頭の上にミカンをのせる

マンガアニメ大好き兼業投資家の日記です。WORLD END ECONOMiCAアニメ化のCFを応援しています。

「ダンジョン飯」7巻  イヅツミのエピソードが好き


ダンジョン飯5巻以降です。

5巻の展開はつらいですね。まさかこういう展開になると思ってたなかったので悲しかったけれどいろいろあって6巻の後半から加入したイヅツミに関するエピソードがどれもよい。


「一見不合理に思える」程度でなんでも反発するのが賢いと思っていたら大間違い

以前イケハヤ界隈のとある母親さんがこういう発言をしたことがあった。
togetter.com

これは「とにかく他人に合わせないことが良いことだ」という考え無しの親による虐待に近い行為だと思います。まぁこどもによく考えずにキラキラネーム付けておいて、後で子供から恨まれたら逆切れするような人もいるみたいですが、こういう人たちって基本的に子供のことを真剣に考えてないんですね。自分がその場限りで気持ちよくなるために子供を利用してるだけだなと思いました。

こういうのを見ると、いやでも教育資本の格差を感じるし、義務教育の必要性も感じる。(こういう親に限って学校教育否定しそうだけどね)



6巻から、上のまとめのようになんでも自分の好き勝手にして協調性がないイズツミっていうキャラクターがパーティーメンバーに加入する。(上の親と違ってこっちはかなりエグい設定ではあるのだけれど)

そして、先ほどの食器の持ち方についてもまさに上のまとめみたいなことを言い出す。これが他人からはどう見えているのかをマンガで示す。上の親はこれ見ても同じこと言えるんだろうか……。

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これについて、ダンジョン飯の出した答えはかなりわかりやすい。
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人がほかの人に妥協したりして合わせるのは、人に合わせないで自由にばかりしている方が「つまらない人間」になっちゃう可能性が高いから

イズツミは一事が万事この調子。

好きなことしかしない、周りに合わせようとしないことについてたしなめられた時もこういうことを言う。

「私は好きな道を選ぶ。アンタもそうすればいいだろ」
「ずっと気になってたんだけど、どうしてもっと自分の好きなようにしないの?
 魔物食だってあんなに嫌がりながら食べてさ。理解に苦しむんだけど」

こちらにたいしてマルシルが答えた内容もとても興味深い。
このあたりのやり取りはぜひ実際に読んでみてほしい。

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概要だけ言うと。

「目標や目的」があるからこそ嫌いなことも避けずに通るのだ。

目標や目的があるから、どちらの方がそれに対して近道であるかを考えるのだ。

嫌いなことを避けることは「遠回り」だし、場合によっては「迷子になる」原因なのだ。


こんな感じの受け答えになっている。


一人でできることだけやるなら、好きなことしかしないだとか周りに合わせようとしないというのもありかもしれない。


でも、それなりに大きな目的や目標を持って行動した経験がある人は
「好きか嫌いか」よりも「どちらの方が目的にたどり着きやすいか」という軸で考えられる。




この話が全く分かりませんっていう人は、我慢して嫌いなことをやってる人を表面的に見て馬鹿にするかもしれない。

そんな人生なんて面白いんですか?みたいに挑発するするセリフ側に魅力を感じるかもしれない。

イケハヤ界隈とかはまさにそういう短絡思考の人間を捕まえることで成り立ってる。

でも、私はそういうことを言ってる人間の方がつまんないと思うんだよね。

常にそうというわけじゃないけれど、人生のどこかのステージで

「目的や目標を持って、そのためであれば」つらいこととかしんどいことから逃げずに続けられた人の方が絶対に格好いいよね。


ダンジョン飯はこういう「大事なこと」をサラッと描いてくれてるからすごく上手いなと思う

ちなみにこの記事だとちょっとおっさんの説教みたいな語りになっちゃってますが。

あくまでもこの作品はダンジョン探索&グルメがメインなので。そこで長々と説教的なことを続けたりはしません。

マンガだともっとあっさりと流れるように語ってくれてます。

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大事なことをあっさりと語りつつ、でも伝わるように描いてくれるこの塩梅がとっても魅力的。

ダンジョン飯 7巻 (HARTA COMIX)

ダンジョン飯 7巻 (HARTA COMIX)


カブルー君のキャラもすごい味があって好きだし、この先も楽しみ。


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イズツミちゃんが人を気遣えるようになったシーンぐっとくるー