この夜が明けるまであと百万の祈り

とあるマンガ好きの備忘録です。私が元気づけられた出来事や作品について少しでも共有できたら嬉しいです

「自分がここにいる」ということを周りに認識してもらいたいという気持ちで営業活動するのであればせめてこういうことは気を付けてほしい

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nkobi1121.hatenablog.com

読みました。ありがとうございます。

じわじわと人気が出て、今では有名ブロガーと言われる人であっても、最初に誰かに認識してもらって、訪問者の少ない孤独な時期を互いのコメントで支え合うことで乗り越えた人だっているんじゃないかと思います。ある程度こうした付き合いがなければ、寂しさから、多くの人が脱落してしまうでしょう。

よしきさんが嫌悪するのは、互助会が、アクセス稼ぎのため、好意の返報性を利用しているということだと思いますが、
私はあまり潔癖な人間でないので、自分のブログを読んでもらうために頑張ってコメントを書く人がいたとしても、それはそれでいいんじゃないかと思ってます。

たぶんnkobi1121はもっと詳しく考えていらっしゃるとは思うのですが、
文章からだけでは読み取れないので、文章を読んだうえで自分が思ったことを書きます。



まず、私の譲れないラインについて

人によって基準が違うと思うので、正解はないという前提の下で、まず私の基準を書きます。

まず、「せっかく書いたのだから誰かに読んでほしい」と思う気持ちはわかります。

返報性を利用することがいけないとも思っていません。

ただし、その理由ですべてが許されるとは思わないし、むしろそれが本当に理由なら、ささやかな規模でやるべきだと思います。

返報性を

①「意図的に」
②「一方的に」
③「機械的かつ大量に」

利用する関係は続かないと思うし、なにより私自身が嫌いです。 

この①②③両方を満たす場合は、「自分はブログを読んでほしいが、相手のブログは読む気がない」ということであり完全にアウトです。

あと、挨拶だけのコメントをはてブでやるのもシステム面を考えると個人的にはNGです。




次に、なぜこのように考えるのかを書きます。




いかなる目的であっても、「画面の向こうに人間がいるという大前提」を考えないと失礼にあたる、という感覚を持ってほしい

「自分がここにいる」ということを周りに認識してもらいたいという目的も否定しませんし、

その目的のために営業活動することも、否定しません。

ただ、その目的であれば「妥当な」程度というのはある程度具体化すべきかと思います。


①無制限な営業活動は正当化できるものではなく、その目的なら1日20人~30人くらいが許容範囲ではないでしょうか? (個人的には5人で十分だと思いますが)
それを超えるなら「別の目的」があると判断されても仕方ないかと思います。「相互のやり取り」を想定しているのにそれ以上アプローチする必要がありますか?

②当たり前ですが画面の向こうとはいえ「飛び込み営業」なのだから、相手がいることを想定するべきです。ネットだからといってこのことを意識から外している人が多すぎる。 「読まずにはてなスター連打」はただのピンポンダッシュだし、「コピペ文のはてブコメント爆撃」や「提携のあいさつ文だけ」はただの壁への落書き、好意的に解釈しても「必要もないのに名刺を配りに来ただけ」ですよね。そう考えたら「嫌がられて当然」だと思いませんか?


③どうせやるのであれば、初対面の相手に「いたずら」と見まごうような行為をする理由がわかりません。なんでもっと丁寧にやろうとしないんですか?読んだうえで、読んだことが伝わるコメントをするのでなければ、一方的に利用しようとしてると警戒されるのが自然だと思いませんか?


④アプローチする相手を選ばないのもよくわかりません。「自分が書いたものを読んでほしい」んですよね? PVが増えればいいだけじゃなくて。自分の存在を認知してほしいんですよね? だったら自分が書いてることに全く興味ない人にアプローチするのは目的にかなわないんじゃないですか? そこを考えないということ自体、目的に嘘が混じっているのではないですか?



