ネットのフェミニズムに関する議論、実は男女の問題じゃなくて「世代」の問題の方が大きいんじゃないですか?ぶっちゃけ「ロスジェネ」世代はここでも厄介者になってるんじゃないですか? 男女問題のせいにしてるけどシロクマ先生の言うところの「ちゃんと年を取れなかったおじさんおばさん」が言い争ってるだけなんじゃないですか?という救いようのない話がされていた。
思い当たるところがないわけではないのでつらい。
何回もおんなじこと言うけど、
— もぐ。 (@bluemogumogly) February 13, 2020
弁護士さんとその周辺のフェミニストさん達は、年齢からいって、90年代のオタクバッシング報道時にテレビを見て人格形成した世代で、自分たちも学校などでオタク差別のいじめをしていた層だから、その価値観が変わることはおそらく一生ありません。
うーん。なんかこういう話よく聞くけど、私は当時は全くオタクではなかったし、オタクバッシング報道が過熱していたころにテレビを見てなかった(テレビ嫌いの父の方針でテレビをろくにみせてもらえなかった)ので、この感覚が全く分からないんだよね。
ただ、もし「ずっとオタクは間違って劣ったもの」だと信じていて、
実際その通りにオタクを見下すという価値観を30年間保持してきたのであればもうきついよね。
もうその人にとってはオタクは「そういう存在」なわけだし。いまさら自分の誤りを反省してなんてことができるわけないよね。
悪気のない無意識のレベルにまで浸透した差別意識を持ったまま「リベラル」とか「フェミニズム」みたいな運動始めちゃった人は、差別を許さない私、という自己像に真っ向から反する自己イメージなんて絶対に受け入れられないはず。むしろ、自分を守るためにも積極的にオタクくんは悪者であってもらわないと困るでしょ。
これはアンチフェミニズムをやってる側も同じく。あいつらこそが悪者だっていってフェミニズムを過剰にたたいてた人たち、今更それ引っ込められないでしょ?
もう「感覚は変えられない」し、「メンツとか自己イメージのためにも自分の意見を撤回できない」状態になった40代のフェミニストとか反フェミとかはネットをやめるか、転生するか、いまのままいきつくところまで闘争を続けるか、の三択くらいしかなさそうだし悲惨だなーって思いますね。
https://togetter.com/li/1469374
あっさりとフェミニズム教授がやらかしてしまったようだし、本当にオタクが悪者っていう学問以下の素朴な感情で動いちゃってるみたいですね?
「自分が部分的にでも間違ってりとか、状況が変わった」という可能性をちょっとでも想定してる人は今みたいな態度取らないと思うんですよね
だから私は過剰な物言いするの嫌いだし、仮に強く批判するのであれば「ちゃんと理由を述べる」ことがひつようだって言ってるんですよ。
そもそも過剰なものいいをしなけければそこまでこだわらなくていいし、せめて理由をしっかり述べていれば状況が変わったときに撤回もしやすい。
それを考慮してない人たちは、リスクっていう感覚が全くないんですかね。「自分の信用」を全力二階建てでポジを張り続けられるその前のめりっぷりが本当に見ててハラハラする。なぜなら自分たちは絶対に正しいから? だからリスクなんか考慮する必要はないと。うん、リーマンショックの時にCDOをばらまいてた証券マンみたいなこと言ってるなぁといつも思いますね。そんなリスクのある言論をRTしてる人がいるので無限にリスクが高まっていくという状況、怖いけどわくわくしますね。
あるいはリスクの概念がないんじゃなくて、「自分の過ちは自分が認めなければ過ちにならない」という安倍総理みたいなメンタリティだからなのかもね?
