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「リーマンのときは外食系の優待利回りが10%みたいなのがゴロゴロしとったんじゃよ」

リーマンショックおじさんによく聞かされていた外食優待利回り10%の世界が近づいて参りました。

 

優待銘柄代表格であるクリエイトレストランツの株価はこの2ヶ月で1200→540まで下落。

 

高くて買えないと言われていた優待銘柄がいよいよ手に届く範囲まで。ここは利回りを下げることはないと思うので大変お買い得に。

 

(とは言っても、リーマンショックのときは現在価格で170の水準だったのでそれと比べたら3倍高いんですけどね!)

 

 

 

今すぐに買うならクリエイトレストランツがおすすめかな?

 

というわけで優待銘柄はそろそろ買いむかいたくなる水準です。

 

実際今回の暴落を見て慌てて口座開設をしている人も多いようです。

 

 

気をつけないといけないのは今回のショックで、資金調達力が乏しい銘柄は買ってはいけないということです。

 

損益分岐点が高く、今回のコロナショックによりホテル・旅行などと並んで最も打撃を受けているの業界の一つなので、何社かは潰れてもおかしくないですし優待廃止のリスクもあります。

 

すかいらーくなどは少し危険です。後ろ盾であったベインがイグジットするために急遽豪華な優待を新設して話題になりましたが高い利回りにより優待費用が嵩み、財務圧迫が大株主から批判され続けていました。いままではそれ以上の利益が出ていたので問題視されていませんでしたが今後は安泰とは言いにくいです。なくなりはしないでしょうが怖いですね。

 

コロワイドはバランスシートの50%近くがいつか減価償却しなければならない「のれん」である、という財務のやばさピカイチの企業ですが、こちらも高すぎる配当利回りが批判されていました。ただしこちらは高株価を維持してM&Aで拡大を続ける企業なので、配当をやめたら株価が更に下がってもっと苦しくなります。さらにここはY銀行のバックアップが強力なので優待なくしたりはないでしょう。Y銀行が潰れない限りは。

 

コメダ珈琲はコロワイドと同じくやばいですね。この会社ものれんがバカでかい上IFRS採用企業なので、業績が悪くなると強制的に減損処理が必要になります。

 

 

この点において、クリエイトレストランツは他よりは安心感があります。三菱商事による全面バックアップによる資金調達の盤石さもさることながら、主戦場がイオンなどのショッピングモールです。客足が減っているとはいえ、イオンは比較的自粛ムードがゆるく来客自体はあります。IFRS採用企業でありこちらものれんはそこそこあって減損リスクはあり得ますが、コメダと違って一つ一つの企業は小さくばらけているので一気にズドンのリスクも小さいです。(直近買収したばかりの企業は少し警戒)

 


それでも現在の株価540はさすがに安すぎると思います。月次次第ではバーゲンセール状態と言えるでしょう。

 

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