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川口 宏之さんという会計士が「プレジデントオンライン」に書いたSHOWROOMに関する記事がひどいと話題に

president.jp

正直なところ本当に川口さんの記事、素人の私が読んでも微妙過ぎると思ってた。


そしたらやっぱりすごいツッコミ入りまくってた。


特にツッコミどころが大きいのは3ページ目

1回目が1001株発行して1億円の資金調達できたのにもかかわらず、2回目は1144株発行して1200万円しか資金調達できていないのである。1株当たりで計算すると、1回目は10万円だったのに、2回目はたったの1万円程度での新株発行だったのだ。実に10分の1の株価下落だ

さすがにここは総ツッコミが入っている。

明らかに、会計のプロとしてあまりにも適当な記事の書き方であり、書き手としての信頼度が大きく下がっている。
この部分についてはちゃんと確認して、間違いがあれば訂正をしたりするのでなければ、今後この人の書く記事はあまり信用できない。

「川口 宏之」の記事一覧 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)


「債務超過だ!SRやばい!」の指摘に関してもかなり疑問


官報だけだとPLがちゃんと見れないのでこういうこともあり得る。


何より問題なのは、「憶測でしかないのに断定的にネガティブなこと書く」というプロの倫理観が感じられない書き手の姿勢

blogdekaikei.com

情報を開示してないベンチャー企業について断言できることは少ないので、いずれにしろ憶測で語るしかない。

憶測でしか語れない以上、断定的表現で記事を書くことはフェイクニュースになりかねず、ちょっと無責任ではないかなと思った次第です。


かなりキツい言葉で批判されてるけど、正直このくらい言われても仕方がない話だと思う。

たとえば上の記事、何の肩書もない私が書いたとしたら、たぶん鼻で笑われて終わりだったと思う。

でも、この記事は公認会計士で、かつベンチャー企業のCFOという肩書を持って書いている。
明らかに「プロが書いた記事です」という態なのだから、それはまずいでしょう。

私たちは、一般的に有資格者の肩書を持つ人は信頼することにしている。
それはプロには業法や、業界「倫理規定」がしっかり設けられており、
そうしたルールがきちんと守られている(違反した人は資格をはく奪される)という前提だからだ。

xn--7mq406l.net
ja.wikipedia.org
http://www.jfael.or.jp/ja/information/20171222/20171222_02.pdf

公認会計士は、監査及び会計の専門家として、独立した立場において、財務書類その他の財務に関する情報の信頼性を確保することにより、会社等の公正な事業活動、投資者及び債権者の保護等を図り、もつて国民経済の健全な発展に寄与することを使命とする。


いつもだったら「この記事うのみにして石原さとみとの件で揶揄してるブックマークコメント書いてる人」にバカか!って言ってたかもしれないけど
この記事に関しては、川口さんの書いてることを信じてしまったことは責められないと思う。むしろ川口さんが悪い。

そのくらい「プロは信頼できる存在である」という建前を維持することは、その業界にとっても社会にとって重要だと思っている。
「公認会計士が一般人向けに書いたことですら信頼できない」となると、これはもう何を信じていいのかわからない。

医療業界ではそういう問題がかなり深刻になっているらしい。公認会計士、お前もか、とならないでほしい。

もちろん「公認会計士がよその企業について適当なことを書いてはいけない」と直接規定した条文などないけれど。

こういう信頼を毀損するよな行為は慎んでほしい。今回のことはちゃんと謝罪して訂正するところまでしっかりやってほしい。

だよね、片棒担いだ形になってるプレジデントオンラインさん?

追記 内容ではなく書き方の問題ということにして訂正は一切しないらしい。 これは私の基準では信用できない書き手確定


確かに間違いとは言い切れないけれど、この記事自体は明らかに問題があるから普通の倫理観あるならなにかしら書き直すべきだと思うんですが。
記事を取り下げもしないし訂正もしないんですね。そうですか。プレジデントオンラインさんはそれでいいんですね。