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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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発達障害

勉強したければ、インプットした内容を誰かに聞いてもらえる環境を作るのが一番楽だという話

私は勉強が嫌いでできる限り勉強なんかしたくないのだけれど

投資に関してだけは今でも勉強を継続できている。

これは勉強することでメリットがあるからなのだけれど、それ以上に

「自分がインプットしたことを話する相手がいる」「聞いてくれる人がいる」からだ。

一方で、勉強ではないけれど最近オタクコンテンツは前ほど摂取しなくなった。

もうそれを共有できる人がどんどん減ってきたから。

自分は一人でオタク続けられるほど心が強い人間ではなかったらしい。






※ここから話がガラッと変わるので注意。タイトル部分の話はここまでデス






自分がインプットした内容を聞き「続けて」もらいたいと思ったら、それなりに努力がいる

ところで、インプットした内容を誰かに聞いてもらえる環境というのは「持続」が難しい。

最初は聞いてもらえていたけれど、だんだん聞いてもらえなくなった、だんだん相手にしてもらえなくなった、という経験がある人は私だけじゃない……よね?


コミュニケーションレベル0の状態

普段あまり人とコミュニケーションしてないと、自分の話を聞いて貰える人を見つけたときに舞い上がって「なんでもかんでも」その相手に話そうとしてしまう。

気持ちはめちゃくちゃわかる。自分の話を聞いてもらって、それにリアクションしてもらえるってとてもうれしいもんね。

しかし、ここで調子に乗るとだいたい駄目になってしまう。

最初は相手も軽い気持ちで聞いてくれているが、親しくなればなるほど遠慮がなくなって「相手が興味のない話題」でも全部聞いてもらおうとしてしまう。

マンガとゲームとアニメしか知らないオタクにスポーツ観戦の話をしてもあまり通じない。

子供がいない独身の人間に子育ての話をしても、あまり通じない。

こっちは興味がないのに「表現の自由がー」とか「AV新法がー」とか言い続けてくる人もいるけどマジでアホかと思う。

それでも最初はそれなりに遠慮がちに「相手はこのことについて詳しくないかもしれない」と思って丁寧に説明できる人が多いが会話を重ねるうちに、だんだんと情報伝達が雑になってくる。

説明を端折るようになってくる。

自分がコミュニケーションで手抜きをしようとした結果、せっかく聞いてくれる相手にコミュニケーションコストを押し付けるようになってくる。

それでいて、なぜか相手がちゃんと反応してくれないと不満に感じるようになる。




こうなってくると「最初は楽しかったけどだんだんお前の相手をするのしんどくなってきた」と言われるようになり、人が遠ざかって行ってしまう。



「自分にとって嬉しいこと」だと歯止めがかからない人にはバランスシートの発想が必要だと思う

人に話を聞いてもらえるというのは嬉しいことなのはわかる。

ここで、自分のメリットしか考えられない人は歯止めが書けられなくなる。

「ポジティブ・フィードバック・ループ」の罠だ。

ja.wikipedia.org

ここから抜け出す必要がある。

ここから抜け出せない人は、自分のことしか考えていないからそうなる。

「人に話を聞いてもらえるという楽しい体験を得るために、自分は何を負担しなければいけないのか」という観点が抜けているから歯止めがかからなくなるのだ。


コミュニケーションレベル1の地点

当たり前だけれど、自分が話を聞いてもらっているということは「相手に自分の時間を聞くという負担を与えている」ということだ。

であれば、相手にはコスト以上のメリットがなければならない。

自分の話は、相手にとってちゃんとメリットがあるのか……要点を得ない、長々とした話をしすぎて相手にストレスを与えていないか……全然興味のない話をして相手をうんざりさせていないか……そういうことを考えられる人は、自分の事ばかり考えないで適度な落とし所を見つけようとする。「自分が話したいことを相手になんでも全部聞いてもらえるなんてことはありえない」ということが当たり前だと考えられる。

ここからがほんとうの意味でのコミュニケーションの始まりである。

「自分が考えたこと、思いついたこと、すべてを誰かに聞いてもらいたいというのはワガママだし、そんなのは無理だ」とわかる。これがコミュニケーションが継続する関係の初歩である。 これがわからない人間はコミュ障とかメンヘラと呼ばれることになる。そう思われたくないのであれば、まずこの初歩の初歩を認識しなければいけない。




ここがわかってはじめて、相手のことを考えられるようになる。

「相手はどういうことに興味があるのか。どういう話に興味がないのか」それを考えて、話題や伝える情報を相手に合わせて選ぶことが出来るようになる。

普段人とコミュニケーションやってない人であればあるほど「相手に合わせて話題の選択」というのができない。話題を選ばないということは相手を軽視しているのと同じであるということがわからない。聞き手が自分の話の不親切なところをカバーしてくれる、と期待するなど聞き手に依存し過ぎている会話というのはコミュニケーションではなくてただの介護である。自分では楽しくコミュニケーションできたと思っているかもしれないけれど、実際は相手はうんざりしていたりする介護されている限りは、相手とは対等な関係にならない。いつまでも負担をかけつづけていればいつか関係は破綻する。

dic.pixiv.net

コミュニケーションレベル2

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