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中学受験の話(3) 受験は「親が子供へのかかわり方を深く考える」ためのイベントとして活用したい

今までが「中学受験はむずいよ」「中学受験なんてろくでもないよ」と、ネガティブよりな話ばかりだったので、今回は中学受験の良い面や「あってる子には大学受験よりはるかに楽だよ」という話も書いておきます。


中学受験で生じる問題の4割くらいは親の勘違いや無知や考えの甘さなどが原因(※個人の感覚です)

ここまで私は、親が「大学受験と同じだろ」とか「俺はもっと楽にできた」という自分の経験をもとにして、「自分とは違う子供」に対して合わないやり方を押し付けるのは危険だという話をしてきました。

一行で言うと「ちゃんと自分の子供に合わせて考えるようにしましょう」っていうシンプルな話です。

んで、だいたい自分の考えを押し付ける人って成功体験がある人なんですよね。

自分の経験とか思い込みで「中学受験はぬるい」「大学受験と同じだよ」って思ってる。なので、そういう体験がある人はめっちゃバイアスかかってるから子供とか周囲にそれを押し付けないように特に気を付けてねってつもりで記事書いてきました。

ただ、親が考えなしに小5から始めさせて子供をせっついたりするのではなく「親として何をするべきではないか。逆に何をすれば支えになるか」「塾にはどういうところを期待するか」といったことを意識できるのであれば、中学受験は子供にとってだけではなく親にとっても非常に価値のある体験になります

保護者にとって特に重要な2つの役割については下記の記事で紹介しています。


受験は「親が子供へのかかわり方を深く考える」ためのイベントとしてとても重要

大げさな言い方になるかもしれませんが「親と子供が一体となって目的を共有し、一つのプロジェクトとして何かに挑戦する大きなイベント」って、日本だと受験以外にどういうものかあるでしょうか?

部活動?ゆるキャン?海外旅行? なんでもいいのですが子供が自主的にやりたいことがあって、それを親が応援するという関係ができてるなら、無理して中学受験をする必要はないかもしれません。一方で、そういうのなしで「とりあえず子供は自由にやらせとけばいい」って態度をとり続けた場合、親はいつ子供の自主性を尊重できるようになるのでしょう。

なので、生得の「親子だから」という条件だけに依存するんじゃなく、「目的」を共有して濃密なコミュニケーションをとる機会として受験というものを考えてみるのも良いと思います。少なくとも私の家庭の場合は、中学受験をやっているときが一番家族のなかでコミュニケーションがありました。*1

マンガなどでは、受験頑張ってる層ってやたらと親が子供に無理やりやらせてるみたいなイメージで描かれますが、上手くいってる家庭って割と親子が「役割分担」して子供をうまくサポートしてることが多い。「そんな余裕なんてないよ!とにかく縛ってでも子供に勉強させなきゃ!」ってなってる家庭があるとしたら、そもそも「難易度の見積もり」「計画の立て方」「家族としての目的」とか、どこかの地点で盛大に躓いてるんじゃないかと思います。

ゆる中学受験 ハッピーな合格を親子で目指す

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女の子の「自己肯定感」を高める育て方: 思春期の接し方が子どもの人生を左右する!

女の子の「自己肯定感」を高める育て方: 思春期の接し方が子どもの人生を左右する!

スゴ本ブログで紹介されていたのを読んで知ったのですがどちらも超おすすめ本です>

中学受験を通して学習の姿勢を定着させておくと損することはまずない(算数を除く)

というかもちろん合否は大事ですが、中学受験って無理のない範囲でやっておく分には損はないと思ってるんですよね。(上を目指すのは子供に適性があるとわかってからでいいと思います)

別の記事であらためて紹介しますが、
中学受験で学ぶ範囲は「偏差値55以上の学校の算数を除いては」基礎知識やその後の知識を得るための土台となります。つまり学んだことが絶対に無駄になりません
・また、受験を通して「計画的に勉強する習慣」を早めに身に着けると後が楽になります

ぶっちゃけ子供が勉強嫌いになる要因としては

①周りの友達が勉強できることを馬鹿にしている
②子供のころからスマホゲーにはまってしまう
③学校の先生のレベルが低くて勉強がつまらないものにしか思えない
④親や塾が実力以上の無理や、合わない勉強法を強制してくる

といった要因が大きいと思ってます。(最近は①や②が特に深刻)