もし何らかの「目的」を語るのであれば、ちゃんと目的に沿った(目的以上でも以下でもないノイズを省いた)行動をとることによって、「その目的が真である」と示してほしいなと思うんです。


 

逆に、目的は手段を必ずしも正当化しないわけで、手段の妥当性は独立して考えるべきだと思います

nkobi1121さんのことではないのですが、互助会的な行為について問題点を指摘されたとき、多くの人が「動機」を語るのを見てきました。

これ、私はよく理解できません。

「自分がここにいる」ということを周りに認識してもらいたいという気持ちは間違いでないにしても

目的は手段を正当化するわけじゃなくて、その目的が正しいとしたらその次に手段についても検討が必要じゃないでしょうか。

なんで、手段の問題点を指摘されたときに、目的や動機の説明をするんでしょうか。

一度目的に立ち返ることは重要だと思いますが、そのうえで目的を叶える時もっと妥当な手段がないかを考える必要があるんじゃないでしょうか。



例えば


・コメント欄にコメントしてみようか

・自分のブログで「今日読んだブログのみなさん」っていう記事を書いて一人一人にコメントしてみようか


とかいろいろ手段はあると思うし、実際にそういう風にしている人もいます。


また、ほかの手段も考えたうえで、やっぱり「はてブコメントを使います」というのであればわかります。
そういう人は、ちゃんと目的に最適化して、それ以外のところは相手に合わせて変化することをためらわないですよね。
一方で、目的が正しいのだから、と開き直る人は今までと何も行動を変えません。




厳しいように見えるかもしれませんが、私が本当にダメだと思うのはほんの一握りです

あとですね。私は機械的はてなスターはダメ! とか はてブ営業は全部互助会!とは全く言ってません。

・明確にはてブの仕組みを知っていて、新着エントリ狙いであるとわかる。仕組みを知ったうえでも対応しようとしていない

・1日に100件以上機械的なコメントでブクマしている

・いつも投稿してから数分以内にはてなスターがつく

・1日に100ブログ以上に無差別にはてなスターを連打している。

・ブログ内容が明らかにアフィリエイト目的である

といった条件が重複していて明らかに「こちらを一人の人間として尊重していない」ということを確認しない限り、安易に人をスパム呼ばわりしたりはしません。

私はわざわざ読者を疑っても幸せになれないから原則としては読んでくれていると思っています。

悪質だと感じない限りは何も文句を言わないし、自分が嫌なだけなら非表示などで対応します。

むしろ「スターを付けてくれた人」「コメントをしてくれた人」のブログは一度は見に行くようにしています。

だからこそ、人の気持ちを踏みにじるようなスパム行為をしている人間が許しがたいと考えているわけです。

別にスターつけてくれた人のブログであろうが気にせず見に行かないなら気にならないはずですよね。





最初の100記事くらいは読者が5人~10人でも十分なのではないかと私は思います。ゆっくり、自分の目的を見失わないように進んでほしいなと思います

もう一つ言わせていただくと

でも、最初から人気が出るような凄腕ブロガーはほんの一握りであり、たいていの初心者は、まず「自分がここにいる」ということを周りに認識してもらう必要があります。

ちきりんさんやよしきさんのように、文章そのものに読ませる力がある人たちは、互助会の必要はないでしょう。

私が「持てるもの」であり、最近始めた人が「持たざる者」であるという「立場の違い」として対比されることは少し納得がいかないです。


私は私なりに丁寧に文章を書こうとは思っています。しかし自分の文章にはそれほど魅力がないと思っており、その点については悩んでいるくらいです。

これは謙遜とかではなく事実からいえることであり、「読者数」を「投稿した記事の数や継続日数」で割った時、その値が私より少ない人はまずいないはずです。恥ずかしいから数字は言いませんが、一日のアクセス数を投稿した記事の数で割ったらやはりブログをはじめたばかりの人にも負けていると思います。

nkobi1121さんも、わずか8か月で読者数200人を超えていますし、記事事に多くのスターがついていますよね。


私のブログはぜんぜんそういうのないです。5年くらいやってようやく読者登録850人です(もちろんうれしいです。ありがとうございます!)

