逆転裁判シリーズ評価
感動した | 3、6、検事2 |
めちゃくちゃ面白かった | 1、蘇 |
面白かった | 2、4、5、検事 |
微妙 | 特になし |
今のところ、1話、2話は微妙だったのですが、3話がべらぼうに面白かったので満足度がかなり高いです。
逆転裁判1をプレイした人は、この逆転検事2の3話をプレイしたらめちゃくちゃ感動すると思う。
→追記:最後までプレイしましたが、6よりもさらに面白かったです。これシリーズ最強作品じゃん!
「サイコロック」の代わりに「サイコチェス」という駆け引き重視のシステムが導入される
サイコロックに近いけれど、時間制限があったり、「あえて追求しない」という駆け引きが必要だったりと会話の緩急を意識したシステムになっている。
このシステムによって抜本的にゲームの印象が変わるというものではないが発想が面白いし御剣というキャラにもあっていて悪くないと思います。
1話 西鳳国大統領のボディーガード射殺事件
1話目から強そうなキャラが登場する。
実は逆転裁判2の4話に出てきた人物なのだがみんな覚えてるかな?
・もともとは狂言事件だった。
しかし終わってみればなぜか一人の死人が……いったい誰が外城を殺したのか?
1話目からかなり難易度が高い事件だった。「検事1」と違って犯人が黒幕の命令ではなく己の明確な意思をもって殺人を行っているのが良い。
2話 刑務所内で起きた殺人事件を解決する
1話で捕まえた犯人が早速殺害される。
御剣は先の事件に関わったものとして、この件も捜査しようとするが、、、
なぜか検事審査会に目を付けられ、検事としての活動を制限されてしまう。
仕方なく、亡き父の後をついで御剣弁護士事務所所長になっていた「信楽タテユキ」にかけあい、
検事ではなく弁護士の助手として事件の解決にあたる。
この過程で弁護士として「依頼人を心から信じること」の大切さを学ぶ。
この事件もかなり難易度が高い。
とはいえ、エピソード単体だと謎がいくつか残るスッキリしない終わり方であり、後々の事件につながっていくと思わせる。
→追記:第二話はもちろん、第一話もガッツリ話に絡んでました。すごい。
3話 未解決で終わった「御剣信(怜侍の父親)と狩魔豪の対決(IS-7号事件)」の決着をつける
逆転裁判3のように、御剣の父親視点の「18年前の過去編」と、息子である御剣怜侍視点の「現在編」を行き来しながら調査する。
・18年前の事件では捜査の途中で「氷堂伊作」の死体が消滅してしまう。
・御剣信が弁護していた天海さんは長引く裁判に耐え切れずに自白し、真実が明らかにならないまま有罪判決になってしまう。
・一方「狩魔豪」はこの際に強引な取り調べによって検事審査会より処罰を受け、それを恨みに思って「御剣信」を殺害する。(逆転裁判1の事件)
・「御剣怜侍」は父の敵を討つために狩魔豪に弟子入りするが、これにより「御剣信」の事務所に所属していた「信楽」とたもとを分かつことになる。
※2話の事件をきっかけにわだかまりが溶け、再び協力関係になる。
・18年後に、同じ場所で「十二星座美術館」が開催される。
その際に有毒ガス騒ぎがあり、さらに行方不明になっていた氷堂伊作(ポール・ホリック)の死体が見つかる。今度こそ事件を解決して見せるとリベンジを狙う御剣。
ちなみに今作のヤハリチケットはここで消費。
この「IS-7号事件」がめちゃくちゃ面白い。
犯人が恐ろしく優秀で執念深い。こういう事件が私は見たかった。
①複数の犯人が別々の事件を起こし、
②その事件がお互いに予期せぬ形で作用しあい
③さらに予期せぬ人物(デリシィやヤハリくん)が場面をかき回す
④さらに検事が自分の名誉を守るために不都合な事実を隠してしまう
⑤過去と未来の間で登場人物に因縁がある
といった要素が絡まった結果、とても複雑な事件になっている。
答えが分かった後で整理するとこうだ。
第三話の過去編では
◆殺人事件
◆死体消失事件
が別々に起きていた。
死体消失の方は、「犯人がそうと知らずに」とあるものを盗んだ結果起きた。これによって事件が非常に複雑になっている。さらに狩魔豪が裁判に勝つことを優先して捜査の妨害を行ったために18年前の時点では真相がお蔵入りになってしまった。
18年後、「死体消失事件」の犯人が「殺人事件」の犯人を見つけるために起こしたのが今回の「有毒ガス騒動」だった。
ちなみに、「殺人事件」の方も、犯人は天海に罪を擦り付けるつもりはなく、他の人物(デイジー)に罪を擦り付けるつもりだったが、「死体消失事件」の犯人のせいでターゲットがずれてしまった。
これらの絡まりあった謎が明かされ、無事に事件を解決し、亡くなった御剣信のもとに報告に行くシーンは胸が熱くなる……。
おまけ ミクモちゃん可愛いヤッター