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「どうやら僕の花嫁は女騎士団なようで。」 今年度FANZA同人売り上げ1位の作家が描く押しかけ嫁もの作品

おそらく、今年FANZAで一作品ごとの売り上げがトップの作家さんといえば「のり伍郎」さんだと思います。

10月22日に発売した新作は1か月たたずすでに50000部に迫る売り上げ。月間売り上げでは2位にトリプルスコアをつけての圧倒的な販売数を達成しています。下世話な金の話をすると、一冊792円の場合作家さんの手取りは400円になるため、1冊だけで2000万円の収入、なお、シリーズものも20000部ずつくらい積み増しているので1か月で3000万円以上の収益になっていると思われます。初動のスピードだけ見るとFANZA同人のなかでも間違いなく最強です。
※ただし、作品を出すペースの関係もあり、1作品に限らずサークル単位でみると年間売り上げトップは「チンジャオ娘。」で2位が「青水庵」。3位が「クリムゾン」って感じかなと思います。

そんなのり伍郎さんの大人気作品は「普通の男の子の家にギャル3人が押し掛けて我が物顔にふるまい、主人公はそれに振り回される」という内容です。

(※FANZA作品一覧ページへのリンク

この作品があまりにヒットしたためか、有名サークルが同じように「男の家にギャルが押し掛ける」シチュエーションの作品を出しており(ひし形とまる、ひとのふんどしなど)
「小説家になろう」でも「FANZA」でもランキングが重視されるサイトでは、ヒット作品が出てきたら類似のフォロワー作品が出てくるのは同じなのだな、という印象があります。


なぜわざわざこの話をしたかというと、「のり伍郎」さんの一般向け作品もほぼ同じ内容だからです

FANZAという限られた客層相手とはいえ累計20万部をこえる大ヒットを達成しているわけです。
それとほぼ同じコンセプトの作品が一般でもヒットするのかどうかはちょっと興味あるんですよね。

少なくとも、なろうのトップ人気作品の中では一般でもヒットしたものがあるわけですし。
なんというか、「エロ漫画がうまい人」がエロが制限される一般雑誌でも成功するケースとそうでないケースの違いみたいなのが気になります。





というわけで「どうやら僕の花嫁は女騎士団なようで。」の紹介です。

といってもあまり紹介することがない。

話はめっちゃシンプルで、異世界からやってきた4人の女性たち(それぞれの種族の代表者)が

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のちに「勇者」として覚醒する定めである主人公の嫁に選ばれようと一挙に家に押しかけてくるというお話です。

その後は4人がお互いにいがみ合いながら、すきをみて主人公にモーションをかけてくるの繰り返し。




最近似たようなことやってるアニメもありましたが

こちらの場合はピーターはちゃんと強い戦士であったのに対し、本作品は覚醒前なので本当にただの人間。ただただ女の子に翻弄され続けるだけになっています。



ぶっちゃけいうと1巻の時点ではあんまりおもしろくなかったです。
エロ要素推しばかりであり、エロが読みたいならエロ同人の方読んだ方がいいよねとなるのでnot for meかもしれません。
とはいえ、ピーター・グリルも5巻くらいまであまり面白くなかったのがようやくちょっとずつ面白くなってきたことですし
この作品についても、ある程度巻がそろった段階でまとめて読むといいのかな?



という感じですね。