頭の上にミカンをのせる

「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

最近のこのブログのお気に入りは「アークナイツ」です
アークナイツ
kindleセールの紹介
新NISA解説ブログ
発達障害

関西人だけど「串カツ田中」のこと知らなかったので早速食べにいってきた

まずは企業の数値について。

①串カツ田中は2008年12月に1号店を世田谷にオープン

5年前にたった6店舗だったところ、今年(7月末時点)ではフランチャイズを含めて約120店舗にまで拡大している。また、これ以降も毎年30店を超える出店を予定

③業態としては「ネオ居酒屋」に分類。ふらっと立ち寄れるカジュアルさ、ならびに家族連れでも入れる端正さ。オープンな雰囲気で、外国人旅行者などのインバウンド需要をつかむことにも成功している。さらに、地域や店舗ごとに特徴のある品も提供。

④素人でも店舗経営が可能なように徹底したマニュアル化。串カツはシンプルなだけに、その効率化と標準化を進めたのが、コスト面からも勝因

⑤売上高 25.1億円、営業利益 2.0億円(8%)経常利益 2.6億円(10%)。流動比率(流動資産÷流動負債)は141%で業界平均の流動比率79.6%より優秀で、収益力も平均の3%と比べてとても優秀。

⑥客単価は2400円程度となるように価格設定。

出店スピードが「アトラ」なみに高い。利益率はアトラよりは低いがかなり優秀な部類。多分これだけ成長率が高いとIPO価格相当高めに設定されてるだろうけれど、PER30くらいまでなら普通に買えそう。


百聞は一見に如かず!というわけで実際に行ってみた感想

さっそく行ってきましたよん。写真についてはtwitterアカウントを参考にどぞ。あと、あくまでこれは私がいった店の感想で、ほかの店がどうかは知りませんのでそこは悪しからず。



①店はちょっと手狭で窮屈な印象
4人掛けテーブル5席にカウンター4席。2Fフロアだけど少し窮屈。あと、内装は全体的にチープな感じ。でも入り口の雑多な雰囲気と違って清潔さは保ってて女の人同士で来てる人もいた。
雰囲気としては「鳥良」(SFPが運営母体)なんかと似てますね。



②店員は洗練されてない感じ
接客の対応なんかは特に目立ったところなしでゆっくりしてる感じ。ある程度客が自発的に店員に声をかけていかないと対応してもらえないことも多いと思う。まぁ安値圏の居酒屋だし全く問題ない。



③串カツは注文してから5~7分くらいかかる。
なので、先に簡単なお通しとおつまみくらいは頼んで置いたほうが良いと思う。メニューは串カツ以外にもあるので「串カツ屋」というよりは「串カツも食べられる飲み屋」と考えたほうが良いかも。お店の看板も、実は「串カツ・カスうどんの店」になってます。

とはいえ串カツがメインなので串カツのお味やメニューは大事。そこのところは問題ありません。値段が安い割には味はよく、串カツ屋として考えればコスパはめちゃくちゃ高いし、居酒屋としてみてもリーズナブルだと思う。価格帯は「100円、120円、150円、200円」となっておりお手軽。メニューも肉だけではなく野菜や魚、オモチなどいろいろあるし、「バナナ・クッキー」といったスイーツ系もあります。

比較として「塚田農場」の感想もよかったらどぞ。こちらは店員さんのレベルがむちゃくちゃ高いですが、その分食べ物は少し高いです。
http://possession.hatenablog.com/entry/2013/10/21/001908


④「ソース二度付け禁止・箸つけ禁止」はそれほど怖がらなくても良い。
そんなに厳しく目を光らせるわけではない。お鍋のルールみたいなもので、多くの人が一つのソースの器を共有するので、ほかの人がかぶりついたものをソースに突っ込んだり、お箸をつけたりするとお互いが気をつかっちゃうのでできればやめようってくらいの話だと思う。「お高く留まってる」とか「頑固職人」みたいな雰囲気はこのお店にはない。店員さん普通のアルバイトさんだしね。

気になる人は、最初にソースを全体にたっぷりつけて食べるようにしたらいいと思います。

(頑固職人のお店に行きたかったらこの店おすすめです)
http://possession.hatenablog.com/entry/2013/12/16/234338

「ハムカツ」を頼むとチョコソースがでてきてこれが面白かったのでぜひ試してみてください



⑤料金はぴったり2400円でした。
串カツ9本とサイドメニュー、お酒2杯で2400円。価格設定どおりですね!安くてそこそこ美味しいので満足。職場の近くにあればまた行きたいなと思いました。



⑥落ち着いてじっくり話すには不向きなので別の店で。
上でも書きましたが、従来の居酒屋とは違って「ネオ酒屋」です。1時間くらいでコスパのよいご飯とお酒を楽しむ人向き。従来の理髪店とQB HOUSEの違いみたいなもんですね。

結構人はたくさん来て、お店のキャパシティも大きいわけではないので食べ終わるとちょっと次を急かされる感じなのでゆっくりしたい場合はそれなりにお酒の注文などしたほうが良いです。飲み放題メニューは最初からないので、会社の飲み会なんかには使えない。でも個人的にお酒あんまり強くないし美味しいもの食べたいので応援したいです。

あとはスイーツの充実はよ


チェーンの将来性について

小さい立地でも出店しやすいし、お店の内装もシンプル。 実際にいったら「これが上場している企業のチェーン店だとは思わない」人が多いでしょう。しかも熟練の職人や、きびきびした接客が求められるわけでもない。

客の期待値がそんなに高くない割に、値段も安くてそこそこおいしいので満足度も高い。そんなわけで、客がくるのであれば、どんどん展開できると思います。後はとにかく串カツという文化がどの程度受け入れられるものなのか、というところですね。私的には結構いけるんじゃないかと思います。


「串カツ」といえば「串家物語」(上場企業の「フジオフードサービス」が運営)がありますが、それとはまったく客層も価格帯も違うと思うので、客の取り合いにならずに成長していけるのではないでしょうか。(まぁこの業態が上手くいくなら、クリレスやサンマルクがすぐ出てくるでしょうけどね)


とにかく。お酒そんなに強くないけど食べ歩きが好きな私としては、こういう店は職場の近くにあってほしい!今日はわざわざ帰り道に途中の駅で降りて食べに行ったのでまだまだ面倒です。うちの職場の近くにあればたぶんそこそこ通うと思います。というわけで、是非頑張ってほしい!


参考までに

上場企業がやってる類似のチェーン店もチェックしてみてください。
私はグルメではないので高いレストランの店とかは全然わからないのですが、
こういうチェーン店の食べ比べとかするのが結構好きです。

もしご興味あれば皆さんも食べ比べしてみると面白いと思いますよ♪