私に対して「批判的なことをいうと反応するから良いおもちゃだよな」というコメントをしている人がいました。
さすがにそういう認識の人のために時間を費やすのはもったいなさすぎますし、直接こちらに投げかけるような言葉遣いをしていても全く対話を望んでいない人ばかりになってきているとは感じていたこともあり、本日以降、はてなブックマークのコメントにいちいち対応するのはやめます。批判的な意見言われた場合も参考にすることはあるかもしれませんが応答はしません。
note.com
なんかすごいのが上がってた。
最初の印象として「こういうのは株買ってからやれよ……」って思いました。(株主だったらごめんなさい)
男に対して「アツギの商品買ったことないくせに口出しするな!」って言ってた皆さん。会社にこういう電凸したいのであればマジで株買ってからにしような!ここの株単価が低いのでたった5万円ちょっとで株主になれますよ。
これはただの消費者の電話としては度を越してます。普通にこのわかばという人は「質の悪いクレーマー」という認識で問題ないと思います。
株主がIR担当に電話かけてるならまだわかるんだけど(それでも図々しいと思うけど)、ただの一消費者がこれだけ長時間担当者捕まえて話聞くだけじゃなく「担当者はやめさせないで」とか提案までするのかとちょっとドン引きです。普段だったらたぶん相手にされなかったでしょう。正義の行為を行ってるつもりですごい気が大きくなってたんだろうなあとほほえましい気持ちになりました。
あとこのあたりの記述見ると、このわかばっていう人は相当認知ゆがんでてやべーやつだなと思いました。
猛烈に驚いて、思わず「なかったんですか?!」と聞き返してしまった。てっきり、クライアントからの指示を受けて、「タイツの宣伝なのに履いたタイツ見せるためにスカートまくり上げてるイラスト」なんて酷いものを描かされ、仕事にケチがついてしまった作家さんがいたのだとばかり思っていたのに…。
なるほどこういう認識ならアツギをぼこぼこに叩こうとするわけだわ。たぶん一生懸命アツギ叩いてる人もそういう認識の人多かったんだろうな。普通に西沢ミリさんとか普段どういう絵を描いてるのか知ってたら絶対出ないと思うんですが、ほんと脳内で勝手にいろいろストーリ作り上げてそれに対してキレる人っているんだな。
というわけで、このわかばって人は社会常識的にくるってるやべーやつだなとは思うのですが、本音を言うと、アツギさんは数年前に電話した時にIRの対応がクソ悪くて嫌いだったので「いいぞもっとやれ」っていう気持ちもあります(私怨)。これをきっかけにして、マーケティングだけでなくもっと消費者や株主とコミュニケーションを取っていってほしいな。
おまけ1
もし自分が上司で男性がこの企画持ってきたら馬鹿かお前って言うと思うし、女性が持ってきたら「大丈夫かな?」って聞くけど「女性にも人気なんですよ、可愛いですよね」って言われたら通しちゃうと思う。
— ひつじ (@sake_hitsuji) November 3, 2020
よく要求される「上司も女性にする」「ジェンダー専門家の内部チェックを入れる」のような解決法を導入すると、どのように静止されるのだろう。「この表現はきっと男性から性的な視線を受ける。それは女性を性的に消費することを助長し、女性の人権を侵害する。だから止めるべきだ」となるだろうか。
— すずもと (@aruto250) November 4, 2020
女性には内なる男性性があり、男性にも内なる女性性があるわけですよね。ここ30年ほど、ケアの問題や女性への配慮などで「男性は内なる女性性をもっと引き出せ、伸長させろ」という要求が高まり続けている一方、女性の内なる男性性については「そんなものは存在しない」という扱いになっているけれど。
— すずもと (@aruto250) November 3, 2020
なぜなら「男性性」はイコール「加害性」として扱われてきたからなのですよね。男性が女性性を高めるのは結構なことだ、どんどんやるべきだ、と言われる一方、もし女性が男性性を高めているとしたら、それは「加害性」を高めているのと同じことになってしまう。そんなことはあってはならない、という。
— すずもと (@aruto250) November 3, 2020
このあたり真剣に考えていくべきなのかもしれませんね。「女性の上司が増えればOK」「ジェンダーの専門家を入れれば解決」とだけ言ってる人は何にも世の中かえられないと思います。不可逆的に女性の社会進出を進めていきたいのであれば、不都合なこともちゃんと考えたうえで理念だけでなくてどういう形がベストなのかも考えていく必要があると思いますん。
おまけ2
私の感覚でも「タイツであの絵はどうなの?」なんですが、何度も言うように若い人たちの感覚だとそういうのは無いと思います。ふつうのこと。
— 芦花公園 (@ROKA_KOUEN) November 6, 2020
若い人ぶりたいわけではなく、若い人の価値観を否定する鬱陶しい人になりたくないじゃないですか……。
— 芦花公園 (@ROKA_KOUEN) November 6, 2020
「こんなのはエロくないもん!」じゃなくて、「我々よりもっと若い人たちはこれをエロく感じないし、そういう人たちへのマーケティングなのでは?」という視点の話ですね。
— 芦花公園 (@ROKA_KOUEN) November 6, 2020
森倉円先生はかなり一般寄りの扱いになってる。環境庁のキャラクターが、平成でいうとこの「学習漫画」ライン。ファッション誌がアニメコラボをやってる。と、こんな感じであれこれと物事に補助線を引いていくと、あっ、これはもう平成とはかなり感覚が違いますね、となる
— ヤヤネヒロコ ⋈⚡️ (@chat_le_fou) November 6, 2020
言ってないし言う気もないし言いたくもないし
— ヤヤネヒロコ ⋈⚡️ (@chat_le_fou) November 6, 2020
はてなでフェミごっこやっていらっしゃるみなさん、だいたい30後半から40代だと思うんですけれど社会が変わってきてるのに自分たちが10代から20代の頃の鬱屈をコメントで晴らそうとしてるとしか思えない方々が多数みられます。
そういう個人の自己実現とか江戸の敵を長崎で討つみたいなのをやめろとは言わないんですが、そういうご自身の妄執に若い世代を突き合せようとするのとかはちょっとどうかと思うんですよね。
フェミニズムやリベラリズムが社会を革新に盛っていきたいというのであれば、ほんとに自分自身の感覚と今現状がどうなのかとかは区別して語っていただきたいなという気持ちになることは結構ありますね。
フェミニズム自体は古びない者だと思いますが、フェミニズムやってる人たちはちゃんと自分をアップデートしていかないとだめだと思います。なんか男性にだけアップデートしろって言い続けてるくせに自分の認識は全くアップデートしてない化石みたいな思考の女性の方々がはてなブックマークには多すぎる気はしますね。
繰り返しますが、私はアツギを擁護する意思は全くないです。
批判しておいて参照するのは我ながらダメだと思うんですが、読んでしまった以上見て見ぬ振りもできないので言及しておくと
上のnoteによると、今回の件は別に明確に若者向けという意図があったわけでもなく、ターゲットも明確化されておらず、本当に何も考えてなかったというお話だったことが明らかになりました。
要するに、今回のアツギは本当にダメダメだったということです。
若者向けマーケティングだったんじゃね?という私の推測は誤りでした。ごめんなさい。
もし若者向けマーケテイングであったとしても批判すべき点たくさんあったと思っていますがここまでひどいとは思ってなかったわ。
アツギに関しては全く擁護するつもりはありません。