頭の上にミカンをのせる

「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

最近のこのブログのお気に入りは「アークナイツ」です
アークナイツ
kindleセールの紹介
新NISA解説ブログ
発達障害

自分は「生きやすくなる」ためにブログを書いてるよ、という話

fujipon.hatenablog.com

誰かに読んでもらえているというのは、とても不思議で幸せなことだと思うし、こうして自分のつまらない人生や思考がブログに蓄積されていることに、なんだかけっこう喜びも感じているのです。まあ、長すぎる遺書、みたいなものです。

note.mu

この頃は自分の欲求にとても忠実だったし、感じたことを素直に表現できていた気がする。
何のフィルターも通していない、嘘のない言葉たち。こんな言葉を、もうずっと書いていなかった気がする。

読みました。

私はアドセンスだけじゃなく、最近になってアフィも始めたりしたので「お金のためにやる」ことを否定するものではないです。お金のため「にも」書きます。でも、私がこのブログを書いてるのは、第一に漠然と「書きつづけることによって生きやすくなる」からだと自分では思ってます。






私みたいに自分のことをつまんない人間だと思ってる人ほどブログ書いたほうがいい

私は自分自身のことをつまらない人間だと思ってるし、今でも日々の生活の9割以上は退屈だと感じてます。

自分が思ってるだけですごい奴だったらうれしいけど、
割と増田とかにそういう悪口を良く書かれてたし他人から見てもつまらん人間に見えるんでしょう。

自分で自分のことを大した人間だと思える人間は、仕事でもないのに毎日ブログなんて書かないと思う(ずっと書き続けてる人すみませんm(__)m 



私は日々そんなに面白いことがなくて、感動することも少ない。
それでも、わずかながらに感情の揺れ動きがある。楽しいこともある。いろいろ考えたりもする。

たぶんその時に自分が生きてる実感を得られてるんだけど。
そんなわずかな「自分らしさを感じる瞬間」とか「自分だからこそ感じたこと」みたいなものは何もしてないと忙しい日々の中で流されて行ってすぐ消え去ってしまう。

なので、そういったささやかなものを、雑でもいいから言葉で見える形にして書き留めておくことにしてる。そうしないと、ふとしたひょうしに、自分がいままでどうやって生きてたかとかどういうこと考えてたのかすぐわからなくなる。


それが怖いからひたすら書く。書いて自分で読み返す。
最初のころは自分以外に読者とかおらんから、ひたすら自分が思ったことを垂れ流して後で自分が読むの繰り返し。
これが私がブログ書き始めた原点です。



実際私がブログを書き始めたのは大学の時ですがひどいもんでした。
せっかく頑張って東京の大学に入ったのに、東京で暮らして学校行き来するだけで疲れ切ってしまって何もできず、周りはすごい奴らが高いバイタリティーを見せがら日々積極的に楽しんでいるのを見て「自分はなんてつまらない人間なんだ」「自分には何も価値もない」という負の思考に陥り、鬱をこじらせて何もできなくなってしまってました。

そんな中で、これだけはなんとかできる、というところから始めたのがブログです。後ろ向きすぎる。

当時は外に出られなかったからマンガとかゲームの話ばっかりだったけどね。

花やしきの住人たち コミック 全3巻完結セット (角川コミックス・エース)

花やしきの住人たち コミック 全3巻完結セット (角川コミックス・エース)


そうこうしてるうちに、とりあえず「なんだよ割といろいろ考えてることあるじゃねえか(自画自賛)」となりなんとかみっともない自分と向き合えるようになった、という流れです。


なので、私にとっては「外付けの精神維持装置」みたいな側面が結構あります。(ジェット沖田……)


とにかく私みたいに余裕がない人間ほど、「誰からもせかされずにゆっくり考える習慣」としてブログってアリだと思う

最近読んだマンガにこういうコマがありました。

f:id:tyoshiki:20190907140219j:plain
「史群アル仙のメンタルチップス」より

史群アル仙のメンタルチップス ~不安障害とADHDの歩き方~ (書籍扱いコミックス)

史群アル仙のメンタルチップス ~不安障害とADHDの歩き方~ (書籍扱いコミックス)

史群アル仙のメンタルチップス?続・不安障害とADHDの歩き方? (書籍扱いコミックス)

史群アル仙のメンタルチップス?続・不安障害とADHDの歩き方? (書籍扱いコミックス)

この「ふつう」の考え方が好きです。
私には、なかなか「ふつう」に生きることが難しいので、
常に私の「ふつう」を確認しながら生きるためにブログが必要なんじゃないかなって思ってます。


「他人と交流するのが苦手だけど言いたいことはある」みたいな不器用な人にめちゃくちゃ親近感を感じる

自分のことを振り返ってみると、最近のブロガーさんは、なんか自分に自信がある人が多くてすごいなと。

私はmixiは全く使えなかったし、今でもtwitterすら上手に活用できてないです。
そもそも自分から他人に話しかけるのが今でも苦手ですし。
イベントとかに参加しても基本的には壁の隅っこでじっと会場の様子眺めてるだけです。


そんな私でも、ずっとブログ更新し続けてたら何度か話しかけてもらって、
飯とかイベントに誘ってもらったりってことがありました。


今の活動は株クラスタメインですが、これもブログ読んでくださってた人が
リアルでも会いませんかーって向こうから声かけてくれたことがきっかけです。


めっちゃうれしかったなー。


一度痛い目にあってからは慎重になりましたけど、今でもネットで話しかけてくれた人にはできるだけホイホイついていくことにしています。
www.tyoshiki.com


今まではブログに「依存」してたけど、これからはもっといい付き合いができたらいいなとも思ってる

もう一つ最近刺激を受けたマンガ紹介しておきます。

f:id:tyoshiki:20190907140544j:plain
「ベルリンうわの空」

まだ単行本が出てないので作品ページから読んでほしいんですが、「町に出て、いろんなものを見て、自分の好き嫌いがはっきりさせていくだけで少しずつ生きやすくなる」って発想が好きです。


私もいい加減、ブログに依存するのではなく自分で積極的にいろんなもんを体験して、
それをブログに残せていけるようになれればいいなと思ったりしてます。