「受験」といっても学習塾に通う必要はないし、「高いレベルの学校を受ける受けない」は置いといて、無理のない範囲で勉強させておくのはすごい大事だと思ってます。

そういう意味だと、私は学習漫画でもスマイルゼミでもスタディサプリでも公文でもなんでもいいから「勉強が好きになるきっかけ」だけは絶対に小学生のうちに作っておいたほうがいいと思う。
私は幼稚園~小学校低学年ならこどもチャレンジやスマイルゼミ、小4~小5ならスタディサプリをお勧めしますが、それ以前に学習漫画とかのほうがおすすめかなー。


頭のよい子が育つ本棚

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スマイルゼミやスタディサプリの活用については今後ご説明していくと思いますが、とりあえずキャンぺーンやってるのでリンクだけ貼っておきますね。
スタディサプリ/塾平均より年間24万円お得!? 月額980円(税抜)/テキスト代無料

◆スマイルゼミ◆中学生向け通信教育


参考までに書いておくと、私自身は中学受験の際は浜学園に通っていました。中学は一切塾通いなし、高校の時はZ会です。今の私は塾業界のことがかなり嫌いになっているので、なんとかして今の塾の仕組みぶっ壊したいなーと思ってます。とくに東進とか東進とか東進とか(私怨)

まとめ せっかくやるなら家族の絆を強める「イベント」として活用しましょう

受験やることで家族間がギスギスするの本当に悲しいからやめましょう。

中学受験の段階では向き不向きがかなり大きいし、この時点で人生決まったりはしない。受かればもちろんそれに越したことはないけれど、中高6年のほうが長いので、それらを活かせる知識や姿勢を作り、なによりも家族の関係を強固にするためのイベントして活用してほしいなと私は思っています。

<少子化の時代に今でも定員割れ起こしてない学校はその時点で何かしら魅力がある学校ですので。それが子供にあってるかどうかを考えるほうが大事よ>

桜井さん、うちの子受かりますか? ―中学受験 親の悩みにすべて答えます

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おまけのおまけ 実は親が過剰な重圧をかけず逆にメンタル面でサポートできるなら中学受験は割とヌルい

ところで前の記事にこういうコメントをもらいました。

houyhnhm うーん、中学受験はヌルいと思うけどなあ。ただ、塾なんかに消耗する仕掛けが多くて気をつけた方がいいのはあるんだけど。

watarux ちなみに俺は小5から日能研だったけど御三家入ったよ。塾行くのは楽しかったけど宿題なんか一つもやらなかったし他の習い事もいっぱいしてた。結局才能とモチベーションが全て。この人はどこ出身なのかな?

この二つは糞リプだけど言いたいことはすごくわかります。

azkll どこかで書こうかなと思ってたけど、偏差値70以上の中学受験は算数が全て。算数の才能があるかないかが全て。んで、算数は50パターンくらいの解法の組み合わせでひらめき勝負。それがある子は苦もなく合格する。

こちらはいいリプなので言いたいことがさらによくわかります。


まず客観的に見て、中学受験は必要な勉強量自体ががめちゃくちゃ多いわけじゃないです。

その上、学校外で国語・理社の基礎を得られてる人からしたら、算数と理科の一部教科以外は自然とできるようになりますよね。

おそらく半数以上の生徒は中学受験がしんどいとは思ってないどころか学校より楽しいと思ってるだろうし、このお二人のように苦労せずトップ校にうかったという人も少なくないでしょう。私自身、中学の時は受験がしんどいと思ったことはあんまりないです。むしろ小学校の授業のほうがよほど苦痛で、塾の時間がくるのが待ち遠しかった。

塾の上位クラスの生徒って塾通わなくてもできる子たちが多いのでどちらかというとエンターテインメント性が上がっていくんですよね。だから普通に授業がおもしろいんですよ。塾が肌に合う子にとっては、親がガミガミ言いさえしなければ普通に受験って楽しいので、無理やり悪いイメージを持つ必要ってないと思います。

ただ、悪い塾だと本当に金もうけのためにあれもこれもと講座進めてきますからね。中学受験じゃないけどともあれ東進は滅びるべきである(私怨)

*1:逆に言うと親って関係が疎遠になればなるほど「親子関係」を親権神授説のように唱えたり金を出してることを理由にして子供を服従させようとするよね……愛じゃなくてメンツのほうが大事なのかもしれないやね