※「グリザイアシリーズ」「生徒諸君教師編」や「悪の教典」を事前に読んでおくととても楽しめます。
「高校生を養いたいお姉さん」の作者さんの作品で、ストーリーは感情の起伏がない、機械のように無感情な教師が女子高に赴任し、問題児ばかりが集まった1年A組を掌握していくというお話。
「高校生を養いたいお姉さん」同様、極端に戯画化されたキャラクターをもとに表情豊かなやり取りが楽しめる作品となっています。ストーリーは新鮮味は薄いですが、とにかく感情むき出して非常にわかりやすいマンガなので、読んでて飽きることはないと思います。
「これなんてエロゲ」って言いたくなるくらい懐かしいノリで好き
教師か生徒かの違いはあるものの「グリザイア」シリーズの主人公を思い浮かべながら読むとだいたいそのまんまの作品です。
「かにしの」やオーガストの作品が好きな人ならより楽しめるでしょう。
7つの大罪(八つの想念)みたいにわかりやすい特徴を持たされたキャラを順番に攻略していく
とにかくわかりやすさを突き詰めたような作品で、登場する問題児たちもまじりっけなしでそれぞれ純粋なキャラクターです。
七つの大罪(七つの罪源)は、4世紀のエジプトの修道士エヴァグリオス・ポンティコスの著作『修行論』に八つの「人間一般の想念」として現れたのが起源である。キリスト教の正典である聖書の中で七つの罪源について直接に言及されてはいない。八つの想念はエヴァグリオスによると「貪食」、「淫蕩」、「金銭欲(強欲)」、「悲嘆」、「怒り」、「怠惰(アケーディア)」、「虚栄心(自惚れ)」、「傲慢」である[2]。
それを5世紀の初めに(360年頃-430年頃)が「八つの主要な悪徳」としてラテン語世界へ伝えた。一覧の四番目と五番目が入れ替わり、順序が<1>貪食、<2>淫蕩、<3>金銭欲(強欲)、<4>怒り、<5>悲嘆、<6>怠惰(アケーディア、倦怠)、<7>虚栄、<8>高慢、となった[3]。
6世紀後半には、グレゴリウス1世(540年頃-604年)がその内の「高慢」をすべての悪の根として別格扱いとし一覧から外し、高慢から生まれる「七つの主要な悪徳」として次のものを挙げた。<1>虚栄、<2>嫉妬、<3>怒り、<4>悲嘆、<5>強欲、<6>腹の貪食、<7>淫蕩、である。カッシアヌスの伝えた一覧の「怠惰(アケーディア)」は「悲嘆」に含めてまとめられ、新たに「嫉妬」が加わった。順序は「虚栄」が先頭に移動し、次に「嫉妬」が加わり、「貪食」、「淫蕩」が最初から最後に移動した。グレゴリウスの一覧は、精神的なものが前に、身体的、物質的な悪徳が後ろに並んでいるのが特徴である。[3]
13世紀のトマス・アクィナス(1225年-1274年)も、その著作の中で、キリスト教徒の七つの枢要徳と対比する形で七つの「枢要悪」をあげている。<1>虚栄(inanis gloria)<2>嫉妬(invidia)<3>怠惰(acedia)<4>怒り(ira)<5>強欲(avaritia)<6>貪食(gula)<7>淫蕩(luxuria)となっており、グレゴリウスが外した怠惰(アケーディア)が悲嘆に代わって復活している[3]。
現代の『カトリック教会のカテキズム』では、「七つの罪源」について、ヨハネス・カッシアヌス(英語: Johannes Cassianus)やグレゴリウス1世以来伝統的に罪の源とみなされてきたものとして言及されている。
一人目は傲慢。(モデル)
二人目は嫉妬。(不登校児)
三人目は虚栄心。(インスタ蠅)
という感じ。
特に三人目のインスタ蠅がなかなかいいキャラをしている。
うそだってわかったからって見下さないでよ。
別にあんたらに評価されなくたって、アタシはアタシが良ければそれいいの。
誰に何と言われようが、アタシが浜中を嫌いなのは事実だし
こいおつが恵まれて幸せそうな道を堂々と歩むのだけは許せない!
アタシがちょっと頑張って勉強以外で花中に勝てることってあるワケ?ある?ないよね!?
だって、元から出来が違うんだもん!
それならつばきちゃんたちと一緒にいた方がいくらか人生輝けるチャンスはあるでしょ!
4巻で死人が出てからが本番
4巻までは桃ちゃんのかわいさだけで持ってるような作品だったのでおすすめする気はなかったのだけれど
4巻のラストで大きく事件が起きてここからはちょっと面白くなりそうかなって思ってます。

校舎のうらには天使が埋められている(1) (別冊フレンドコミックス)
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