頭の上にミカンをのせる

「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

最近のこのブログのお気に入りは「アークナイツ」です
アークナイツ
kindleセールの紹介
新NISA解説ブログ
発達障害

noteで自分が書いた記事が1000部売れたという話

私は2018年12月から2019年2月の間、最初から3か月限定と割り切ってnoteを更新してました。
書いた内容はとあるテーマに関する入門記事です。自分がその分野について勉強したかったからです。


このブログでも一切告知してませんしツイッターでも宣伝しなかったので、多分知らないと思います。
実際に自分が記事を更新してる間はほとんど反応がなかったんですが、とあるツイッタラーさんが紹介してくださったことをきっかけに急にアクセスが伸びました。

去年12月からの累計アクセス数は以下の通りです。フォロワー数は400人前後まで増えてました。
f:id:tyoshiki:20190908104311p:plain

すごいニッチなワードなので参考になりませんが、検索3位になってます。私のブログは全く検索上位の記事がないのになんでnoteはこんな簡単に検索上位になるんや……。 3か月書いて放置してただけでこれだから、noteをやってて、毎日ツイッターで一生懸命宣伝とかやってる人は、これよりアクセス数多いと思います。そう考えるとはてなブログはオワコンって言いたくなる人の気持ちはちょっとわかる……。


本当はもっとテコ入れすればよかったのかもしれませんが、最初から3か月だけと決めてたので記事は更新せず。それでも毎月コンスタントに20~30部は売れ続け、昨日みたら1000部売り上げの報告が来てました。
f:id:tyoshiki:20190908100726p:plain



ただ正直これ扱いに困る。
振り込みしてもらう場合は15%の手数料を抜かれた挙句銀行手数料も取られるらしい。それよりもメルペイやDLSiteみたいに、売り上げを別のnoteを買うために回せる仕組みはよ作ってほしい。


ノウハウとかは一切ありません

私も狙ってこの数字を出したわけではないので特にノウハウとかないです。

あえてノウハウらしいことを言うと

「自分が持ってる知識にあえて値段をつけるふてぶてしさ」を持つ

に尽きます。

まともな人であればあるほど、自分の書いた記事に自分で値段をつけるなんてできないと思います。記事の価値は読み手次第だということが良くわかってるはずなので。また、自分の記事に自分で値付けするってのは、普段から安値でプロの作品をたくさん読んでる人ほど恐れ多くてできないんじゃないかなと思います。

そのあたり躊躇せず「誰が何と言おうとこの記事には100円払う価値がある」と思えばやればいいと思う。


ただし、広告ではなく記事そのものにお金を払ってもらうというのは思った以上にメンタルにダメージが来ます。

感性が古いと言われればそれまでですが、直接お金のやりとりが発生すると「仕事」という感覚になってしまう。幸い1000部売れた上で「お前のnoteはクソだ」という反応は一件も来ませんでしたがそれでもこちらとしては1つ1つの売り上げに責任を感じてドキドキします。本当にこの内容でよかったんだろうか?と気になってしまう。

今回はたまたまもう記事を書き終わった後で売れ出したのでそのまま放置してたらいつの間にか売れてたという感じですが、書いてる途中から記事が注目されたりしてたら途中で投げ出してたかもしれません。軽い気持ちでやったからうまくいったという感じですね。


うまくやれば二匹目のドジョウはあるかもしれませんが、
私はメンタル的にしんどいので再度noteの有料記事に挑戦する、ということはないと思います。


どんな感じの記事で、どんな感じで有料部分を設定したか

ちなみにnoteで書いていたのは、とある分野の初歩の初歩。入門向けの内容です。
その分野についてネットを調べても該当する情報がなかったので、自分自身が欲しいと思って勉強しながら書きました。

その上で、なぜそんな情報を有料にしたかというと、私がこういう入門者向けの記事を書くのが苦手だからです(後述)

「こんなん金でも貰わんとやってられん」と思ったから、「もしかしたら暇人が1記事あたり100円くらい投げ銭してくれるかも……」と可能性を夢想して楽しむために設定しました。


なので、お金を払わなくても重要な内容は全部読めます。有料部分に設定したのは勉強した内容についての自分の感想です。「このあたりクソやん!」という愚痴とか「ここわかりくいけどこういうことかな?」っていう推測です。言ってみれば「教科書の隅に書いた落書き」みたいな内容です。 

なので有料部分の手前の注意書きにも「有料部分に有用な内容はありません」って注意書きしてました。それでもなぜか買ってくれる人がいた。 さらに、そういう人はtwitterのDMで「私も同感です」などと感想をくれたりしました。人間って面白い。


【早期購入特典あり】noteではじめる 新しいアウトプットの教室 楽しく続けるクリエイター生活 (できるビジネス)

【早期購入特典あり】noteではじめる 新しいアウトプットの教室 楽しく続けるクリエイター生活 (できるビジネス)

基本的にこの手の話は信用してないけど、著者がコグレマサトさんだからいい加減なことは書いてないと思う。


蛇足 入門者向けの記事って本当に仕事として割り切らないとやってられんよね……

私はブログでいろんな話題を書きます。どんな話題を書く時でも丁寧に書こうとは思っています。それは「その話題についてある程度知ってる人・興味を持ってる人・自分より詳しい人」とつながりたいからです。

逆に言うと「完全な初心者」「何も知らない人」に向けて記事は苦手です。特に「初心者のくせにその自覚がない人」「一から丁寧に説明してほしがる人」に向けて書くのはかなりしんどいなと思います。そういう人を見ると「そういうことは自分で勉強してほしい」とか「そのくらいは自分で興味をもって調べたり工夫したりを楽しめない人はどうせうまくいかない」と思ってるからです。

なにより、せっかく説明しても「やっぱり興味ないわ」と言って去っていく人が多くてうんざりさせられたことが何度も何度も何度も何度も何度もあるからです。基本的にそういう人をあんまり信用してないです。はてブでも初心者で何もわかってない人に限って、自分の感性で何が正しいか決めて暴言投げつけてきたりするよね。ねこのうんこふめ!


なので、正直この「初心者向け」については金貰って仕事としてやらないとやってられんです。なので、ネットでアフィリエイターによって山ほど初心者向けの記事を量産されるのは仕組みとしてわかる。それ自体は悪いことじゃないんだけど売るために正確じゃない情報を書くアフィカスが野放しになってることだけが問題よね。