この点においてはシュナムルさんという人が、「ツイッターで自分は完全無欠みたいにイキってるフェミニスト」の成れの果ての姿をすごい見せつけてくれてますよね。はてなではシュナムルさんのこのやらかしはあまり話題にならなかったけど、ここまで露骨に地金晒した人も珍しいよねというくらいの醜態ぶりを晒したことがありました。
私はこの件から、シュナムルさんは「都合が悪くなったら安倍総理と同じ振る舞いをする人」という認識ですので、どんな正論を言おうが「はいはい都合が悪いと安倍しぐさするシュナムルさんが同族嫌悪でまた発狂してますね」としか思わなくなりましたね。自分の言論や態度についてのリスクという意識がない人たちは、一度明確に間違った後に地金がもろに出るなと。粉飾決算しまくりの人の言うことは聞いてもしょうがないんじゃないですかね。
88年~95年頃のオタクバッシング風潮の意識を引きずってる40過ぎの人たちはある意味メディア報道の被害者かもしれませんね
当時オタクを蔑視してたのは女性だけでなく男もそうだったと思うし、今でもオタク文化は商業面以外では下に見られてると思うけど。とにかくアラフォー以上の人たちにとってオタクに対する意識改善となるイベントは特に発生せず、逆にメディアを通してオタクへの偏見や嫌悪感を強化する機会は何度もあったと思われる。
オタクバッシングをしていた側からしたら特に意識を大きく変えるイベントもないまま「いつのまにか間違った存在であるはずのオタクが世に出てきてしまった」くらいの意識なのかもしれないわけで。悪気は本当に全然ないんだろうなと。悪気がないいじめっ子って最悪なんですが、かといって今更いっても仕方がないよね。
謝罪とか反省とか求めても無理だと思うし、認識の切り替えも無理だろうから、お互いに無視しあうしかないんじゃないですかね?
40代の男性オタクの方と、宇崎ちゃん騒動の話が出た際に、
— もぐ。 (@bluemogumogly) February 14, 2020
「あー、同級生の女子は昔からあんな感じだったよ(あきらめ)」
って反応だったので、あ、この人達の同級生世代だったのか、と。
当時は宮崎事件の頃で、テレビではオタクバッシングが酷かったみたいです。
理をもって説けば理解を得られるはずだ、という信念で活動をされている方々には敬意を抱きますが、
— もぐ。 (@bluemogumogly) February 14, 2020
あの人たちの年代の女性からすると、それは自分のこれまでの人生の否定に繋がりますので、拒絶感は大きいと思います。
ただ、当時バッシングをしていた側は差別という意識はなかったのではないかと思います。30年かけてリニアに世の中の価値観が変わっていったのだと思います。
— もぐ。 (@bluemogumogly) February 14, 2020
30年後には今のわたしの価値観もその頃の世の中とずれているでしょうね。そのことは忘れないようにしたいです。
元のツイートをキツイ口調で書いてしまったので、過激派と思われてしまったかもですが…
— もぐ。 (@bluemogumogly) February 14, 2020
世代間によって価値観のギャップはどうしても生まれてしまうと思うんです。
摩擦を避けるには…うまく「別居」状態ができれば一番ですかねー。
若い世代はもう全くおじさんおばさん世代の話なんかに興味を持たずにオタクコンテンツ楽しんでるのかもね
そう考えるとさ。
ネットで「フェミニズム」を名前を挟んで行われてることってさ。若者から見たら「価値観や過去の記憶・トラウマを更新できないロートルなおじさんおばさん」が古臭い価値観同士で殴り合ってるだけのオワコンなのかもしれませんね。
若者はおっさんおばさんの醜い言い争いについて「あほくさいな。この人たちバカなの?」って言いながら横目でスルーして、自分が好きなもの楽しんでほしいなと思いますね。
母が若い頃(30代)に「50歳すぎると価値観を変えるなんて無理なのよね…」と言ってたのを聞いて、ああ、嫁姑問題って世代間ギャップなんだなーと思ったのを思い出しました。(フェミニズム関係なくなった)
— もぐ。 (@bluemogumogly) February 14, 2020
フェミニストの皆さんは、実際そこまで高齢ではないと思うんですが、茜さやさんをバッシングしていた時は怖かったです。
— もぐ。 (@bluemogumogly) February 14, 2020
年代的には、嫁をいじめる姑をイメージしてしまいました。(本人達はそう思ってないと思いますが)
多分このネットにおけるこのけんけんがくがく、将来に全く何の貢献もしないと思うんだよね。 という虚無を日に日に感じている今日このごろ。
フェミニズムも反フェミニズムも、どっちも「おっさんおばさんの不毛な言い争い」でしかないならせめて若者の選択の邪魔にならないようにするしかないのかもね
宇崎ちゃんにしても、ラブライブにしても、彼ら彼女らの世代のための作品だと思います。
— もぐ。 (@bluemogumogly) February 14, 2020
絵を見て過剰な反応をする前に、その作品は本当に自分に関係があるものなのか、自分が口を出すべきものなのか、考えてみてほしいです。
とにかくおっさんおばさんの承認欲求ごっこでしかないって自覚は持ってないとだめだわ。
「若者」をやめて、「大人」を始める 「成熟困難時代」をどう生きるか?
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