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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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堀江貴文さんのコロナイチャモン芸について

はてブ見てるとさ。堀江さんはともかく営業妨害してるファンネルとかはダメ、みたいなコメントが多いんですが。。。

 

個人的には今回に関しては堀江さんには一部の理もないというのが私の考えです。

 

 

ちなみに店側に問題がなかったという意味ではありません。少なくとも堀江さんがFacebookで店をした論理があまりにもクソ詭弁なので堀江さんが自滅してるだけで、個人的にはこの店の対応も正直あんまり好ましいとは思ってません。

 

おそらくここからそれほど大きくは乖離してないと思う。 

 

 

堀江さんはもともとリアルではおとなしくてネットで大騒ぎするタイプだと思われている

堀江さんは8月11日にも似たようなことをやらかしています。

 

togetter.com

 

これについてめちゃくちゃ的確なツッコミを受けています。

 

氏のように、機上では指示に従い、地上にて持論をふりかざせばいいわけです!機内では大人しくし、のちにSNSでdisるという氏のこの対応はなかなかイケていると思います。まぁ、一度捕まってますからね。もう拘束とかされたくないでしょ?(笑)

 

今回もこのケースだと思います。その場ではそれほど過激なことはしてないけど、後でネットで何倍にも増幅して悪口を書くということです。青〇才氏のオフレポみたいなもんです。

 

なので、後になって「その場では冷静だったぞ」とか言われてもそれただの話題空死ですよねってことになります。反論になってません。「あなた元々その場ではおとなしいけど後で100倍に盛って大騒ぎする狼少年ばっかりやってるので信じろと言っても無理ですよね」って話だと思います。

 

 

 

 

 

そもそも堀江さん今回の件で何がダメかというと、前提をごまかしていてフェアじゃないってことです

 

これね、お店と客が対等の関係なら堀江さんの言ってることはそこまでおかしくはないんですよ。私は店側の対策を読んで「あまりその対策効果的じゃなくね?」って思ったのは確か。

 

でもこれって、そもそもなんで店側はここまで過剰なことやらないといけないかって考えないとあかんでしょと。効かないとわかってるクレベリンを置いてる店を情弱って言いたくなるのもわかるけど、それって店側が馬鹿だから、で片付く問題じゃないと思うんですよ。その歪みの部分をもっと考えないとあかんのちゃうかなと。

 

 

繰り返しますが、お店がしっかりコロナについて対策してて、客がそれを無視してコロナ感染が発生した場合、ちゃんと客が責められたり店に対する損害などを責任持つ、というなら堀江さんの言うことは正論です。でもそうじゃないよね。そんなつ取り全くなくて、なんかあったら店側が全責任負わなきゃいかん状況を当たり前に放置していて、自分側の都合だけのたまい、それが受け入れられないと事実の歪曲までして店をたたこうとしたのが今回の顛末なわけでしょ。これで「堀江さんの言うことも正論だから」と言ってる人いたらアホだと思うよ私は。

 

 

 

でも現実そうじゃないわけです。店がその被害や責任をすべて負うんですわ。少なくとも法的には。客が負うリスクってすごい少ないわけ。自分がコロナにかかるリスクだけ気にしてたらいいんだから気楽なもんよね。

 

この不均衡状態において、店が客より過剰に対策するのは当たり前ですよね。むしろこの件で客の発想で「お店の人はちょっと過剰に対策しすぎ」って言ってる人がいたら、その人は想像力がないなと思うかな。

 

コロナ初期だったら客のほうもボコボコにされたでしょう。その頃なら客も社会的に殺されるリスクはあったと思いますよ。その時期から堀江さんが今みたいなこと強弁してたなら私はまあフェアではあるなと感じてたかもしれません。でも今そういう空気じゃなくなってきましたよね。店だけが過剰なリスク背負ってる状態で、全く対等じゃない。

 

 

