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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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怒った時に何をいうべきかという話 | 言いたいことはいうべきだが、「言いたかったことを言えた時点でやめる」「言いたくないことまで言っちゃう前にやめる」が大事!

朝からちょっと喧嘩?的なことをしてしまった。

言い過ぎたとは思っていないけれど、でももっと言いようはあったかも・・・と思いながら

マンガを読んでいたら、自分がよくなかった点をズバリ指摘してくれるコマがあって今グサグサ刺さってる・・・。

怒り方って本当に難しい・・・

私は怒りというのは非常にコストがかかるわりに見返りが少ないオプションと思っている。

怒ると、たとえこちらがいってることが正しくても、相手は怖がったり怯えたりしてストレスがかかるからだ。




その結果、ストレスが邪魔をして「こちらが言いたいことが正確に伝わらない」ことが多い。

今日もそうだったけれど相手は「怒られたことしか覚えてない」状態だった。

いや、怒られたことしか覚えてないならまだマシで、「なぜ怒られたのかについて誤学習」してしまっていた。




そう考えると普通に話してわかる人に対しては怒るのは損だ。

優しく説明して伝わる相手であれば怒ってはいけない。





では何のために怒るのか
どういう状況だと怒ることに意味があるのか・・・。
どういう風に怒るべきなのか・・・。



これがとても悩ましい。




今までは明確なNG行為をしている相手に対して「これは絶対にNGだよ」というのを示すためだと思っていた。
怒りの感情を示さないと、ことの重大性に気づいてもらえないと思っていたから怒るのだと思っていた。




これ自体は間違っていないと思う。




しかし、実際のところ、前回怒った状態で伝えたことについてはちゃんと理解されていなかった。
よりによって「私がそんなこと絶対言うわけ無いでしょ」って形で理解されていた。

NGなところを改めて欲しくて怒っていたはずなのに、それが新たなすれ違いの原因、怒りの材料になってしまっては世話がない。
本末転倒も良いところである。




そういうわけで、怒っている状態で伝えたことはねじ曲がって伝わるリスクが高い。



どれだけ信頼関係があっても、怒られた側はこちらの言いたいことを受け入れる余裕なんかない。混乱した思考で勝手に誤学習を起こしてしまう


このマンガで主人公が怒ろうとするシーンはこんな感じだ。

今まで二人三脚で歩いてきたつもりだったのに
今までの積み重ねをすべて否定するような発言をするヒロインを見て
主人公は困惑や悲しみの感情が湧いている。

(実際はヒロイン側はアクシデントや強すぎる敵の存在のせいで自信を失っている状態なのだが・・・)

そういった感情を怒りという形でヒロインにぶつけようとしていた。
このままいくと、心ならずもヒロインを罵倒するような言葉が飛び出していたと思われる。


そこを制止してもらい、冒頭の台詞を聞かされる。

こういう時はね、言いたかったことを言えた時点でやめるのがコツなんだ。
言いたくないことまで言っちゃうまえに、やめときな


そういうわけでこのマンガでは主人公の口から決定的な発言は飛び出さなかった。

しかし、それでもヒロインは怯えてしまい

勝手に主人公の考えを予測して勝手に誤学習を始めようとしていた。

先生のフォローがあってなんとか落ち着きを取り戻すが、怒られた側の心理ってこんなものなのかもしれない。

このマンガの主人公とヒロインは唯一無二と言ってもよいほど強い信頼関係がある。

そんな二人の関係でもこうなってしまう。

そう考えたら、怒りの感情を示した状態で伝わることなんか、なにもないのかもしれない



じゃあ怒りの出番とはいつ来るのだろうか? 自分の怒りの感情はどう扱うべきなのか

こう考えると「怒らないと伝わらない」という考え方はあまり意味がない。

怒ってもどうせ伝わらないどころか、怒ると誤学習されてしまうリスクのほうが高い。

それでは怒ることの意味とは・・・? 



怒ることには意味がないのか・・・?
自分がスッキリしたいだけのエゴなのか?
悪玉コレステロールみたいなもんなのか?




そうではないと思う。

今もこうやって怒りの感情を抑えるためにブログを書いているが、いつになく捗っている。

普段なら気を使って言えないことも、怒りの感情の後押しがあれば言えたりする。

怒りは言いにくいことをいうための勇気とか燃料にはなってくれる。これは間違いない。



ただし、だからこそ取り扱いは慎重に。
怒りを正当化してぶちまけてしまってもあまりいいことがない。




なので理想はこれだ。


可能であれば「言いたかったことだけを言えた時点でやめる」ができるようになりたい。



ただ、これは私には難しいだろうと思う。

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であれば、出力先を変えるか、予習するかするしかない。



普段から言いたいことはキチンと整理しておく。
愚痴の形で垂れ流すのではなく、整理をする。
あとは怒りの感情の後押しを得た時にその部分だけちゃんと伝えられるようにしておきたい。



おそらく怒ってるときその場で怒りのまま感情をぶちまけると大惨事になるのは
なかなか言いたいことが表現できずにその場で湧き出る感情を手当たり次第出力しに行くからだ。


おそらく準備ができていないと「言いたかったことが言える」までの間に
「言いたくないこと」「いうべきでないこと」を大量に相手にぶつけてしまい、いろんなものを破壊してしまう。



そうならないように、言いたいことを普段から言えるようにしておく。
「こんなこと言えないよ・・・」じゃなくて
「言う機会があるとしたらこのことだけは伝えたい!」をちゃんと考えておく。
準備を怠って、怒りを適当に、制御せずに発散させるようなことは今後は慎みたい。




振り返ってみると今日は2つ言うべきじゃないことを言ってしまった自覚がある。
その点は申し訳なかったと思うので、次の機会に謝っておきたい。
そのうえで「今回何に怒ったのか」はちゃんと整理しておく。
ここは絶対になあなあにはしない。泣こうが喚こうが聞いてもらう。





というわけで、今日怒った理由を振り返って説明できるように整理しておく

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