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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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「ウソツキ皐月は死が視える」 未来に確定している死を回避するために主人公がミステリーしたり大立ち回りをする、エンタメ要素が強いミステリー作品

最近ブログとかnoteを更新する書く気力や体力が全然なくなってしまったのだけれど

書きたい気持ちはあるので、せめて読んだマンガとかのメモを簡単に残していくことでリハビリ。

なんだかんだ書き始めたらそれなりに勢いで文章出てくるかもしれないし。



というわけでリバビリ感覚で軽めに更新していきます。




この作品は、前作のある少女の周りでどんどんと人が死んでいくミステリー作品「死にあるき」が面白かったので読んでみたのだけれど

未来の死が見えてしまう主人公は、なんとかして自分が見てしまった人の死を避けるためにかなり無茶をして行動する。

その結果として、周囲からウソツキ呼ばわりされてしまうというもの。

今作でも「周囲から理解されず疎外感を味わいながらも己を曲げない主人公」ってところが一貫してて良い。

さらに前作の主人公と違って本作の主人公は行動原理が「たとえウソツキと人を助けようとする」なので、前作よりも読んでて気持ちがいい。

主人公像が明確で、行動原理が強固というだけで先が読みたくなる。
実際、途中で主人公を認めてくれるような人物も登場してて、こっちまで嬉しい気持ちになる。


ただ、冒頭の1話で、主人公の努力はより最悪の結末に繋がっているってのが示されているので、そのあたりがコワイヨー。





昔ね「目隠しの国」っていう少女漫画があって、だいたい似たような設定の作品で私は大好きなんですよね。
もっとも、目隠しの国は、そういう特異な性質故に悩んでる主人公の女の子を優しい男の子が助けてくれるって感じで穏やかな雰囲気でした。

一方で、本作品は少年漫画だから、死の描写が結構エグいし
それを回避するために主人公は、死の原因を推理しないといけないしスタントマン顔負けのアクションをやる。
ついでにいうと、主人公は医者の娘であり、医療知識を用いた問題解決なんかも出てくるから「ソウナンデスカ」が好きな人とかも楽しめると思う。

エンタメ要素が強いから人を選ぶと思うけれど、私はとてもおもしろいと感じました。おすすめ。