とりあえず3話まで見たんですが……
鬱アニメと心構えながら見始めたら
鬱展開は今のところなくて、それよりとにかく登場人物全員やべーやつで笑う。
とあるガールズバンドの話で、メインはボーカルの女の子でトモリという内気な子。
幼いころから感性が他の人とずれていたいわゆる不思議ちゃんで
コミュニケーションがちゃんと取れない。
幸いにして世界は彼女に対して優しくて、仲間外れにせず受け入れてくれていたのだが
しかし、彼女はだからこそ、自分は他の人と同じようにできないという疎外感を感じ
そのつらさをノートに書き連ねることしかできなかった。
世界からズレないように
みんなみたいに友達できたけどみんなといるのに独りみたいな
人間になりたい
みんなみたいに涙するほど大事なものが欲しい
ここでサキコさんというキャラが登場するのだが
この人がとにかくヤバイ。
自分がノートに書いてた落書きににいきなり曲をつけて歌にされるってどんな羞恥プレイだよ。。。
このサキコさん、トモリの歌詞が気に入るや否や、バンドメンバーを収集し、いきなり内気なトモリにボーカリストを強引にやらせようとする。
しかもそうやって自分でさんざんトモリを巻き込んでおきながら、しばらくしていきなり一人でやめてバンドを崩壊させ消息を絶ってしまう。
なんなんだこいつはよぉ~~~~ってなる。
おかげでトモリはめちゃくちゃ傷ついてしまい、チームも崩壊。
ただでさえ内気な女の子はさらに内気になってしまいましたとさ。
ただ、逆に言うと、サキコは内気なボーカルの子の魂の叫びを
形にしてみんなに聞かせたいという純粋な気持ちもある子でもあるし
そのおかげで一時期はトモリも救われていたのは確かなんだよな。
だからバンドをいきなりやめたのも何かしら「泣いた赤鬼」の青鬼ムーブなのだろうとは思う。
露骨にそういう描写あったし。
とはいえ、いろいろとコミュニケーション不足でひどいことになってしまった。
ここまでが1話の冒頭部分。
で、こうして一度崩壊してギスギスしまくりのいわくつきの事故物件に、
「事情を何も知らない」新メンバーが のこのこと参入するわけだが……っていうのが本編になる。
OPムービーを見る限り、この後「メンバー入れ替え」をしながら
あるべき形に行きつく再生のお話になるっぽいけれどいろいろと不穏な感じである。
確かにこれは面白そうだな―。