今でもたいていの記事にははてブはつきませんし、はてなスターが一つもつかない記事だって多くあります。

最初の100記事は読者数10人とかそういう状態でした。


私のブログはそんなもんです。

文章力に自信があって互助会が不要だったわけじゃないです。単にそのころは互助会的なものがなかっただけです。 

そして、そうやって「数」をあおる人たちがいなかっただけです。




でも、よく考えてほしいんです。

読者数、そんなに必要ですか?

0だと寂しいのは同意します。 だから最初の5人~10人にアプローチするのはあってしかるべきだと思います。

でも反応が見える人が欲しいなら20人くらいでよくないですか?

そう思ったら、その20人はしっかり選ぼうと思いませんか?無差別営業しようと思いますか?思いませんよね?




問題はここだと思うんです。

どうしてそれ以上をわざわざ営業してまで欲しがるんですか?

どこかで「〇〇〇人くらいいないとダメだ」って思ってるとしたらそれはなぜですか?

最近始めた人たちは、なんかこう、せっかくネットなのに焦ってすぐ数を増やそうとしすぎだなと思ってしまいます。

「読者数が少ないと自分はダメなんだ」っていう気持ちがあって
そのために急いで数を増やそうとして、現実の延長みたいに「互助」的なものをはじめるのは
私としてはすっかり手段と目的が逆転してしまっているように感じます。

本当の目的が「寂しさをいやすため」ということであったならなおさらアプローチする相手を選ばないのはおかしいと思いますし。



さらに互助会をおススメしない理由

あと、ずっと続けてきた立場から言わせてもらうと、互助会をやってた人たちは自ら寿命を縮めています。

実際に2年前の記事で露骨に互助会をやっていた人たちのリストを見返したところ、現在8割以上はブログをやめています。ブログを長続きさせるためだった互助会なのに、長期的に見たらそれが首を絞める形になっています。

はてなは互助会的なブクマの使い方をしている人に対して、かなり厳しくアルゴリズムで制限をかけるようになっています。

その結果、初期に営業活動をやりすぎることは、地道にやっていたら将来得られたであろう偶発的なつながりの可能性をつぶすことにつながります。

本来であれば、長く続ければ続けるほど出会いの可能性は増えていくのですが、スタート時点で互助会活動をしていた人は、途中からどんどん読者数が伸び悩むことになります。

さらに、互助会は最初は新鮮でプラスの効果が多く感じられるかもしれませんが、伸びが減ってきた後に挨拶のコストや、固定読者を意識することによるコンテンツの偏りや自由の制限などがあってだんだん窮屈になってきます。閉鎖的になっていき、互助会以外からの流入がほとんどなくなる悪循環に陥ります。そうやって、変化がなくなっていって、どんどんやりがいが減ってきてやめていってしまう。そういう人を山ほど、腐るほど見てきました。


基本的に互助会界隈の人は、悪い人はいなくて、みんな礼儀正しくいい人だと思うんですが、そういう人たちが、最初にちょっと踏ん張って続けていればそのあと伸びていたかもしれないのにスポイルされてつぶれていくのは見ていてつらいです。「そんなことを言っても最初で挫折するかもしれないんだから、最初生き延びるために互助会活動だって仕方ないじゃないか」って思うかもしれませんが逆に言うとそのせいで寿命が2年とかって決まってしまうのもおかしな話ですよね。



長く続けたいと思うなら、長期的に見ると弊害が多い互助会はやはりお勧めしません。その人たちのためにも。
わざわざ将来的に「幻のパン」を得る機会をつぶしてしまわないでほしい、と私は思います。




「自分はどういう目的でブログをやっていますか?」がたぶん一番大事だと思います

ログを続けるために一番大事なのは、
自分は何が目的でブログをやっているか、なぜ自分はブログを書かざるを得ないのか、に答えられるということです。
ブログをやってる人は、そこだけは嘘やごまかしや「逆転現象」がないようにしてほしい。

そこさえしっかりしていれば、ブログを続けている限り読者数5人~10人の世界からゆっくり自分の世界を広げていけると育てていける。

私はそう思っています。