んで、堀江さん最初からコロナ脳みたいなこと言ってたかというと多分違うんですよ。周りの空気を見て、コロナに過剰に対策してる店舗なんかに不満が出てるのを見てからそこをネタにし始めたんじゃないですかね知らんけど。初期から一貫して言ってたなら信念として納得もできるけど、ただの想像力のないネットのバカを相手に商売してるからバカの代弁やってるだけにしか見えないんよね。しかもやり口が完全にヤクザじみていると思います。流石にこれに関しては細かいやり取りがわからなくてもどっちもどっちという判断はできません。これについてはよほどの事情がないかぎり、堀江さんが計算高くてゲスな人間だし全く支持できる要素がない、という印象しか持てません。

 

 

 

 

タバコとかの提供でも、エロ本の販売でもそうだけど、年齢未満の対象が店を騙して買ったとしても、大打撃を受けるのは提供者の方です。そういうとき、店側がうざいくらいに確認をしたり場合によって断るのは当たり前ですよね。そのときに未成年のバカな若者が「バレたとしても俺が怒られるだけなんだからいいだろ。なんでそんなに厳しくする必要があるのか」と言ったところで「黙れ小僧!お前が風評被害や損害、行政指導からこの店を救えるのか」でしょ。

 

堀江さんが厳重すぎる店をコロナ脳といってバカにして回るのはけっこうですが、それなら「自分が行ったことある店で一ヶ月以内にコロナ感染何かあったらあらゆる被害を全額保証しますから俺だけはマスク免除にしてください」って名刺を置いて行けばいいんじゃないですかね。それなら対等ですよね。

 

 

 

 

 

結論

 

だらだらと語りましたが何を言いたいかというとみんなわかってる結論です。

 

 

「堀江貴文という現象はいつの時代も繰り返す新興貴族の傍若無人という概念の具現化した存在」「堀江貴文自体には当たり判定がない耐久スペルカードなので、たまたま視界に入ったらその日は運が悪かったと思ってやりすごそう」「ただし、堀江信者が調子に乗って一般社会に迷惑かける場合は丁寧にプチプチつぶしていこうな」

 

 

って感じですかね。堀江さんを使ってビジネスしたいのでなければ本当にただの災害みたいなもんです。ぶっちゃけ、金持ってりゃ何してもいいと公言してて実際に金持ってる人なので、一般庶民が何言おうが堀江さんからしたら屁でもないでしょう。それでいて彼から得られることはないのだからお互いにかかわるだけ不幸です。

彼は今の資本主義社会がどういうものかを見せつけてるだけの存在なので、彼自身はおいといて、裏にある資本主義社会や、評価経済(インフルエンサー至上)社会についての付き合い方を考えた方が良いと思います。

 

 

 

 

ここから余談

話が複雑な上に丁寧に説明しないのでわけわからんとおもったらそっ閉じしてください。

 

ちなみに、この不均衡問題は表現の自由関係でもよく起きています。「万が一未成年に問題があったらどうするんだ」という話です。特にジャンプ批判してるフェミもどきさんたちの言い分とかね。

 

ジャンプ批判のときよく見られるのが、「なにか問題があったら表現者や出版社が100%責任がある」という立場で主張を展開する人たちです。

 

「少年向け」というところが根拠なんでしょうね。読者側の責任はなく、なにか問題があったら全部表現者側が悪いという建前で話す。本当はオタクが嫌いなだけなんだけど、オタクが好きな表現を潰すために、あえてオタクを無視して出版社だけを攻撃する。そして客は一方的な被害者のように扱う。自分が不快というのではなく「少年少女に悪影響が出るから」という言い分を取る。

 

たちが悪いのはこの人たちは、自分がリスクをとってるわけではないのに、店側にこれだけのリスクをとれと言うだけで物事を自分の思い通りにできると思ってることですね。

 

世の中にはいろんなクレームの付け方をする人がいるわけですが、どんなクレームでは一面的には正しいです。だからといって、あんまりフェア出ないことを言ってる人の言うことが力を持たないようにしてほしいなと思いますね