頭の上にミカンをのせる

「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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ブログ記事の記事をちょっとでも読者に近づけるためにできる4つの工夫

デレマス7話の感想を書こうと思ったけどその前に1つ記事紹介。
ブログ書いてる人間として肝に銘じておきたいことがこの上なく簡潔にまとめられていたのでぜひお読みくださいませ。

鎌池和馬の一〇年分の構造 補足、もしも失敗した時のために | 鎌池和馬10周年!公式サイト 1PAGE

この記事は小説の書き方講座のなかの一つです。このページもやはり小説についての話です。しかし、このページの内容は「書いたものを読者にちょっとでも近くまで届けるための工夫」について書かれたものです。これは、少し応用すればブログを書く際にも転用できる内容です。


『パターン1。筆者の思う面白いと、読者さんの望む面白いの間に誤差がある』
『パターン2。筆者の思う面白いと読者さんの望む面白いは重なっているが、それが伝わっていない』
『パターン3。優れた内容なのに、記事そのものに興味を持ってもらえなかった』
『パターン4。出し惜しみをしすぎている』


これについて、個別にどういう工夫をすべきかについて語られています。


それらの中から出てくるアドバイスとして例えばこのようなものがあります。

・最も大事なのは、『メイン層となる読者さんは誰で、何を望まれているか』を強く意識する事
・「最初の一冊目は、それだけで楽しめる、それ以外の負担を読者さんに強いらせないようにするべきではない」
・その作品の中に一本の明確な『軸』を作る事です。

これを見て、ブログにも通じるところありそうだな、と感じるところがあればぜひぜひ本文もお読みください。



これについて応用編的な内容として、こちらの記事もすごく素晴らしかったです。

読み専が「小説家になろう」ランキング考察やってみた。 - ゆるふわ√3

・「通勤通学列車内で、次の駅までの間に気軽に読みたい」読者にとっては、設定説明にずらずら時間をかけるより、物語の展開に時間をかけて欲しいだろうし設定説明はしょる、のは効率的な判断という気がします

・作家は、ブックマーク解除させないため、読者のヘイト(ストレス的何か)を貯めない必要があります。そのため、シリアスな展開を短期間であっさり解決させる「短期的にはストレスなくて良いけれど全体として盛り上がりに欠ける」という展開が頻発するのはなろう的仕様です。ネガティブな伏線張りがしづらいので、青春成長モノやミステリ書きさんにとっては本当、なろうは鬼門

「メイン層となる読者は誰で、何を望まれているかを強く意識し」「最初は負担を欠けずような仕組み」が人気を集め、そこが再生産を繰り返すことでテンプレが構築されるようになった。しかしテンプレができたら面白くなくなるかというとそうではなく、それ故に筆力が高い人や、軸をうまく作れる人がちゃんと人気を得るようになっていっているというお話。
AKBでもソシャゲでもラノベでもなろうでも「テンプレ」はこのように理解されるべきだと思います。



①まずはテンプレと言われてもいいから、基礎をしっかり踏まえる。
②そして、しっかり読み手を獲得できる、ちゃんと書いたことが伝わるようになる、そうなってからが勝負だという

二段構えの考え方。(「守破離」でもいいけど)

私は、こういう考え方がものすごく好きです。