾許容論理は他の論理体系とは異なり、矛盾を含む「自明でない」体系を扱うことができる。

FGOの第二部はなんかえらくSFチックになってますよね

www.youtube.com
上記画像はこちらの動画から。とても面白い考察でした。

というか、なんかもうFGO第二部の世界観考察ってえぐいくらい複雑になってて正直ついていけんけど
本来的にはこっちのマクロ構造こそが大事であって、主人公たちのストーリーがフレーバーなんだよね。

でも、私こういうの全然わからん状態でフレーバーだけ味わって楽しんでます。

SFや考察好きな人とか「サイゼイヤDIS王子の論理」に基づけばこういうのって貧しい楽しみ方かもしれないけどええねん。
自分はキャラのドラマだけでも十分満足してるから